子峰院 和珞の鑑定例No82

ある日のツイート「大運と相性の関係で、どちらも運が悪い場合 相性が悪い

関係では、男女とも身弱の場合では、命式によっては却って離婚にならず、

情念などのドラマで、地獄を見るようなことも起こりかねません。」などと

書いた時 この命式が頭に浮かびました。私は相性にはあまり拘りませんが、

人によっては相性がとても大切な人がいます。

この方の場合も同様の事が言えそうです。

「気弱な孫娘が結婚を決めたようですが、今後が心配で・・・」と、

大運は亥運の最後の年28歳の時でした。お祖母さんは遠い地方に住む

御両親から頼まれたとの事での依頼、

御希望によりお孫さんだけの鑑定となりました。

 

< 命式・女性 >

時 日 月 日    生月9月秋生まれ、干合・冲・支合なし、(燥の命式)

殺   印 財    甲1干0支 (1)

庚ィ甲キ 癸キ 己ィ   癸1干0支 (1)

午ィ戌ィ酉ィ巳ィ   己1干戌1支 (2)

丁 戊 辛ィ丙    庚1干(令)巳酉戌3支 (6)

 

 酉戌=害  最初の行運卯や辰との冲・支合は成立しない

 巳午・戌午=火の半合 特に寅運会局が揃い火の年運は、

推命上の説明をしなければならない。(歳運論)

 酉巳 酉戌=金の半合

 A日印2 対 B財殺8=A1 対 B4

 BはぎりぎりAの4倍 印綬の透干があるため用神取法は扶抑法は内格 

 格名=内格、偏官格 A日干比敗印が喜 B食傷財官が忌となるが、

※天干に癸水1干があるが、火の地支が巳戌午3支あり燥の命式。

喜の干=壬癸甲

忌の干=戊・己・庚・辛・丙・丁・乙(時干庚と干合化金、庚はそのまま 

乙は辛に変化)となる。 

               f:id:sihoin:20190719142402j:plain

 < 性格など >

日干甲弱く←忌庚(偏官)強く=従順・臆病・慎重

日干甲(本人)は根なしで弱く 時干庚(偏官・目上の人)は月令や3支を持ち強い

=目上の人から、注意、忠告、叱責をされる事を恐れ、

慎重に失敗しないように心掛ける人である。己忌財1干1支は命式全体に対し弱く

しかし根なしの甲は弱い忌財己を尅せず、財を使う事を(出費)を恐れ

金銭的に細かい人。現実的

月干喜癸の印星は、庚甲の関係上、対人関係では人の気持を察し

配慮の気持ちがあるが日干共に0支で表現は不器用。

忌の庚←己、離れて還流はしていないが、やりくりに走る傾向。Aは無根、

Bは地支多く顔色に出やすいが言葉数は少ない方、しかし質問ははっきりと表現。

四柱推命は八字と言います。子平学ではこの命式を、月令を入れて九字で見れば

同じ字はありません。その上地支蔵干を要れて十二字で見ても同じ事が言え、

こうした人の性格は複雑、この命の場合、家族からは「気弱」と

言われていますが、気難しい人でもあります。

 

 (命式)

時 日 月 日    

殺    印 財    

庚ィ甲キ 癸キ 己ィ   

午ィ戌ィ酉ィ巳ィ   

    辛ィ    

 < 大運・女性・順行9年運 >  28歳結婚の相談

99 89 79 69  59 49 39  29 19 09

〇 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇

癸 壬 辛  己   丙  甲   →(年運)戊己庚辛壬

印 倒 官 殺 財 才 傷 食 官 比   ←大運の通変星

未 午 巳 辰 卯  丑 子 亥 戌   →(年運)癸甲辛(変化)丙丁

〇 △ ✓ 〇 〇 ✓ ✓ 〇 〇 ✓

午             午 巳     ←冲・支合する命式の地支

 

< 大運では >

〇大運19歳乙運は、庚と変化の干合で乙は辛に変化、この頃は家庭の度重なる

揉め事により、鬱状態から引篭もりとなる。

〇24歳亥運は、年支忌の巳と冲無作用とし喜運。市役所に就職。

出逢いがあり結婚を決意。

※年支は母親にあたり 冲・合での変化は、独立や結婚の時期。

特に日支と通根や女性では可能性としては大。

〇29・歳丙丁運は、霧の様な喜癸を弱め忌運、思考力や観察力の弱り

全ての人間関係での対応の不味さ。

〇39歳丁(傷)運は、甲を洩気して丁己を強め癸を弱め、

全てが上手くいかず諦めの境地。

〇44歳丑運は、水土金を強め 特に金の会局が揃う、調候は疑い深く

びくびくしがち。やる気を無くし経済的に追い詰められる恐れ。

〇49歳戊運は、時干喜の印星癸を合去 日干甲の側干は己となり強化の干合、

己は三倍 内格から外格従殺格へ 印綬 月干 正財の変化で大きな変動。

この様な時期は大運五年間の内 最初から最後まで変化は続く。

酷い経済苦と健康の変化。

〇54歳からの寅運は、甲を強める喜運ですが、火の会局が揃い57・58歳は年運で

丙丁が巡り年運によっては酷い時期あり、心身共に元気なく喋ることで

気を紛らしたり繕ったりする時期と推定。

〇59歳己(正財)運は、甲と強化の干合、年干は最初から忌財運、

大運5年間の内 特に2年半以降状況は酷くなる。

〇64歳卯運は木の専支、見違える程に気丈夫になるが無理をしがちで、

卯運に無理をした付けが、その後の忌運に回る恐れ。

〇69歳庚(偏官)運、庚は月令計算三倍の強さ、身も心もズタズタで、

何かの行動を起こす元気すらない状態。

〇74歳辰運は、甲癸己を強めるが年齢を考慮、柔軟な考えで相応の行動性 

思い掛けない収入の可能性。

〇89歳以降は比較的幸運が続きますが、それ以前に精神や健康を

害する事が何時起きてもおかしくはない。

 

< 総体的に見て >

結婚生活は?女性に取って官星は男性であり伴侶である。相手が身弱の可能性を

探れば秋生まれの庚にその可能性は弱く。離婚の可能性は?大運と本人の性格から

自ら事を起こすのには力不足の時期が長く、日支(伴侶)の蔵干は忌財(戊)であり、

財目的の可能性が有る。月干(社会環境)癸は喜の印星であり、

日干を助け居心地の良い場所、

例え鬱状態であって気持は安らぎ社会での仕事は可能。

伴侶が不足・不満に感じ離婚を申し出ればそれもあるが、本人に独占欲・嫉妬心が

伺え 多少の事では「悪い所があれば直すから・・」となり離婚の可能性は低い。

上記「離婚にならず、情念などのドラマで、地獄を見るようなことも

起こりかねません」の言葉からは、この命式が頭に浮かびます。

この様な方は出来れば相性を見て結婚を決断する事が最善策と考えますが、

秋生まれの庚、強い説得力に日干甲は断りきれず、

又は蛇に睨まれた蛙のイメージが強く 相性を見ると言う考え方は、

本人は及ばないと見ました。

※忌運は長引き、気分の浮き沈みの激しい傾向。

 

< 伝言は >

依頼時期、本人の決心は固く周りが何を言ったところで結婚を

辞める事は無いでしょう。

依頼人が祖母であって要らない心配をさせたくない為 全てを話した訳では

ありませが、御両親に頼まれたとの事で特に大事な点を伝えた。

本人に取って、月干癸の印綬は母親、喜で拠り所、年支(母親)忌巳の蔵干は丙、

総合的に見て、母親は我武者羅に助け様として本人の意思を無視するところが

あり、そうすれば本人は心を閉ざす可能性で、母親は言行に注意が必要となる事。

離婚願望を口にした時は本人の意思を尊重、

望みを叶える手助けは本人に取って決して悪くは無い事。

※年支(母親)巳は忌であるが、行運の申を冲で無力にする力がある。

申が作用すれば方局が揃い偏官庚は非常に強まり、命式に大きな変動が

起こる。それを防ぐ巳は忌であっても悪いとばかり言いきれない。

 

< 子平学の基本 >

     

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 参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

      「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 占い人・和珞 2019/11/18)

 

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平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 格局論」を読む2

   新訳滴天髄、格局論 追補で平岡滴宝先生は「私は格の名称よりその命式が

外格なの内格なのかが、最重要のポイントと考えています。

何故と言うことになりますが、それは正(内格)、変(外格)によって

喜忌の干が変わるからです。

ですから格の名札よりも格の正変の格の決め方の方が、

ずっと大切だと言えると思います。」と述べています。

格の決め方については、新訳滴天髄、従化論にて滴宝先生は詳しく

書かれています。それは又の機会、ブログにしたいと思います。  

子平学 四柱推命 運命学

                         f:id:sihoin:20190815164116p:plain 
 私、和珞は「子平学、四柱推命は、はかる学問」と題してブログで、

格の決め方を簡単ではありますが目安を書いています。           

外格(専旺格)を見分けるための基準では、             

〇A(日干印比劫敗)で構成される外格の目安、

AがBの三倍以上でAが喜 Bが忌となる。                  

※AがBの3倍以上では「以上」がどうしても必要となり、

数字では0,5でも良いですし、干関係によっての以上でも良いのですが、

干関係では見極めが難しくなります。 

※正官、偏官が1干1支以上の命式は要注意。(内格になる可能性がある)    

と記しているが、Aで構成される外格では、数字的にぎりぎりの場合や

官殺1干1支の命式では、内外格の取り方が難しい場合が多々あり、

今回はそうした三例の命式で格の取り方を書いてみました。

 

※三例とも偏印(倒食)もしくは印綬の透干のある命式です。印星は知恵であり

良きにつけ悪しきにつけ、又はその使い方は不器用であったり

不器用であったりですが、日干(自分自身)に取っては強い味方で、

印星は通変星の意味でも日干を強める通変星である事を度外視できない 

そう言った意味では特殊な通変星と言えるでしょう。

 

< 例1 > 変化の干合(土化)のある、女命。

月丁は己 日干甲と月干己は変化の干合で土化 甲は戊に 己はそのまま  

甲己

子丑

甲癸己辛 

(変化後の命式・女性)

時 日 月 年

倒   敗 官    子丑=支合

丙 戊 己 乙    戊己2干(月令)0支 (4,5)

寅 子 丑 酉    丙1干寅1支 (2)

甲 癸 己 辛    乙1干寅1支 (2)

       A日敗倒6,5 対 B官2  AはBの3倍以上

数字的な割合がA(日干比劫敗印)で成り立つ外格であっても、

正官もしくは偏官が1干1支なら内格と言われる。何故なのか、通常正・偏官は

日干類を強く尅す関係にあるからです。では本当に官星が日干類を

尅しているのか?に注目するべきで、

干関係の状態でその論も変わり、注意が必要になります。

この命の月支丑は1月生まれ 1月節日から2月節日まで(時間に留意) 

正確には月令己は1月節日から13日以降の生まれ まだまだ寒い時期。

丙(太陽)は時干にあり 月令に旺じられた日干戊の高い山に遮断され丙の暖照は

年干乙にまで届いていませんし、丙と乙は寅を還流しているが

命式の水支子丑は支合で無作用、水気無く乙は枯れ芝。

命式を絵にすれば春を前にしているが、まだ寒い時期太陽の光も暖も得られず

水気もなく己土の裾野に横たわっているような枯れ芝の乙(正官)草が、

例え1干1支あったとして、どうして戊山や己土を尅す事が出来るのでしょうか?

到底無理な事で、この命式は外格従旺格。よって喜忌の干は次の通りとなります。

喜の干=丙丁戊己甲(土化、重複干合)庚(忌の乙を合去)

忌の干=辛壬癸乙

子丑の支合は有情 弱従旺ですがとても良い命式になりました。喜の丙印は賢く、

月干己敗財は喜の応用力で社会生活では重宝がられています。

又外格の運での丙は二丙となっても喜、

特にこの命式は上記の通りで運での丙は年干から巡り非常に良い運となります。

この命式には歳運論でも御登場頂こうかと思っております。        

※余談、日干が変化の場合8割以上の命式がAの外格となります。          

< 例2 > 

( 命式・男性 )

時 日 月 年    干合・冲・支合なし

才   殺 印    丙1干(月令)寅午3支 (6)

庚 丙 壬 乙    乙1干寅2支 (3)

寅 寅 午 酉    庚1干酉1支 (2)

甲 甲 丁 辛    壬1干0支 (1)

   A日干印9 対 B偏財・偏官3   数字的にはAはBのぎりぎり3倍

生月は6月夏生まれ 丙火は陽干、月令丁火は陰干で、天干の丙は

三倍の強さになる、庚は1干1支あるが強い丙に尅され鈍ら。

壬は根なし夏生まれで強い丙に尅されている

「弱い壬癸、丙強ければ枯れるように弱くなり」と古書は言っています。

又年干乙は寅を2支持ち潅木の様な乙で水支を持たず水気を欲し

側干の水溜りの水を洩気で弱めて壬水は弱りに弱った水

干関係でも壬水で丙火を尅す事は出来ないが、偏官としての力は弱いものとなる。

ない。壬1マイナスαマイナスα 庚もマイナスαで 

日干丙と乙印Aは Bの3倍以上の力があり、外格弱従旺格となる。

よってAグループが喜 Bグループが忌

喜の干=丙丁甲乙                               

※丁運は忌壬を合去して喜運ですが、水気が無くなれば喜の乙印は枯れて

元気を失い、詳細な鑑定内容が必要とされる時期となる。

忌の干=戊己庚辛壬癸

 

< 例3 >

(命式・男性)

時 日 月 年    亥巳=冲

比   傷 印    戊2干戌1支 (3)

戊 戊 辛 丁    丁1干戌午2支 (3) 

午 戌 亥 巳    辛1干戌1支 (2)

丁 戊 壬 丙    

   A日比印6 対 B傷3

数字的には、AはぎりぎりBの3倍 辛は丁の側干で尅を受けているように

見えるが、丁と戊は戌を還流して戊の護丁作用と丁は戊を強め持ちつ持たれつの

関係でプラマイ0。

護丁作用の戊は丁と辛の関(通関神)となり丁からの辛への尅を救い、

戊は辛(土生金)を生じ洩気。戊マイナスα 辛プラスα、          

よってAとBの値は A6マイナスα 対 B2プラスα AはBの3倍以下 

内格とな。戊は燥土辛を汚さず喜の傷官辛の良さがあるが、

内格忌の日干燥土は、覇気にかける面がある。

外格、内格の見極めが非常に難しい命式

内格Aが強く忌 Bが弱く喜ですが、丙運は辛と変化で化水、丙は壬、

辛は癸に変化 変化後壬は丁を合去、癸運は戊と強化の干合、

癸は三倍そして月令二倍、地支なしの6、結果A戊3 対 B癸6 

喜忌変遷、忌運で変動の激しい時期となる。

甲乙運は、根なし戊を尅す事は出来ず、

丁に洩れ(燃える)やすく忌の丁や戊を強め忌運。

忌の印星や燥土を強める運は我が強く愚かな行動となりやすくなります。

癸運は、強化三倍月令二倍の6がBにプラスで喜忌変遷、忌運。    

忌の干=戊己丙丁癸甲乙 

△の干=庚(喜の辛を相尅)

喜の干=壬辛

初運10歳の彼は15歳からの戌忌運(忌の戊丁を強め 喜の辛を強める)

隠れタバコから山火事(忌の丁の災い)を起こし周囲の計らいで

事なきを得ましたし、下り坂ブレーキをかけず、

自転車に乗って思い切り降りた先の大道路で軽自動車と衝突

(忌の日比印の勢い)運転していた女性の顔は、酷い事になってしまった

そうです。原因は彼にありましたが、示談で解決したそうです。

結果が何とかなったのは、月干(社会環境唯一)喜の干、辛にあります。

余談、父親にはそうした思いは全くないそうですが、

本人は「幼い頃父親からの虐待があり自暴自棄になった」との事でした。

この方のご家族全ての鑑定依頼を、個人別で受けています。sihoin-waraku.hateblo.jp 

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 ( 滴天髄の訳本や註釈本で、新訳滴天髄の参考文献の一部 )

清代の初め  陳素庵氏  「嫡天隋輯要」(註釈本)

その後    任鉄焦氏  「滴天髄徴義」(訳本)

近世     徐樂吾氏  滴天髄徴義を更に①註釈や②補註を書物に

近世     袁樹珊氏  「專闡微」滴天髄徴義を更に註釈

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

            「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 占い人・和珞 2019/11/09)

 

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子峰院 和珞の鑑定例No81

 この方が37歳大運では亥運、喜甲と忌の水を強め△の時期 

お母様から夫婦仲について、離婚の心配での依頼。

根幹は別居の嫁(伴侶)の生活費の使い方に問題があるとの事でした。

本人だけの生年月日時で鑑定です。結果は次の通りとなりました。

   子平学 四柱推命 運命学

 

< 命式・男性 >   現在39歳

年 日 月 年

食     敗 倒        季節 7月生まれ(夏)

甲キ 壬ィ癸ィ庚ィ   冲・支合・干合無し

辰△子ィ未キ 申ィ   壬癸2干子申辰3支 三合会局プラス1 (6)

戊 癸 己キ 庚    庚1干申1支  (2)

           甲1干未辰2支 (3)

A比敗倒8 対 B食3

用神取法は扶抑法(内格)   格名は、内格食神格

A(日干・敗財・倒食)が強く忌、B(食神)が弱く喜

よって 忌=壬・癸・庚・辛  喜=甲・乙・丙・丁・戊・己

病=申 申は庚と壬の登竜門、壬をより強める 

元機=甲・未  子未=害

 

< 命式は >

子申辰は水の三合会局、壬癸、陰陽の透干、季節は夏 

辰の地支が通根で暖かく強い水

壬癸は、冲天奔地、癸水(雨)は日干壬を強め、壬水は増水を続け強く、

会局を持ち壁(戊)なく広く深い海である。

癸水は、壬を強め続けるで、天上は厚い雨雲である。

年干庚(倒=偏印)は、申の根を持ち剛金で水多く沈金

時干甲木は、唯一時上喜の甲木(食神)は、壬癸強く浮木

 

< 性格は >

本人壬は(日干)、社会運(月干)に癸の透干や、伴侶(日支)には子(蔵干癸)があり

身旺でありながら周囲人の意見に耳を傾け取り入れる人

基本自由思考でじっとしていられない、水暖かく心根は暖かい

年干庚と時干甲は離れて制ですが、庚は海底 甲は水上と距離があり制は

利かないが喜忌を考慮すれば良い現象である。浮木としての不安定さがあるが

喜で付き合い良く交際上手 そして庚を交す要領の良さ 手先はやや器用

庚の偏印は忌であり 沈金で印星としての良さは望み薄く、

志は高いが思い通り行き難い。

月令は己、喜の正官で物事の善悪を弁え何事も継続・持続を好み出世の

チャンスを伺っているが分を心得ている

この命式の良さは、日干は強すぎるが、尅される側の甲は庚よりやや強く

バランスが取れ日干、偏印、食神は還流・源流で夫々が関係し合っている為、

仕事(食神)の時は必ず手順や結果を考えながら(偏印)、作業を進める処に

良さがあり「無意識に」等と言う事はなく、そう言う意味では思慮・注意深い人

言える。又、机上の勉強は意志に反して効果は挙らず、周囲の人の知恵を借りた

り自身の経験を通して知識や技術を伸ばして行くタイプ

夫々の干に根が多く度胸の良い人で怖いもの知らず、この方は大手電気工事会社の

社員、電気工事仕として現場作業をし、異常気象で災害の多い昨今、

率先して各地を転々と移動しながら働いている人であり 適職と言えるでしょう。

 

< 命式から見る人間関係は >

本人(日干)は壬、社会環境の人達は(月干)は癸、伴侶(日支)は子(体陽用陰)の

蔵干は癸 周囲人達も伴侶も本人を強め助けているが 

壬から癸への見返りは無く、本人は自信過剰で蔑ろにする可能性。

又父親(年干庚)は、年支(母親)申(水の門戸)還流(意志の疎通)、日干壬に通根

強めているが申の水の蔵干は壬を甘やかして本人の言う事を信じきっている人達。

本人(日干)は強く制は無く自信過剰気味、結果思い通りに生きようとするが、

あからさまではなく第一印象は良い方。

                      

                    f:id:sihoin:20190719142402j:plain

(命式)

年 日 月 年

食 比 敗 倒       

甲キ 壬ィ癸ィ庚ィ   

辰△子ィ未キ 申ィ   

              己キ    ( A比敗倒8 対 B食3 )

 

< 大運 >

※50歳己運は、甲と化土運、命式の甲は戊に変化、己はそのまま。

※辰が冲・支合で抜ける運では破格で忌運となります。

90 80 70 60  50 40  30 20 10 0

✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 ◎ 〇 〇 〇

癸 壬 辛 庚  戊 丁 丙 乙 甲   →(年運)庚辛壬癸甲

敗 比 印 倒 官 殺 財 才 傷 食   ←大運天干の通変星

巳 辰 卯 寅 丑 子 亥 戌 酉 申   →(年運)乙丙丁戊己

〇 △ 〇 〇 ✓ ✓ △ ✓ ✓ ✓ 

申     申       辰 辰     ←冲・支合する命式の地支

 

< 大運は >

生まれた頃より大運は喜運で始まっています。

〇5歳からの申運は、毒の地支が巡って忌運ですが、年干は全て喜の救干で巡り、

大運は喜運に挟まれ我がまま気ままに育ち

本人としては楽しい時期だったでしょう。

〇10歳乙運は、庚を合去で問題無く、育て易く親御さんには将来が楽しみな

子供さんだったでしょう

〇15歳からの酉運は辰を無作用にして忌運、沈金忌の印星は成果を上げられず、

希望した高校や大学には入学は叶いませんでしたが、大学は一浪で志望校ではない

私立工業大学へ、電気関係の学科へ進み将来的には理想の進路結果となりました。

思う様にいかない事が多く、不平不満を口にする事が多い時期。

〇20歳丙運は、喜の財運ですが癸は雨雲で暗雲遮日 喜甲への恵は無く、

又癸比肩(協調・同調性)と丙は激の関係、対人関係での折り合いの苦労を意味。

大学の部活では仲間との確執、就職活動では、面接に苦労をした結果

大手の電気設備工事会社に就職を可能にしました。

後の大運を考慮すれば妥当と考えます。

〇25歳戌運は、辰を冲で無作用とし破格忌運、なれない仕事で力を出し切れず

虚勢ばかりが目立つ時期。

〇30歳の丁(正財)運は、日干丁と強化の干合丁は三倍に未が通根で

喜のBに4プラス A8対B7 とバランスが最も取れ喜運。

結婚、昇進、昇給、結婚式や新居選びに費用を惜しみなくつぎ込んだそうでうす。

〇35歳からの亥運は、水木を強め△。この頃の相談で、年運の救干や大運の

流れからも事なきを得ると考える。結婚当初より仕事の関係上別居状態 

子供は男子一人に恵まれ、伴侶は新居を拠点に実家に頼る生活。

〇40歳の戊(偏官)運は、忌癸を合去、雨雲はなくなり気分は晴れ、

仕事も精神面でも楽 そして昇進の可能性 ですが忌の年運には注意。

〇50歳の己(正官)運は、時干甲と変化の干合 甲は戊に変化、己はそのまま、

月令計算をすれば戊己は4,5に辰未計6,5。A8対B6,5 とバランスが取れ喜運、

大出世の可能性。戊は壬に取っては壁 制約過多精神面では自由思考の本人には

ストレスとなり、壬水と己土の割合では胃腸に不安があり

この様な時期は年齢を考慮して定期健診を進めます。

〇55歳丑運は、子未が害の関係で支合・冲の関係は成立せず、

忌の水と庚を強め忌運、気に添わない出費があったり、やる気を損う様な事が

起こる心配 最も注意を要する時期。年運の救干に多少救われ調候的には軽減。

〇60歳の庚(偏印)忌運は、甲との関係を心配しますが庚は沈金、甲は浮きで

直接的では無いでしょう 例えそうであっても甲は浮きで、

充分に庚を交す事が出来災いは少ないと見るが、他人からの迷惑は用心したい時期。

〇65歳の寅運は、年干申を冲で無作用、この年代での年柱の変化は、

あまり影響ないが、調候としては負担の軽減で精神的に楽になる時期。

〇70歳辛(印綬)忌運、忌の印星の強まりは年齢を考慮痴呆症の疑い、

そして辛は壬水の量的な事から洗金より沈金傾向で耳の不調の恐れ。

〇70歳壬・80歳癸運は、水の忌の集合体の強まりで健康面での心配。

下半身の病気と足腰の弱りの可能性。

 

< 離婚について >

 可能性は薄いと見ました。現実問題は沢山あるようですが、

大運からは大きな変動が見られず、性格面からは身勝手な処は伺えるが、

それを人に押し付けるところは無くごく普通の人、伴侶から見れば都合の良い人。

伴侶も大手の企業の正社員として働き、二重の家庭生活の経費は問題なく

解決できるものと思います。しかし、

この方に、逃げる者を追うと言う性格が見受けられず

結果伴侶次第と言えるでしょうが、大運ではそうした変化も見当たらずです。

※現代は結婚生活継続中「ホッ!」 

 

 < 子平学・四柱推命の基本 >

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sihoin-waraku.hateblo.jp参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

            「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

 子峰院 占い人・和珞 2019/10/28)

 

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平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 格局論」を読む1

     ( 子平学 四柱推命 運命学 )

    はじめの項より                               

 滴天髄は、従来の四柱推命学をより進歩させる原因となった最初の原書名です。

この書を編纂したのは、明の太祖朱元璋を助けた劉伯温と言う人で、

時代は1311年より1374年の間、元末期より明の初期洪武の時代に生きた人です

  ( 格局論 )

財、官、印綬、偏、正にわかれ、かねて食傷を論じて格局を定む。       

影響、遙繋、すでに虚となし、雑気財官にこざわるべからず。        

官殺あい混ざりて我に問えば、可あり不可あり。             

傷官に官を見れば、果たして弁じ難く、見るに良く見るに良からず。          

  ( 解説 )                                

 格については渕源渕海の頃より、非常に多くの格が設定され続けて来ました。

六乙云々、朝陽、飛天等々をはじめ蘭台妙選の様な、

特異な雑格に至るまで数えたら限りがありません。

 こうした意味は、格を定めその格にあてはめる人はこうだと言う、

固定的な観念による発想からだと言えそうです。

しかし格付けで人命を見ようとすれば、格は人の数程必要になるでしょうし、

一つの命式には二、三もの格が重なるものも出て来ます。

そこで伯温氏は思い切った集約を採用したものと思われます。

これは干と支の情に精通した人にこそ、出来たものだと感心しています。

 

( 訳 )

    正格(内格)は八つの通変星を用い、変格(外格)は従財、従殺(官)、従食傷(児)、

従旺、従強、化格(従化)を含め五格、一行得気(五格)、

及び両神成象格を定めます。

比劫の格は月令に従って建禄、羊刃とします。命式によっては内格になる場合と、

外格になる場合があります。 

 距離がはなれている干合や冲は影やひびきの声動に応じるくらいのことですから

遥合、遠合くらいの意味はあっても、真格としてはとても考えられませんし、

冲ほか暗冲暗合の類も同様です(ここでは暗合の干も含みます。)

  雑気、辰戌丑未については、辰は春、戌は秋、丑は冬、未は夏と

夫々持分があり、その人の月令の分野に従ってそれを本気として用い、

特に雑気財官として採り上げる必要はありません。

命式に、官殺共に透干しているものは、良いものも悪いものもあります。

 官傷、共に透干している命式も一概に言えず、その人によって、

都合の良い場合も不都合の時も出て来ます。

 

 ( 追補 )

 内格の通変星をきめる場合、素庵氏は月令を支持し、任氏の場合はどうやら

日干を主とした、用に当る干を採用する方が良い様に言っておられます。

しかしどちらにしても間違いだとは言い切れません。私は格の名称よりも

その命式が外格なのか内格なのかが、最重要のポイントと考えています。   

では何故と言うことになりますが、それは正(内格)、変(外格)によって

喜忌の干が変わるからです。ですから格の名称より格の正変の決め方の方が、

ずっと大切だと言えると思います。                    

官殺混合、傷官見官については、昔から良くないと言われていますが、

これは率直に言って、人の性格の複雑性を嫌ってのことだと思います。

以前中国での時代的風潮が、尚それに同調したものと言えそうです。

前者では、学理的には去留法等の説明がよく見受けられますが、

現在の社会では徐々に能力主義に変わりつゝありますから、

現実論として一概に良くないと言う方がおかしいのではないかと考えます。

事実一部上場会社の社長をされている方等にも、こうした命式の方が

実在しています。

官傷については、素庵氏は通神の財を使っての説明が目につきましたし、

耀文氏ははっきり例をあげておられます。

要は命式の喜忌に従って、良い悪いを見定めれば良いと思います。

例えば、月壬の官、月令に当らない日干の丁に、壬官が干合(強化)して

忌の貧合となれば、年干に喜の戊(傷官)があれば上々の命式と言えます。

逆に干合して尚有情の官となれば、年に忌の戊の傷官があれば決して

良い命式とは言えません。

任氏は微義で、多くの例をあげて説明されていますが、

「もし格、正用の真であれば、行運での五行の反尅は一生志が伸びがたい」の

一言が心に残りました。

これはたとえ命式が良くても、行運で二十才前後から逆境運に入る人は

懐才不遇になりやすいことを意味します。

 

( 滴天髄の訳本や註釈本で、新訳滴天髄の参考文献の一部 )

清代の初め  陳素庵氏  「嫡天隋輯要」(註釈本)

その後    任鉄焦氏  「滴天髄徴義」(訳本)

近世     徐樂吾氏  滴天髄徴義を更に①註釈や②補註を書物に

近世     袁樹珊氏  「專闡微」滴天髄徴義を更に註釈

 

                           f:id:sihoin:20190815164116p:plain

 < 和珞のもっと解説、そして余談 > 

官殺混合の去留法とは、例えば官殺が混合で透干のある場合、

正官と偏官(殺)の異なった性格の内どちらが強く出るかと言う事です。

数字的に同じであっても陰陽干の違いや、他の干との干関係、

通根の地支によってどちらかが強く出る事が殆どで、正官と偏官では、

性格や価値感に違いが大きく分かれるところがあり、

どちらが強く出るのかを見極める必要があります。

   傷官見官につきましては、傷官と正官の透干では、

同じBグループ(日干を弱めるグループで、食傷財官殺)でありながら、

日干と正官と傷官は尅し尅されの三格関係で、

傷と官の喜忌は二分する事が多々あり見極める必要が出ます。

又食殺(食神と偏官)も同様の事が言えます。

   日丁、月壬(強化・官)、年戊(傷官)の命式も、例え年に戊傷官の透干でも、

壬の側干の戊は防波堤で壬を塞き止める役割ですが、丁(炎など地上の火)の

側干は強い壬(海や湖等)でその影響は強いと言えます。

それでも丁と戊が還流していれば戊は護丁作用として丁火を守り丁は、

戊を強め持ちつ持たれつ良い関係となります。

本当の意味での護丁の役割を果たせる命式は、日丁 月戊 年壬で、戊が壬丁の

間にある時と言えるのではないでしょうか。しかし、戊が1干0支と弱く、

壬が強く反尅の場合は、話しは違ってきます。

丁火が弱い方が良い命式では、戊が年干で、

丁火が強い方が良い命式では戊が月干にある方が良いでしょう。

   通関神では 財干、傷官、偏官の干関係は順生、傷官→(財)→偏官。

傷官見官の命式で財運を見る時、偏官が喜なら財も喜、財は喜の干を強め

夫々の良さが出る最も良い時期となり、偏官が忌ならその反対の事が言えます。

命式で、それぞれの三つの通変星が揃って透干なら、並び方や通根の地支に

よっても異なりますが偏官の喜忌に関わると言えるでしょう。        

前者では喜忌変遷運、破格運なや干関係では喜忌運が異なる事もあり、

こうした理論だから絶対こうだと言いきれる事は一つもありません。

全の干と地支の役割を見極め、それらの干や地支の変動で推命していきます。

そうした帰納はただの吉凶を二分する形の推命でなく詳細な推命(演繹)を

可能にします。

例えば、良い時期のようでも無理をしがち、後にその反動の恐れや、

設備投資を大きくしても、後にその後始末に膨大な費用の恐れの可能性等です。

 

(まとめて)

 こうした論も勿論、運を見極める為の喜忌を出す事が重要課題です。

その為にはまず内、外格を間違いなく決める必要があります。

滴宝先生は数字でその基準を提示していますが、それでも内・外格をきめ難い

特殊な命式が多くあります。

次の滴天髄、格局論2はそうした特殊な命式で、

喜忌の出し方など御紹介できればと考えています。

 私は、この推命法は占術者と呼ばれるプロでなくてアマチュアの人に

是非勉強をして欲しいと思っています。

何故なら見るに、あまりにも考えなければならない事が多すぎ

ますし、お金儲けを主体とするには手がかかり過ぎます。

又占術者からの忠告より自身で見て納得できれば、

できない努力も「しなければならない」と実践できたり

頑張りすぎの戒めしめ時期や、反対に前進の時期を知る事ができ 

自身で決断・判断が可能となります。

 

最後に、                              

   このブログを、思いの他、多くの方々に閲覧頂いております。  

私がこの場で、何をしたためたかを立会い頂いた事にただ「感謝」しか

ありません。「ありがとうございます」和珞

 

 < 子平学の基本 >

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 ( 子峰院 占い人・和珞 2019/10/13 )

 

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子峰院 和珞の鑑定例No80

 今回は子平学・四柱推命による、男女の相性についての推命です。

この二つの命式は、平岡滴宝著より、子平廣論、結婚論の中の相性から

選びました。廣論より書き写し、違った観点から私も推命してみました。

二人の推命の結果は同じになるかを試してみましたが、

さぁ!どうなる事でしょうか。

 相性の相談依頼は、婚約期間結婚を待つだけの間に、迷いが生じて受ける事が

殆どで、御一人で来られます。勿論どの様な場合も、依頼者の味方となり

鑑定させて頂きます。その為色んな方向で推命をして、

判断材料を提供させて頂いています。

普段は大運も提示していますが今回の推命では判断上、

必要は無く出していません。今回は相性の内、初心者程度です。

 

 (男性)               (女性)

敗 日 官 比           印 日 殺 倒

イ イ キ イ           キ キ イ キ

乙 甲 辛 甲           戊 辛 丁 己

丑 戌 未 辰           戌 丑 丑 酉

キ キ イ イ           △ キ キ キ

    己                 己

    キ                 キ    

日比敗―甲乙3干2支(5)        日―辛1干4支(5)

官―辛1干2支(3)           戊己―2干3支(令) (7,5)

A5  対  B3              丁1干1支 (2)                                     

内格 正官格            A12,5  対  B2 AはBの三倍以上

                                     印星強く 外格従強格 

 

< チェックポイントを順にあげれば >

〇日干同士は情がなく 日支同士は無恩の刑。

〇年の甲と己の関係は悪くなく 二人の月令は土で暗に土化、

地支の辰と酉は支合の関係で良い。

〇月干同士、喜と忌の官殺、辛と丁では情がない上に正官と偏官の違いは、

この命式では融け合いません。

〇時干同士、乙の敗と戊の正印(印綬)の性質は、合わないことはありませんが、

日干の辛は男性の敗のほどの良さを、

正印の性質を含めて小馬鹿にする傾向が伺えます。

〇生理的相性はどちらも火2、水2同士ですから適当です。

以上年の干支以外どれをチェックしても性格的な相性は良いとは言えません。

全体的に言っても、共に意志が強くゆずり合ったり理解し合ったりは

困難と言えそうです。

これは典型的な悪い例です。従って運の推移を考えるまでもありません。

相性のチェックポイントは主に、①日干同士 ②日支同士 ③干関係より起る

天干通変星での性格 ④身旺強、身弱 ⑤体質 ⑥運の比較です。

( 身旺、身弱について )

普通身旺とは日干が非常に強い、身弱とは日干が非常に弱いものを指しますが、

私はAグループ(日干のグループと印星)の方がBグループ(食傷財官)より

強いものを、説明上身旺と呼んでいます。尚透干の日干より比べて印星が

強いものを身強とし、旺強を区別していますが「忌の印星格」は除きます。

 (※冲の関係は喧嘩、支合の関係は仲良しとされています。

上記辰と酉は支合の関係ですが、酉の蔵干は辛 辰の蔵干乙戊癸などがあり 

酉は辰の蔵干戊との相性は良く、乙癸とは悪い方です。廣論では日支ですが

忌の辰と、酉の相性は良いと記されています

が、他の場所での地支も使い方は同じで良いでしょう。御参考までに。和珞)

 

                    f:id:sihoin:20190719142402j:plain

 

< これよりは違った観点から、私 和珞が推命 >

(男性)               (女性)

敗 日 官 比          印 日 殺 倒

イ イ キ イ          キ キ イ キ

乙 甲 辛 甲          戊 辛 丁 己

丑 戌 未 辰          戌 丑 丑 酉

キ キ イ イ          △ キ キ キ

    己                己

    キ                キ    

 

男性の性格は、内格忌の日干比敗強く負けず嫌いで我がまま、敗財あって

自身の徳になれば御世辞も上手、甲乙は見栄えを気にして忌で拘り多い性格、

何事も思うようにしようとするところがある。正官辛は2支の根があるが、

甲は強く辛の両側にあってあまり影響を受けず、対面的には目上を立てるが、

内心は反発。月令は己土の正財、地支は辰未戌丑と土の地支が4支あり、

水火のバランスがとれ蔵干は土財多く異性への興味強く結婚思考あり。

その干渉の仕方は、おだてる、懇願、脅すなどと手段は色々あって手練手管。

この様な方は大人しい相手では物足りなく、

活発で口説くには多少苦労するくらいの方がタイプかと考えます。

女性の性格は、外格従強、月干丁(偏官=殺)は日干辛を弱めながら 

一方では年干喜の偏印を強め 辛は戊土に守られ丁との関係は弱い制、

丁は却って辛の金寒水冷を防いでいる。

日干類より印星強く、喜の偏印・印綬を上手く使い

賢く人扱いの上手い人(利用力と統率力)。

しかし社会環境の丁を挑発するような反発心を多少抱えた人。

この方に取って偏官は伴侶でもあって戌の地支で辛と還流、

伴侶とは関係性深く上手く利用するが尊敬はしない。

 

 例えばこの二人が出逢えば、男性は女性の気強さに興味を示す可能性が

あっても、女性は印星を使わない乱暴な手法の男性を軽蔑し、

自尊心強い男性は軽蔑に耐えられなくなる。

独立心強い男性は、人を頼る事を嫌い自身で何事も解決する生き方で、

他人を頼る手段の女性を理解できない。

又日干甲の男性は、日干強い辛のナイフの様な言動の女性を嫌う。

男性は、独立心強く財思考で現実主義。

女性は、外格従強格、名誉心やプライドが強く理想主義

 

このカップルは折り合いをつけられる点が一つもなく、出逢いのサークル等では、

一言二言、言葉を交したとしても、互いに背を向け左右に別れる事でしょう。

 

この様に違った推命をしても、子平学・四柱推命は同じ結果を出せる事は、

当然ですが不思議でもあります。こういった方法は、

数学で逆算する様に効果的です。

 

  子平学の基本

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 ( 子峰院 占い人・和珞 2019/10/04)

 

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生地、庫地皆福は、為福・非福が面白いとは?

, この話しは中国の「淮南子 人間句」に書かれている故事で、

日本では「人間万事が塞翁が馬」と言うことわざにもなって有名な話です。

中国では「塞翁失馬」として語り継がれています。話しの内容から「塞翁が馬」

より「塞翁失馬」の方が題名としっくりします事から

「塞翁失馬」として書きました。

 

< 塞翁失馬 焉知非福 >

 北の地 異民族との国境近くに、馬の飼育をしながら占いをする

男がいました。

ある日彼が大事に飼っていた馬が、国境を超え逃げてしまいました。

国境を越え探しに行く事もできない男に周りの者達は皆、

同情の言葉をかけましたが、男は無愛想に「不幸とは限らない」と答えました。  

 ある日逃げた馬は、異民族の地より馬を数頭連れて戻って来ました

(馬は群れる習性があり)。国境より北の土地は、山が多く坂や石垣のも多い

土地でしたから、そこに群れをなして住む馬たちは足腰が丈夫で、

走る事も速い馬でしたが、人には慣れ難く気性の荒い馬達でした。

上手く育てれば「駿馬」と呼ばれる良い馬に育つだろうと人々は思いました。

回りの人達は「二重、三重の幸運ですね。」と男に喜びの声をかけましたが、

男は又「どうだろうかね、そうとばかりは思えませんが」と答えました。

周囲の者達は皆、偏屈な男だと思いました。

 国境を越えて来た懐かない馬は、月日の経過と共に薄紙をはがすように

少しずつ男やその息子に慣れていきました。

背に乗ってもあまり嫌がらないようにもなったある

日、息子は馬に乗り思い切り馬の腹を蹴り走らせましたが 

その速度を調節できずに馬から落ちて足の骨を折ってしまい 

歩く事が少し不自由になってしまいました。

周りの者は気の毒に思い男の元へお見舞いに行きました。

「お気の毒でしたね」と見舞いの言葉を欠けましたが、又もや男は、

「いや、いやそれはどうかね。そうは思えんませんけど」

と素直とは思われない言葉でした。

しかし皆は以前の事もあり「そんなものかな~」と思ったりもしたものでした。   

元々隣 北の異民族とは険悪だった為 とうとう戦争をする事になり

検疫が始まり 息子も検疫を受けなければなりませんでした。

足が悪かった息子は検疫を免れ戦いに行かずに済んだそうです。

その戦いでは多くの若者達が亡くなりましたが、

二人はその後も長く元気に暮らしたそうです。

 

< 解釈について >

読んだ人によって解釈は異なる事と思い、あえて書きません。      

仕事上 いつも基本にしていることは、「1つの運や性格の内容には、

良い事 悪い事柄が含まれ、それを確り見極め伝える事」を重要視しています。

それと通じるところがあると思いました。

それ以外にも多くの事を考えさせられる話しでもありました。

しかし 正直この話を知りませんでした。出逢えた事に感謝です。

                      f:id:sihoin:20190815164116p:plain

 < この話しを書く切っ掛けについて >

「方になりて千に一元神透れば、生地、庫地皆福にあらず

局に成りて干に一官星透れば、左辺に右辺に碌々としてむなし。」

 この文は劉伯温氏の滴天髄、方局論終わりの文です。

新訳滴天髄では、平岡滴宝先生は解説で「生地庫地の処、

楽吾氏と耀文氏は為福と言い、任氏と素庵氏は、非福とあって面白い」

と書いています。「面白い」先生は何がそんなに面白いのか、

今頃になって興味が湧いてきました。

そんな面白い話をなら、もっと教えてくれれば良かったのに、

とも思いましが今さらです。 

それで調べてみました。

為福は、「転禍為福」=災い転じて福となす。

非福は、「塞翁失馬 焉知非福」この言葉が出ましたので、教え子でもある、

十八史略三国志などが好きな三十代の男性に「さいおうしつば、がね」

と切り出せば、待っていましたとばかり話をしてくれました。           

中国北の地方の土地柄や、野生の馬を飼いならす仕事があり 

その馬を移動手段や戦いに使う事や、昔 中国の占術者は、

占術を成り合いにしている人は少なく、

本業を持ちながら占いをしていた人が多かったそうです。

土地柄でそこに住む馬の特徴の違い等も含め、

詳しい話を聞く事ができ参考にさせて頂きました。

「翁」の字も、内容の経過から、おきなやおじいさんと訳さなくても良いそうで、

「長老のように、人生を知り尽くした様な人で良いのでは?」

と話してくれました。

 

小学館 慣用 ことわざ辞典より)                      

〇塞翁が馬とは、人生では災いがいつ福の因になるかわからず、

また福がいつ災いの因になるかわからないということ。

吉凶禍福の転変は廻り知れず、

禍も悲しむにあたらず、福も喜ぶにたりないことをいう。         

※類句―禍福は糾う縄の如し。

今回は頭休めをいたしました。お目汚しでしたでしょう。

お付き合いに感謝いたします。

 

( 子峰院 占い人・和珞 2019/09/28 深夜にて )

 

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子峰院 和珞の鑑定例No79

 この方は今から30年以上前 最初の鬱の症状が現れた頃親御さんから、

平岡滴宝先生が依頼を受けた案件です。先生には、生前特殊なケースとして

後に紹介しても良いとの了承を得ています。

実家は御近所で私も傍らで見ていました。時に先生からは

「そっと見守って上げて」と頼まれ、実家に戻っている時は、

学校の校庭で親子して遊んでいるのを見かけ、安堵した事を思い出します。

先生は「夭の命式」の一つに挙げています。

 

平岡滴宝著、子平廣論より

 普通夭命とは30代までに命を終える短命の内、不自然な終り方をする

命式を言います。しかし年齢と関係なく本人の想いなかばで、

不自然な形で生命を終える人も含めています。何事によらず、

いよいよこれからと言う時の終期は、さぞかしと察するからです。」

 

< 命式・女性 >

時 日 月 年    生月9月 季節(秋) 干合・冲・支合なし

傷   才 殺    丁1干未1支 (2)

戊△丁ィ辛キ 癸キ    戊1干未1支 (2)

申キ  酉キ  酉キ 未ィ    辛1干(令)酉申3支 (4,5)  

庚    辛   辛キ   己      癸1干申1支 (2)  酉酉=自刑

           A日干2 対 B傷才殺8,5

Bは、Aの四倍以上でBの外格

用神取法は専旺法(外格)  格名は、外格 従財格

専旺格は強い干が喜で、Aが忌 Bが喜となるが

喜の干と地支=辛・癸・酉・申   

※戊はBで喜のはずが忌の丁を護丁作用 しかし護丁により丁から喜の辛への

被害を軽減し喜と忌を兼ねる。

△=戊 忌の干と地支=丁・未 

※未は戊に通根するが燥土で忌 支合の時期は良くなる。

 

< 命式は >

日干(本人)は戊山(食神)に護丁され一見穏か、丁と戊食の行動性は動く事を嫌い

小手先の器用さを使おうとするが、戊は燥土で不器用。

丁は弱く辛財強く強さの関係は制、

又護丁作用によって丁からの被害から喜の辛財は守られるが戊は燥土。

この場合の辛は銅に例えられ柔らかく

丁火への抵抗力は弱いが数字的には強く制。

 しかし、丁が強まる時は制から尅へと干渉の仕方は表面的で、

言葉は一方的で相手を強く責める方法となる。年干癸殺は時支申に通根 

申の蔵干水は壬で年干から時支に繫がる雨、

丁は護丁され影響は少なくその性格は出難い。

 

< 人となり(為人) >

 動く事を嫌い、辛財の干渉心は強くあれこれと考えるが、

日干丁は辛と比べ数字的に弱く言葉に出来ずに不満を溜める、

時に人に頼る事が賢明とされるが印星木(甲乙)は

僅か未に頼っているが燥木、人を利用する事や甘え下手。

忌の丁を護丁する戊食の行動性や丁と辛財の干渉方法は不器用で

人に理解され難い、

結果内心他人を責め穏かさや冷静さを欠いてしまう事が多々ある。

 

< 運では >

格名は従財格、この様な命式は日干が強まる時や財官が弱まる時は

忌となる。又日干が強まる時や食財官が弱まる時は1の変化で破格となり、

変動の大きい命式である。特に日干が強まる時期や辛財が弱る時期は、

干渉表現は上記の如く見境の無い言葉で、

酉二支は自刑で精神的にも落ち着きが無く、そうした表現方法は激しさが

加わり自身で災いを招く結果となる。 

 

(命式) 

戊△ィ辛キ 癸キ    

申キ 酉キ  酉キ  未△        

      辛キ     A日干2 対 B傷才殺8,5

 

< 大運 >

91 81  71 61   51   41   31  21 11 1

〇 △ △ ✓ ✓ ×  ✓  ✓ ✓ 〇

辛 庚 己 戊 丁 丙 乙 甲 癸 壬    →(年運)甲乙丙丁戊

才 財 食 傷 比 劫 倒 印 殺 官    ←大運干の通変星

未 午 巳 辰 卯 寅 丑 子 亥 戌    →(年運)己庚辛壬癸

✓ 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 ✓

  未 申 酉 酉 申 未          ←冲・合となる命式の地支

 

< 大運は >

〇1歳からの壬は、日干丁と強化の干合で日干は尅で弱まり 

大人しく問題の無く親御さんに取っては自慢の子供だったでしょう。

〇6歳からの戌運は、辛丁戊を強め破格で忌運。年齢的には友達関係の不満

を洩らし親御さんに多少は心配させた時期。

〇11歳からの戊運は、時間戊を合去破格で忌運。

護丁作用が失われ辛や癸との関係で気性の激しさが伺われる時期

〇亥子運は、癸の偏官だけをつよめ喜運。決断力や行動力があって

しっかりして心配の無い時期 26歳からの子運に実業家の男性と

「玉の輿」と言われて結婚 子運の終わり頃男児を出産。

〇甲乙(印星)運は未に根を持ち Aに2プラス内格になり破格忌運、

調候は丁火を強め対応はきつくなりますが、甲運は親元で家族は何時もの事とと

寛容な態度で受け止めて貰ってたはずですが、

〇31歳からの乙運、新しい家庭ではそのきつい対応に反発があったり、

相手にしてもらえなかったり 甘え下手と表現の不器用さや辛の地支の多さから、

自身の弱さを人には見せず、深刻さを理解して貰えなかったでしょう。

自身は外見では虚勢を張り、気持は疎外感、孤独、不満様々な

思いが交差していったものと思われます。この時期うつ気味となりました。 

〇36歳からの丑運は、年支未と冲で無力 

命式はA日干1 対 B傷財官7,5と割合はBが強くなり喜運。

この時期が生涯では最も良い筈ですが、酷い忌運の乙運と丙運に

挟まれ現実には「最も良い時期」とは言えなかった筈です。症状は小康状態。

〇41歳からの丙運は、主体の干辛を合去忌運、破格運で命式は大きく変動、

鬱の症状は再発しました。

喜の辛財の変動は伴侶の事業の失敗等が疑われる。以前の運で丁火が強まり

辛への尅が始まった頃より出費の多さは免れていませんし、

自身も喜財を尅す時期はストレス解消に浪費が伺われます。

伴侶の事業の失敗を責めたり、自身の浪費を責められたりと 

夫婦の鬩ぎ合いが想像できます。

命式は辛が合去となった後は、日干丁の側干は癸となり激の関係。

気持は荒れます。又閑支となった日支酉(伴侶)は日干丁(本人)を嫌って 

話しを聞こうとしなかったり帰宅を嫌がる可能性があります。

本人は暫く息子と実家に身を寄せました。

日干の根未は年支(母親)にあり母親は唯一甘えられる存在ですが、

父親の事業の失敗から、

店と倉庫を兼ねた実家は心身を休める所ではありませんでした。

一週間ほどして自宅へと帰って行きました。

それから暫くして 息子を置いて自ら命を絶ったそうです。

誰も助けてくれないどう仕様もない孤独感と激しい怒り

 唯一心を満たしてくれる財を失っての消失感 

その他色々な思いがあったのでしょう。

私は彼女の思いを100分の1も書けていないと思いながら・・・ 

 

平岡滴宝著 子平学 四柱推命法深書より

 従児、従財、従殺は外格専旺格と同様、いずれも格を構成する干は

強くなくてはなりません。

特に外Bの三格は食傷、財、官殺いずれかにすんなり従わなければ、

良い命式とは言えません。又この格になる人はいくら日干が弱くても、

内気で気弱になりません。必ず懸命に体干に尽くす人です。

しかし一端日干が強くなりますと自我が入り込みやすく、

物事に対して正しい判断が出来にくく、無茶をしやすくなりがちです。

又反面とことんの最終段階では、本来の日干の弱さ戻り、

落ち込みがひどく意気地がありません。」                                                                                                               

                                                                  

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< 終わりに >

この命式の短所は 従財格にしては日干が1干1支と強く自我が入り込みやすく、

破格をおこしやすい事。日干と格名である側干辛との干関係の悪さ、

その上辛財に従えず時に却って逆らい喜財を尅したり、

辛を合去の時は、日干丁と側干になる癸との干関係は最悪です。

又側支酉2支の自刑の存在などがあげられます。こうした短所が1つでも

少なかったらこの方はこの様な運命を辿らなくて済んだのではと考えます。

この命にも、灯火があり結婚前なら特に良いアドバイスができ 

御理解頂ければそれを心の糧 生きる目標にできる筈です。

命式の干や地支の有る無しや 

それらがある場所によっても運命は大きく異ってきます。

 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2019/09/19 )

 

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