子平学・四柱推命は予知・予報学 〔子峰院  和珞の鑑定例No69〕

(ツイートより) 

  古い推命帳を見れば、整理したページに添削した師の字で「帰納と演繹」と大きく書

かれている。推命時には何時もこの言葉が頭をよぎる。 推命「できた!」と思いきや 

しばらくするとまだ半ばに気が付き  再度向き合う始末 その御蔭で何時も納得して終

止符を打てる。

この命式もそうでした。良い命式で解決してしまうところ「そうかな~?」なにか納得

いかず再度鑑定書に向かい合った結果がこれ、数年前のことでした。

                   

< 命式・男性 >

才   官 財    丙1干(令)巳寅3支 (5) (月令陽干丙2倍)

庚キ 丙ィ癸キ 辛キ      庚辛2干 巳1支  (3)

寅ィ寅ィ巳△卯ィ        癸1干0支     (1)

甲 甲 丙 乙    日干(A)5 対 財官(B)4

 

用神取法 扶抑法(内格)  内格 偏財格 (羊刃格)

卯寅は半合(大運辰運で木局揃う時 年運に甲に要注意)  

巳寅は害 (大運では冲支合は成立しないが、年運に要注意)

 

< 命式は >

生まれ月は5月夏 月令は丙、身旺、内格偏財格 燥の命式

日干丙は命式上最も強く、敗財も無く一途で負けず嫌い、強い日干を制する干関係は

無く制はきかず、最終的には自身の思い通りにしようとして我を通す人。

月干癸(正官)は、夏の湿気で根無し、丙に尅され有るか無いか解らないような湿気で、

正官としての性格は殆ど出ない。正官は上司を意味するが、月柱にあって社会環境の

人達をも意味する、社会環境の人達は丙よりかなり弱く喜、本人(丙)に取っては扱いや

すい人達である。又、月干が喜の人は、人生上有利である

正財は、日干が尅す関係で目下を現すが、辛正財は年柱(幼少期や青年期)にあって

年干は父親をも意味する。正財と日干丙のバランスは、財弱く裕福とは言えない。

丙は辛財に光で対抗意識強く、その象意は「見逃さない」強さ的には辛は丙に尅され

柔らかで弱く、細かい事に気がつくが、指摘、要求などの干渉の仕方はソフトである。

又年干辛は 月干の癸の影響をうけわずか湿金で丙の光を受け魅力的で 

その干渉法は他人からは好意的に映り賛同を得やすい。

庚財は時干にあって、晩年の経済を現している 社会環境(月柱)月支の巳は 年干喜財

辛に通根還流して時干喜財庚へと繋ぎ、社会環境を通じて生涯財がついて回る事を意味

している。丙―庚財の象意は「無理押しの傾向が出がち」ですが、

丙強く庚は鈍らで柔らかく、干渉の押しの強さはじっくりでソフト型。

 

( まとめて、形影を主体に )

財の干渉心は総じて柔らな接し方で、喜運では、よく気が付き陰陽の財はあれこれと

気が回り 多少押し付けの強いところがあるものの、駆け引きや交際上手、計算や企画

の才能で成果をあげやすく、上司や部下、取引先などの仕事仲間からの受けがよく

統率力を発揮するが、この方の短所は自信過剰で仕事や仕事上の人間関係などを軽く

見る傾向で努力を怠ったり、利点を生かしきれないところにあり

その為 成果や信頼関係は半減の可能性が出てきます。

癸正官は喜であるが弱く、あまり出世は望めない。又財は上記の通り、日干と数字的に

は差が無い様うでも 干関係上差は大きく恵まれているとは言えず 

たとえ喜財であっても忌運では、経済的に相当の貧は免れないと見ました。

 

< 家族関係などは >

年柱の干(父)辛と地支蔵干(母)乙は、干関係悪く両親の意思疎通は取れていない。

辛(父)と丙(本人)は巳を通じて還流、関係は深く父親に対抗意識はあるが尊敬はしていな

いし 独立以降あまり援助の期待できない。

母親乙は燥木で丙を嫌いつかず離れずの関係。月支巳(蔵干丙)の兄弟とは意志の疎通は

あるものの競争意識で何でも話せる相手ではない。日支や時支(伴侶と子供)の寅は

蔵干の甲や丙との関係は悪くないが、蔵干の丙同志の競争意識と甲への援助と燥木の

複雑な関係では、嫌われ役を含め精神的な関係は取り難くく、忌運では負担に感じる事

が多々ある。結果、仕事関係の苦労は比較的少なく、私生活では苦労が多い人と推命。

 

< 命式 >

才   官 財    

庚キ 丙ィ癸キ 辛キ   

寅ィ寅ィ巳△卯ィ     

甲 甲 丙ィ乙    

※月支巳と日支寅は、害の関係で大運での冲・支合は成立しない。

下記寅の冲支合の印は時支寅との冲・支合である。

 

< 大運・男性・逆行7年運 >

97 87  77  67 57 47 37  27   17  7   

〇 ✓ × ✓ ✓ ✓ 〇 〇 ◎ 〇    47歳戊運は化火

癸 甲 乙 丙 丁 丙 己 庚 辛 壬   →(年運)丙己庚辛壬

官 倒 印 敗 比 比 傷 才 財 殺   ←天干運の通変星

未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯 辰   →(年運)癸甲乙丙丁

✓ 〇 △ △ 〇 〇 〇 ✓ ✓ 〇

  寅 卯 卯 寅 

 

(本年63歳)        

〇7歳から16歳までは喜運続き、壬辰運は正官を強め、小・中学校時代は成績もよく

人気者。中学卒業後は普通科高校へ。

〇辰は癸を強めるが、木局がが揃う

17歳からの辛運は、日干丙と強化の干合、数字的には喜忌変遷だが干関係では

平均が取れ人生で最も良い時期となり 高校三年生では就職過程を希望し一年間で

珠算(日商2級)と簿記(日商2級)を取得 スーパーゼネコンへ事務方として就職が叶い、

地方から都市へと移動、実家を離れる。

27歳からの庚運は、喜財を強め喜運、仕事に成果をあげ注目をあびる時期。

12歳からの辰運は、天干癸正官を強め喜運ですが、甲の年運は木局が揃い良い年には

なりません。又大運、地支の卯寅の忌運(大運地支運の説明を含め) 年甲運は酷い状況

になる恐れがあり、こうした時期は転職や新しい事への挑戦は控えるべき。

42歳からの丑運は、金と水を強め2の強さで喜の運を強め◎をつけるか迷ったが、

年の甲、乙(時干喜庚を合去)丙丁と続き〇としました。地支での運はたとえ喜運であっ

ても良いとは言えません。現状維持程度 忌運は酷い状況となります。又年甲(偏印)運

は自身の細やかな功績を自慢ひけらかして他人に嫌がられる状況となります。

47歳戊運は、月干癸と変化の干合、戊は丙 癸は丁に変わり 運の丙は年干辛を合去

天干は月干丁 日干丙 時干庚だけとなり命式は大きな変化をおこします。

この時期実家に変化があり 遠距離の旅費や兄弟と伴侶の板ばさみなどで精神的にかな

り参った時期と聞きました。

57歳からの丁運 57歳化火丙の年運 脳梗塞で倒れ軽い体の不自由の後遺症を残しま

した。日常生活に不自由は無かったものの 思考力もそれ以前の様にはいかなくなった

そうです(原因は47歳からの大運化火の頃に、その火種はあったのではないかと推

察)。その頃お姉さまからの依頼でした。息子さんは自閉症で引篭もり、伴侶とはしっく

り行かない状況を見て、今後の心配からでした。それ以降大運は亥丙戌と続きます。 

地支運は上記の通り 推命上、此処までの症状が出た以上67歳から丙運は、

火を強め症状の軽減は望めない可能性は大きいと見した。

救いは命式の喜の庚は月支に通根、社会運からの財にありなんとかなる筈と伝えた。

現実には、それ以前の仕事は能力的に無理となったが、雑用的な仕事を宛がわれ会社に

残る事ができた。お姉さまは後日「やっぱり大手企業は福利が違うわね」とおっしゃて

いました。寿限は77歳からの乙運で、時干の喜庚を合去する時期 脳梗塞の再発でと

推察。それまでも運的に見て、命の問題が生じてもおかしくはないと推定しました。

 

< 感想 >

人生で何時が恵まれ、何時辛い時期なのかを伝える事を第一に考え、

辛い時期 誰が助けてくれるかを見極め知らせる事も重要と思っています。

この方の場合も、現実社会環境の会社に一番助けられる事になりました。

短所は傾向で、どうしたらより良い人生になるかを、知る手立てとなります

この場合、若い頃本人に出会っていれば、

仕事関係を大切にする事を伝えたでしょう。

この方は17歳の辛運、最高の喜運を充分生かした人と言えます。

今年は63歳、変わらずにお勤めに励んでいるようです。

 

 

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参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/04/08 )

 

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平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む 天干論 ( 庚 ) 

〔 子平学・四柱推命・運命学 〕

この天干論はあくまで劉伯温氏による天干論です。

余談では  北宋(宋)の時代の徐大升氏による反尅の理でも書いてみました。

北宋は伯温氏の明の時代よりも前です。  

 

天干論 ( 庚 )                            

庚金は殺をおび剛強を最もとなし、水を得て清く、火を得て鋭く、土潤えば即生じ、

土乾けば即もろく、よく甲兄に勝てども乙には輪(ま)ける。    

 

( 訳 )                               

日干が庚で、丙の偏官の透干の人は、庚が月令に当っていたりして強い方が剛健な性質

となります。強い庚が壬を持ちますと清らかな気質となります。そうした庚が丁火の

制を受けますと、錬金と言い鋭くなります。又未や戊などに根を持つ様な土より、

辰や丑に根を持つ様な土からは非常に助けを受けます。

甲木に対しては、甲よりやや弱い庚でも平気で甲を尅しますが、

乙の場合は干合となりますから、有情の干合や貧合無情の干合等が起り、

有情は例えば日干乙の強すぎをよく押さえますが、

貧合の場合は日干乙は返って弱くなります。しかし日干庚の場合、

貧合となる時は乙を尅し切りませんし、合去の干合の場合、庚は無力になります。

従って甲に対する庚の作用と比較してすっきりしない所を、

負けることがあると言う表現を使ったのでしょう。

 

( 追補 )                               

弱い庚で壬が非常に強い時、従児格にならない時以外を沈金(沈金)と言う。

庚の良さは失われやすいです。尚、制とは受ける側の干の強さより、

やや弱い状態にあたる尅の干が対称です。勿論強ければ尅となります。

※干合には変化、絆神強化、合去の干合があります。               

 

( 和珞の、庚金についての余談 )                           

上記の通り庚、丙との関係で丙に比べ庚はかなり強く無ければ剛健にならないと、

ですから反対に丙が強ければ、日干庚の場合バランスによってだんだん優しく穏かで

人当たりの良い人となります。(そうした人は不満をためています。

時間の経過とともに強い欲求不満へと、堪忍袋の尾が切れる、状態の時期が無いかは、

大運などで見なければならない)。

甲に対しては上記の通りですが、春月生まれで月令に当っていたり木局の甲木に、

1干1支のように弱い庚金・鉈は刃こぼれ状態がおこります。

この状態を我が師は言います「庚道具傷つけば、道具の手入れや修理に甲財かかる 

では 何に出費があるのか探らなければならない。」と庚金は、甲木を切る道具、

庚が日干なら甲は偏財にあたります。何時手入れが行き届き 何時状態が酷くなるのか

を推命、そして健康、仕事、浪費などと出費の原因を探る必要があります。

又、日干庚に対し甲財は 木を切って稼ぐ「きこり」です。「きこり」は考えます。

どの様な切り方をすれば仕事がスムーズにいくか、財に繋がる上質な甲木を手に入れら

れるか等と・・この時庚は職人です。どの様な職人なのかを命式によって見極める必要

がまず出て来ます。鉈を振り上げ、振り下ろし俊敏性や対応の早さは甲との関係で見極めが出来そうです。

乙との関係は甲と比べスッキリしないと書いています。     

日干庚で、月干か時干が乙で絆神強化の干合なら場合によって「尅し切れない」状態は

振り降ろした鉈に蔓となって巻きつき鉈の動きを弱めるような もしくは、

背が低く柔軟な乙は、鉈の重い動きを交すような、

その場合乙の根の種類で決りそうです。

又「スッキリしない」の意味はもっと深読みが出来そうです。

それらはいずれ又書きたいと思います。         

 

Twitterから)                           

 日干庚(鉈)に対し甲財は 木を切って稼ぐ「きこり」です。「きこり」は考えます。

どの様な切り方をすれば仕事がスムーズにいくか、財に繋がる上質な甲木を手に入れら

れるか等と・・この時庚は職人です。ただただ無謀だけの庚ではありません。

どの様な職人なのかを見極める必要がまず出て来ます。と書きました。

日干庚で 側干に甲や乙の透干の場合は刃物として性格は、きつさとして出ますが、

無謀や見境が無い等との意味とは全く違います。

 

2年前のブログです

  ↓

 

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/04/01 )

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平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む 天干論 ( 己 )

 「滴天髄を編纂したのは、中国明の時代 明の太祖朱元璋を助けた

劉伯温と言う人です。」と著書の中で書いてあり、

この時代中国では十干を唱えた中の一人です。

あくまでもこの天干論は「滴天髄」による論です。滴宝先生は「滴天髄は抽象的 

だからこそ皆勉強をするのだろうな」と仰っていました

「滴天髄は提議を投げかけた」と個人的には考えています。

よって推命は立ち止まらず 次から次へ推し進めて行かなければならない、

人は考え 判断し 時間の経過とともに、人生は一時も休まず進み続けているからで

す。滴宝先生は自身を「時を旅する、旅人」と仰っていました。

ですから、もし立ち止まって推命できずにいる人がいれば、

そのお手伝が少しでも出来ればと思い、何時もブログをしたためております。                            

天干論( 己 )                            

己土は卑湿で中正を蓄蔵し、木盛んなるをうれえず、水旺ずれを恐れず、

火少なければ火うとく、金多ければ金あきらかで、もし物、盛んなるを要すれば、

助けるによろしく助けるによろし。                      

 

 (  訳  )                              

己の土は低い所の湿った土にたとえます。その質は、戊土の中味の様なものです。

湿ってさえおれば、木が強くてもそう心配はありませんし、癸水の強すぎに(粘土)対し

ても同様です。丁が1干0支の様に弱ければ、洩気によって丁は尚弱くなる 

又庚が多くても、己が湿ってさえいれば庚をよく生じます。

この様に他の干を助け様とすれば、適当に湿っている事が必要ですが

己自体が弱い時には戊が非常に役にたちます。頼りになる兄貴です。

 

( 追補 )

壬の旺水に対しては、己土は泥土となりますから注意が必要です。

 

( 己土についての余談 )                       

天干や地支についてはこれから先も書き続けたいと思いっています。

ですから、ここで思いの丈全てを書く訳に行きません。

ここではほんの少しの余談。己土を田んぼの土との例えがあり、植物をよく育成します

日干が、上記の如く物をよく育成するような己の方は基本「役立ちたい」との思いが

あります。食神の透干があるのでは?と思う事度々。

しかし 水支や壬や癸の透干無く 丙や丁もしくは火の地支など

多くを持つ人の己土は砂です

日干が砂の人は砂丘の砂の様で姿形を変え至る所へ移動します。

その象意は心のあり方の変動で 昨日と今日の考えや言行に一定性を欠き、

それの度重なりや忌運では、対人関係に信用を失いかねませんが、その事を意識すれば

改善の予知がありそうです。又 砂丘の砂は付着はせず、食神や傷官の庚や辛を汚さな

いとこに長所があります。命式を見て注意すべき点や伸ばすべき事柄を、

認識する事で人生はかなり変わってくるのではと思います。

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 

 ( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/03/26 )

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子平学・四柱推命は予知・予報学 〔子峰院  和珞の鑑定例No68〕

 この方は男性タレント、麻薬取締法違反で逮捕され、世間で話題の人となりました。

仕事は順調で、何が原因でこの様な事になってしまったのかに 興味が湧き今回の推命

となりましたが、命式は年丁・月甲・日壬・時甲、月令乙 となって41歳からの己運は、

月干甲を合去 年干は丁は日干壬と化木 命式は大きく変動しての忌運で被害は酷いは

ずが、現実ではその時期仕事は順調の様でしたので推命を中断していましたが師から、

顔は壬日では無いとのヒントをいただき、PM11時から12時の生時にしました。

この場合日干は次の日を取る事になります 

すると大運も合いこれで推命する事にしました。

子平学・四柱推命は運命学を得意分野として、私は利用させて頂いています。

題して、予知・予報学としました。 

 

<命式・男性 時間推定PM11~12時(子時) >

時 日 月 年    生月4月 季節( 春 )

傷    傷 才    癸1干辰子2支 3)

甲ィ癸キ 甲ィ丁ィ   甲2干(令)未辰卯3支 (9)

子キ 卯ィ辰△未ィ   丁1干未1支 (2)  

癸 乙 乙ィ己    日干3 対 傷才11 

 

傷官偏財は日干の4倍以下 よって用神取法は扶抑法(内格)  

格名=内格傷官格

害 = 辰卯   半合 = 卯辰・卯未・子辰   毒=未   薬=子

内格でB(食神・偏財)は、A(日干)より強く忌 

命式では 癸は喜、癸に通根の子は喜、甲と丁は忌、

丁と甲に通根の未は忌(毒)、甲だけに通根の卯は忌、甲癸に通根の辰は△となる

 ( 大運の喜忌 ) 

喜=庚・辛・癸・己 (己は忌の月干を合去) 

忌=甲・乙・丙・丁・戊・壬 ( 壬は月令乙で 年干丁と変化の干合 壬は甲 丁は乙) 

 

< 命式は >

日干癸は、辰子の根を持ち 辰子は水支の中でも癸を強める季節は春でみ。

月・時干の甲(忌の傷官)は3支の根を持ち春の甲木は元気、甲の根の内未卯は癸を洩気

(吸収)して弱め 癸は甲に素直に従っている甲未卯は丁火を生じ強め甲は洩れた分だ

け弱まる。辰は「長養堪培」癸を強め忌の甲木と命式を元気、柔軟にする役目をしてい

る。時干(貞運は実や種子を現し 特に時支は帰宿する場所で、子供や次の世代へつなげ

る未来は種子と考えて良い)、水の専気で、喜子を支・合する午丑運を年支未が引き止め

る役割をして 大運では支合運巡らず安定して非常に良い子供の可能性。晩年は大運次

第だが時支子は後半忌運の大運を救う可能性を秘めている為 本人次第と言える。

 

< 命式から >

格名は、内格傷官格 傷官は忌。

月令に旺じられ元気な甲木2干、この命式での傷官忌の意味するところは不安

甲・傷官は表現や行動で何時も目立ちたいが心情表現法が目立たなくなる事に不安に

感じている。2干の甲木は行動性や表現の競い合い(表現力の負けん気)月令陰干乙で

甲は忌で3倍の強さは不安の大きさを意味している。不安を払拭する為の努力と、

丁は甲を洩気して表現性の閃き二つの蔵干乙と辰そのものの応用力・柔軟さの演技力

で多才の命式である。印星である金気が天干・地支に全く無く演技力は考えるよりは

行動の、自然な天性的のものである。薄霞(癸)の中、演技(甲)は薄明かり(丁火)に照らさ

れ他の人には無い強い個性的魅力は人気を二分するが、本人に取っては目立つ事が重要

(強い願望)。

年干丁は、演技の為の閃きと目立つ為の薄明かりそして出過ぎる甲忌の傷官を制御する

などの役割をしている 特に月干(社会環境)に強く作用している。

癸は甲に素直に従い社会環境の人達の言う事を聞くが、甲は忌、時に利用される事もあ

る。忌の強い傷官は、プライベートでは人の好き嫌いが激しく人を傷つける様な言行と

なる場合が多々ある。甲忌の傷官は行動性に問題を起こす可能性。傷官(甲)は偏財(丁)を

生じ 行動性・表現力・芸術性で稼ぐ人であり財欲は強い。

 

 < 大運・逆行・今年52歳 >                      

※生日8日 節日同月5日 逆行8-4=4 4÷3=1あまり1 1年運。 

※目立ちたい願望で 丁が弱る時は精神的なストレスになる。

丁が弱る時とは通根の地支が冲合に合う時や、霞が雨に変わる時で喜運であっても

精神的に不安な時が多々ある。何故と思うような不満は、大運や命式の(日干(本人)が

忌の甲を育成したり忌の干に頼る等)至るところにあってそれもストレスの原因となる。

※卯辰は害、大運酉戌運は命式の支合・冲の関係は成立しない。

※卯辰は半合、寅運は木の方局が揃い最も悪い時期(忌運) しかし百年の大

運では巡らず。

※卯未は半合、亥運は木の会局が揃い悪い時期(忌運) 亥は癸にも通根するが

会局は木への作用の方が強く忌運。破格は起らず。亥は水支の中でも壬をより強め、

癸霞は雨へと変わる雨は丁火(忌財)を弱める閃きは鈍る

※甲木は命式の状態で目立ちにくくなる。 

※子辰は半合、申運は水の会局が揃い最も良い時期(喜運)だが 申は水支の

中でも壬を強め上記と同じく、ストレスの原因

※未は毒、未を冲・支合する丑午運は最も良い時期(喜運)となるが、丁が弱る。

又未運は最も悪い時期となる(忌運)。

       

< 大運・順行 >

91 81 71 61 51 41 31 21 11 1

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 ✓ 〇    ※11歳壬運は化木

甲 乙 丙 丁 戊  庚 辛  癸    →(年運)戊己庚辛甲

傷 食 財 才 官 殺 印 倒 傷 比    ←大運干の通変星

辰 巳  未  酉 戌  子     →(年運)癸甲乙丙丁

△ ✓ 〇 ✓ 〇 〇 ✓ ✓ 〇 〇

    未             未

 

※喜運は人生の伸びを現している。この方の場合、人生の伸びの時期と精神的に楽な時

期が相異、日干の左右は忌の干(忌神てんてんと責める)に囲まれた命式で苦労の多い人

と言える。

〇11歳からの壬運は、年干と化木運 格名は外格従児格 内格破格運で変動大きく

忌運。幼少期、年干は父親の財の変化。父親の変化により、父親から行動性の抑制が

少なくなり、自由奔放に仲間と遊んび勉学には気が入らない時期と推測。 

〇41歳からの己運は 月干忌甲を合去して喜運。年干丁は日干癸の側干となる 

干関係は激。喜運であっても精神的な苛立ちからは免れない

〇51歳からの戊運は、日干癸と絆神の干合三倍 傷財11プラス正官戊3未辰2支(5)は

16 格名は内格から外格従児格となり命式は大きく変動 忌の正官での変動は地位の

失墜。52歳の年麻薬取締法違反での逮捕となり、その原因はストレスと聞いています。

〇56歳からの申運は 喜の子申辰、水の会局が揃い人生の最高の時を迎えるますが、

申は水の蔵干の内壬をより強め霞は雨へと変わり丁を弱めストレスを強めま 

年運は甲乙丙丁と運を助けません この時期は本人次第 時支子を生かすも殺すもこの

時期の過ごし方に掛かっていそうです。

滴宝先生はいつも「人は命を知らずして。」と仰っていました。

※月令の強さは60歳までで それ以降は弱っていくと聞いています。

それは「60過ぎて人は、それ程無茶はしないだろう」と言う事だそうです。

この方の目立ちたい願望も60以降は、徐々に軽減されると推命しました。

 

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    参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/03/20 )

 

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子平学・四柱推命は応用物理学  〔子峰院  和珞の鑑定例No67〕

知人の紹介で鑑定書のみでの鑑定となりました。「電話を下されば疑問にお答えできま

す」と知人に伝え鑑定書を預けたが、鑑定書に書いた「平々凡々に生きられる。」

の言葉に感動 納得して頂いたとの事で電話は頂いておりません。

平岡滴宝先生のノートに「命式は立体的 月令を含め九字で見る」との言葉を残してあ

りました。題して「子平学は応用物理学」天干は壬癸だけの命式です。

では1月生まれ壬癸の世界と御案内申し上げたいと思います。

 

< 命式・女性 >         

時 日 月 年    子丑ー支合  

癸キ 癸キ 癸キ 壬キ   壬癸4干丑亥2支 (6)

亥キ 丑キ 丑 子    用神取法(専旺法) 格名=外格従旺格 

壬 己 己ィ癸    生月1月(冬)

 

< 命式は >

季節は1月冬、壬は湖などの凍りついた氷。癸は雪 三干の雪は降り続く雪で暴風雪や

ホワイトアウトの様なもので視界は白一色で何も見えない状況、又この命式には温もり

がなく降り続く雪と凍りきった氷は決して解けて一つになる事は無い 

よって癸は壬を強める事も 壬は癸を強める事は無い。

火気が全く無くこの命式での地支丑は、己辛癸を強めるが己は凍土 癸は霜橋 

よって中の辛は出難く金をあまり強めない。亥は水木(壬甲)を強めるが壬は氷よって

甲は育ち難く甲をあまり強めない。 

 

< 性格など >

格名は外格従旺、自身の思い通りに生きるタイプ 日干比肩天干3干の癸は負けず嫌い

丑亥は凍土と氷で堅く癸は多く強く強情 壬の劫財の協調性、融通性などの性格は、

癸壬は一つになれず  癸干は多く人の意見は聞くが取り入れる事は無い

支合はあっても忌の干地支なく 日干類喜で2支の根あり自信家で物事に動じる事少な

く肝っ玉の座った人。癸は静かで口数は少ないが 思い通りにする為に少ない言葉での

説得力、そして考えを巡らす 降り続く雪嵐に本心を隠し時に謀や策略あり

動く事を厭わず働き者。日干を含め3干の喜癸は良い意味での徒党を組み協力し合う

が、優位でなければならず説得力あって姉御肌 命式は冷たくクールで冷静 良く言え

ば要領が良く頼りになる人 悪く言えばずるい人だが、丙運では1干0支と弱く天上の

雪雲で太陽を隠し 丁運は壬を合去する。よって本質を見透かされる事はなく

明るさはないがそれに変わるものを持っている為、

結局頼りがいがあって好かれ統率力ある人。金銭感覚は上記の通り

忌財である丙丁を尅す為 経済観念はしっかりしている

体質的は、少なくても冷え性の症状からは免れない 

それが原因での複数の持病があるはず。

体型は、水多く冷たく命式は片寄っている。多少骨ばって、成長期には水運続きで

健康的には問題あり。身長は、水は喜であり普通

冷たい水で片寄った命式は多くを食す事ができない、頭をよく使い働き者で肥えられ

ず、どちらかと言えば痩せ型と見ました。水多く肌は色黒タイプ。

 

< 命式 >         

時 日 月 年   

癸キ 癸キ 癸キ 壬キ   

亥キ 丑キ 丑 子   

壬 己 己ィ癸   

 

 < 大運・女性4年運 >

94 84 74 64 54 44 34 24 14 4

〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇

癸 甲 乙 丙 丁  己 庚 辛 壬    年運→丁戊己庚辛

比 傷 食 財 才 官 殺 印 倒 劫    ←干運の通変星

卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子    年運→壬癸甲乙丙

✓ 〇 ✓ 〇 〇 〇 〇 ✓ 〇 ✓ 

    亥 解 解     亥   丑    ←命中の冲支合の地支

 

( 大運は )

※ポイントは 44歳から月干癸を合去する戊運にあり。

〇外格従旺は基本、日干比劫敗と印星が喜 食傷財官が忌 命式の喜の干を強める地支

は喜 忌の干を強める地支は忌となる。よってこの命式では全て喜の干と支になる。

(外格従旺・従強格は日干は喜で 命中忌の干が無い事が多々あります。あればそれを

(疵)とか(疵のあるorない命式)などと呼びます。)この命は疵のない命式。

〇調候用神は行運の丙、しかし0支と弱くあまり使えず冷え性や性格面でのクールなど

の軽減にはあまり効果はありません。

〇運では日干比敗印が喜 食傷財官が忌となる。

〇命中喜の地支を支合する運は、忌運。破格にならず被害は少ない。

〇子丑の支合を解く(解冲解合)午未運は 午未は閑支 子丑が壬癸を通根2強め喜運 

しかし冷え性の症状は酷くなると推定。辛い症状を抱えて負けず嫌いは強まり

弱音を吐かず気を張っての忙しい日々はストレスを強める可能性。

〇己運は月令1,5倍丑1支2,5 A6対B2,5は内格 外格破格運で忌運 

しかし壬は氷 命式にあまり影響を与えず被害少ない。

〇戊運は月干癸を合去 破格なし被害は少ないが、

月干の社会運を抜き仕事の変化や、負けん気が弱まり気持の変化。

元運は20代、40代までは子丑の支合で寝ている為、年干壬の父親のする事を眺めている

だけですが 40以降60までの日支丑は壬と癸を還流 又月干の癸が合去し日干(本人)癸

と年干壬(父親)は側干となり、関係が深まっています。

大運の50代と60代の後半には、年支と月支が解冲解合で年支(母親)と日干が通根で

関係が深まっているため 戊運以降実家との関係が深まり命式はざわついていますし 

時支亥の蔵干は壬 父親と子供の縁の深さを意味し子供が実家を継ぐ為の筋道の様に

見えます。結果身内との関係であれこれと気をもむ事の始まりの時期。 

よって戊運は40代人生の転角と見ました。

〇丁丙運は上記の通りで 変化少ない

〇乙甲運は亥が通根 Bに2プラス外格破格運、乙甲は命式冷たく育たず水を制尅できず

に変化は少ない。

 

< 感想 >

忌運でもあまり変化少なく平々凡々と生きられ 命式での性格や行運での

変化の少なさで気分にムラが少なく落ち着きのある人です。しかし 統率力あっても

人を信じ頼りにする事が出来ず 仕事を人任せにできない性分は形影的にはごく普通の

と言えます。人生を伸びのあるものにしたいと思えば 仲間は皆喜 信じて頼れば一

本より三本で人生に伸びが出ますが、それは本人にとって大変な事ですし 高望みをせ

ず現状維持で変化の少ない人生を望む人でもあります。もって生まれた性格は誰もが軌

道修正できないものですし 

この方の場合行運でもそいった気持の大きな変化が巡らずと見ました。

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/03/10 )

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平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む  天干論( 戊 ) 

これは子平学、四柱推命と言う運命学(学問)の話です。         

「滴天髄」とは、劉伯温氏{1311~1374年}が編纂した、

四柱推命学をより進歩させる原因となった最初の原書です。              

 

( 戊 )                             

 戊は固重(こじゅう)、中つくせど正しく、静かなれば集まり、動けば開き、

萬物の命つかさどり、水旺ずれば物生まれ、火でかわけば潤いを喜び、

もし坤艮(こんこん)にあれば冲を恐れ静かがよろし。

 

( 訳 ) 

戊土の性質はかたく重く、端的な表現からはじまっていますが、その中味は己の

集まりと言え、大地の中心を型どったものと言っています。

秋、冬は普通戊土はしまった感じがし、春夏の土はゆるんだ感じがします。

人間にたとえれば、首のような大切な場所とも言えます。戊土が水分を充分に含んでい

れば、甲乙の木や庚辛の干の面倒をよく見ます。乾燥しすぎますと逆の結果になりま

す。もし地支に寅申の冲があれば木や金が弱くなる状態になる時があります。

又丑未の冲があれば戊自体が弱くなりがちで、強い壬に対する対抗力が不安定となり、

強すぎない限り戊の干は、命式に冲がない方が安定しています。

 

< 戊についての余談 >                      

これは現在の師匠である平岡渕宝先生の話!

「戊の透干の命式に湿があるのか無いのかをまず見なければならない、

例え壬や癸の透干が無くても 亥子丑辰申の地支が冲合で抜けてなく、

命式に暖かみがあれば 水蒸気となり戊山へ引き寄せの財(雲)になると

その様な命式の人は割に財に不自由がなく時々何らかの形で財が手に入る。

命式に壬癸無く水支の無い命式や、あっても冲合で水支が寝ている様な命式は、

その反対となる傾向 日干戊の人は 時々お小遣い程度のお金を手にする事ができる人

が多い。」と                                

 

(雲の続きですが、雲の量により戊山は周りが見え難かったり、

周りからは戊山が見え難かったりします。その為世の中の事が解らずに 

的外れな事を言ったり、又は世の中に出る事を嫌い 世に出辛い命式があります。

 

これは現実の人達を見て感じた事ですが、戊山が枯れていれば上記の如く草木や金の

面倒見悪く嫌いな事はしないなど 湿山が生き生きとした感じに比べて、

燥山は時に覇気の無い性格となり 工夫をする事や細かな事を面度がり 

進歩は嫌い古い事に安心感を覚える等々・・(命式によって見極めの必要性)

 日干戊で外格従強や従旺では違いがあります。ご留意のほどを!和珞)

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/02/19 )

 

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子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No66

< 時間推定 >

時間推定です。この方は私の大好きな あのお洒落で実力派の中国の若手ピアニスト

年月干壬丁は月令が甲の為化木になり、日干は庚。これだけでも鳴り物の命式です。

甲のハンマーで庚鉄を叩く。又命式下、地支の蔵干甲2干に丑の蔵干に辛があり、

命式はよく鳴り響いています。

三柱で充分ピアニストの命ですが、私はこの命式での閃きと鍛錬の丁を推定で入れて

見る事に、庚日には丁時は丑と亥がありますが、立ち位置から日干庚には人生の荒波に

対する抵抗力とやり遂げる力を持たせる為に1支の根丑を選び時柱は丁丑としました。

大運を取れば、今年32歳、現在までの大運とも合っており、これで大運を取っていく事

にしました。この命でのピアニストは適職と言えるでしょう。

(今年32歳 16歳デビュー、現在までに賞や多額な懸賞金を獲得しています) 

 

< 命式・女性 >

時 日 月 年    壬丁化木(年干乙 月干甲)

官   才 財    寅卯(半合) 月令(甲) 季節(春)

    甲キ 乙キ     庚1干丑1支 (2)

丁キ 庚ィ壬 丁    甲乙(令)寅卯3支 (6,5)

丑ィ寅キ 寅キ 卯キ     丁1干寅2支 (3)

己 甲 甲キ 乙          

          (Aグループ)日干2 対(Bグループ)財官9,5

BはAの4倍以上 用神取法は専旺法 外格 従財格

喜の干=壬(壬運は時干と変化 化木)癸甲乙丙丁己(己運は月干甲を合去、

年干喜乙(正財)と日干庚は絆神の干合で、乙は三倍の強さとなり月令計算4,5倍の

強さになるり喜)   忌の干=戊庚辛

 

< 命式は >

(命式)     格名は外格従財格。従児・従財・従官格の様にB(食傷財官)

官  才財   で構成された外格は格名となった通変星(この命では甲乙)が

丁庚甲乙   強ければ強い程良く、日干は弱ければ弱い程良くなります。

丑寅寅卯   この命では日干(本人)庚(鉈)が、甲乙を切り寅を還流し

己甲甲乙         丁火(時干)を強め、その丁火は3の力で日干庚を弱めている。

          流れは先に財、後に官となり自身の力で喜の財を増やし地位を上げて行く命式。

 

< 命式から見る > 

日干庚は丑を根に持ち。丑の己は凍土だが時干の丁3や側支の寅の蔵干丙

に暖めら丑は庚を生助、確りした日干(本人)である。(推命上これを忘れては

ならない)。月干甲(偏財)は寅と卯の根で燥木、切りやすい甲木だが、

月令に旺じられた強い甲木(仕事量)を切らなければならない。

又甲が合去となっても、年干の乙は日干の側干となって日干庚と絆神の干合

三倍となって強い(仕事量)乙草を切らなけれらばならず、庚は敗財・比肩無く

一途、強い財に気は向き余所見をしている時間は無く、強い正・偏(乙甲)の財

を切る様はひたむき 財の干渉心6,5に対し日干の2は弱く、表現力は仕事

の行動性に集中、口を動かすより仕事への行動性。正・偏財燥木の

手段は色々で、ジャズ、ポップ、イージーリスニング、伴奏と

人気が落ちれば何でもこなす人で報酬には拘りが無く、

高慢でなく親しみやすさに最大の長所がある。

強い甲乙(正偏財)は丁(偏官)を強め性格的には一番強く出る。滴宝著子平廣

論より、乙財→丁官=財を惜しまない。甲財→丁官=目立ちたがる(目立ちた

がり屋)。とありこの方のお洒落はずば抜けて目立っている。月令甲は喜 

変化の化合は喜財で有情の干合 時干丁は行運の壬と喜の化木と行運でも

喜財運に恵まれている。棚ボタの財でなく自分の努力で手にする財で働き者

そしてよく稼ぎ良く使う人ですが稼ぎが多い人です。庚2は丁3に尅を受け

目上の人の意見を取り入れる 月干甲と庚の関係は甲強く喜で良い作用

社会環境の人達からは良いアドバイスがあり、そうした人達に対し庚丑は

自身の意見を言え対等に話し合いが出来る人

お金の管理は月支(社会環境)寅と日支(伴侶)寅 財から官へ繋ぐ喜の地支は

仕事を良く理解し手伝い財の管理を確りする人達。

喜の地支で運も良くトラブルはないと見る。

 ※甲乙の根は寅卯で、丁に全て洩れやすいのがこの命の短所、しかし辰や亥

の水支でもある根をもてば丁に洩れにくく、財官の淑女の風格でプライドが

強くオスマシで仕事の選り好みなどが強い性格となる可能性。

この方の場合最大の短所が長所となる。行運での亥は寅と支合。

辰運(水支で木局揃い)では、仕事を選べる時期と見る。

 

< 大運・順行 >

大運は干・支、夫々5年毎とですが、前後の運や流れはとても大事。

又年運は多いに影響があり、推命時にはポイント運では年支も見る必要性

(命式)     

官  才財   

丁庚甲乙   庚  (2)

丑寅寅卯   甲乙 (6,5)

己甲甲乙      丁  (3)

 

(大運)        〇=喜運 ✓=忌運

 98  88 78   68   58   48 38 28 18 8

〇 ✓ ✓ 〇 ✓ 〇 〇 ◎ 〇 〇 

甲 辛 庚 己 戊 丁 丙 乙 甲 癸   →(年運)癸甲乙丙丁

才 敗 比 印 倒 官 殺 財 才 傷   ←天干運の通変星

子 亥 戌 酉 申 未 午 巳 辰 卯   →(年運)戊己庚辛壬

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 〇 〇

丑 寅 卯 卯 寅 丑           ←冲合する命式中の地支

 

< 大運は >

 〇癸(傷干)運は、庚や丁とは干関係悪く喜忌悩むが、日干と財の通関用神 喜の甲乙を

生じ(育成)丁財につなげている為喜とした。傷官から財に繋げる為の技術習得の時期。

〇甲(正財)運は、月令計算2プラスで喜運。乙(偏財)運は日干と絆神の干合三倍月令1,5

倍計4,5プラスで喜運

〇卯辰運とも甲乙の財干を強め喜運、卯運13歳から乙運32歳は財を強める運で

経済的に恵まれるが、仕事は忙しく体調管理と精神面でのケーアーが大事な時期。

※13歳から32歳までは財星を強め喜運続き

※財運から官運へ変わる時期は、曲想やタッチが変わる可能性。

〇33歳の巳運から丁運の52歳の20年は、官運を強める喜運 

地位を不動のものへ押し上げて行く時期。

〇53歳未運は、時支忌の丑を冲で無作用とし喜運。庚の力は半減 

強い甲乙を切りる作業は、人生の延びは有るものの心身共に骨の折れる時期。

〇58歳戊(印綬)運は 丑が通根Aに2プラスA4 対 B9,5 内格。破格運で忌運 

しかし 戊は丁を護丁して命式との干関係良く 年運癸は戊を合去 

その後の年運(甲乙丙丁)は救干になる為 忌運であっても調候的には酷くはない。

又戊は音響の効いたドームの様なもので不動の地位となった彼女のタッチは重厚な

音量を得とくする時期、経験を積んだ演奏家として注目を受け活躍されると推測。

〇68歳己運は、月干甲を合去、日干と側干になった乙(偏財)は絆神の干合三倍、

月令1,5倍計4,5の強さになり喜運。(仕事量・経済的など)

〇庚辛運は 日干類を強め破格の忌運 年運の救干に救われる事多し。

〇申酉戌亥は、財星を1弱め忌運。破格は起らず大した変化は無く年齢を考慮、

体調の衰えなどから自ら仕事を減らす可能性。

〇98歳甲運は、偏財運喜運

〇103歳子運は 時支の丑を支合 丑は忌の地支だが日干を強め質を良くしている

地支で時支は命式の墓の様なもの年齢を考慮に忌運とした。少なくても健康を害する。

 

< 体形など >

目立ちたがり屋お洒落、そして忙しく。命式に水気 土気が少なく 甲乙は丁にもれ

痩せ型 今後も肥えないと見る。身長は甲乙喜で強いが丁に洩れ庚に尅を受け普通。

肌の色は甲強く庚丁の強さから、青白く赤と程好く美しい肌色と見ました。

(アジア系での考慮は必要)命式は、よく鳴り響き耳は良い筈です。

< 感想 >

この命式・大運には誉めるところが沢山あります。大運は干・支とも喜で流れは同じで

傷官から始まり→喜財→喜の官運と順生。変化・絆神強化の干合は喜、月令喜。

又例え忌運であっても酷くは無く、命式から見る人柄は 高慢でなく直向(ひたむき)で

親しみがある等 この様な命式を見るのは初めての事で素晴らしいの一言です。

本人に「目立ちたい」と言う積極的な気持強く、世に出やすい命式と言えそうです。

 

子平学の基本

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 参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/02/26 )

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