丑が牛耳る命式(咸池の命式!)

 官能小説を数冊出版して官能小説家、自らはAVライターを名のっている。

どの様な人なら官能小説を書けるのかに興味が引かれこの推命となりました。

生まれ時間は推定 生年月日を取れば時間はこの時間帯しか合わず

己の丑時間にしました。この丑が個性的で丑だけにこの命式を牛耳っています。

本命の男性に出会う事無く、40歳11月家庭内事故、心配停止で発見されました。

子平学、四柱推命、運命学

 

 

< 命式・女性・時間推定 >    生月9月秋 月令(辛)

年 日 月 年      辰酉=支合

倒   殺 官      辛1干(巳丑)2支月令 陰干1,5倍(3,5)

己ィ辛ィ丁キ 丙キ      己1干(丑)1支 (2)

丑ィ巳キ 酉 辰      丙丁2干(巳)1支 (3)

己 丙 辛ィ戊      日干印5,5 対 官殺3

       格名 内格・建禄格

 

巳は、喜の丁と忌の辛に通根するが 

丁辛に還流して忌の辛を尅し弱める作用が強く喜とした。

大運での喜忌、Aグループ(日干印)が、Bグループ(食傷財官殺)より強く

Aが忌 Bが喜となるはずが             

〇喜=壬甲乙丁

(壬は月干喜の丁を合去するが 

年干丙が辛の側干となり強化の干合で忌の辛を尅し喜)

〇忌=戊己庚辛癸 (癸は喜の丙丁を弱める) (丙は強化で強さは二丙以上で忌)  

 

< 命式の状態 >                      

(丑辰)、丑辰未戌はそろえば土の四位純全 〇丑は金の会局・水の方局

〇辰は、木の方局・水の会局

巳は、火の方局 金の会局である 〇卯は、木の専気で方局

〇  辰―酉

   | |  (横は支合、縦は冲の関係 解冲解合の運に要注意)

   戌―卯

 

< 性格 >

自我が強い割には定めなく人の言いなりになる。分相応の望みを持ち経験を

生かしての事の処理を上手くやろうとしても、他人との歩調を合わす事が下手で

伝わりにくい事が多い。日干強く丙丁正偏の官星が透干でツッパリや

自己顕示を表らわす半面、大人しく従ったりと性格の複雑性を伺わせる。

(私の虎の巻より。)

 

< 命式は >

丑と巳の関係、丑(己辛癸)の季節は1月真冬の冷たい地支で、土なら凍土で

硬く冷たい土である。これをとかし柔らかくするには十二支の中でも

五月の巳(蔵干は丙)が一番であるが、巳でもまだ不足で丙か丁が

必要と言われている。命式には丙丁の透干があり丑は緩み水分を含んで

辰程に元気で辰よりも粘り気がある土、

その性格は悪く言えばしつこ 良く言えば粘り強い

その丑は時干の巳に通根。(丑は水の方局、湿を多く蓄えてい)

丙と丁の関係は、丙(太陽・天上の光)は強く、丁(地上の火)を見えにくくし

(隠蔽)弱めている。

(日干・本人)と月干丁(偏官)の関係、尅の干関係でも辛は丑巳が通根し、

月令で旺じられ側干の己にも生じられ強い辛である。

(日干)と時干己(土で偏印)の関係は濁辛、側干と丑を通じての還流でその

作用は強い、丑還流は汚れをくっつき易くしつこさは汚れが落ちにくくしている。

(こびりつくような) 又暖かく緩んだ己は辛をよく生じ強めている。

〇命式全体は、辛の湿金汚金(濁辛)は、女性では性被害にあいやすい人、

そう言う意味での魅力的な人で、

丙丁が透干で元気で元来男女関係そのものが好きな体質。

(辛は汚れているが、汚れる事事態を恐れず嫌がらない)

 

< 命式から >

 上記の通り性被害にあいやすく その相手は辛(本人)の側干で月干の丁(偏官・

女性には男性にあたる)で社会環境の人、仕事関係などの身近な人で干関係上辛は

丁に逆らわず言いなり、そうした体験で体質は目覚める。

辛は月令と2支を持ち強く、丁は1支で丙の隠蔽などで、

辛よりも弱く喜の干でまともな人、辛丑は要求強く丁はその要求に充分

応じられず、1度の行為で尻尾を巻いて逃げるような。丁から見れば辛は偏財に

当り財目的(小遣い稼ぎ)の時などもあり。丁は喜でまともな人でひどい事も出来ず

一回限りの遊び相手 辛は要求不満に陥る、辛の要求不満は辛独特の妄想癖へと

(辛はアンテナのような感受性で摩訶不思議なところがある)

その不満、妄想を生かし己土(倒食・偏印)は執筆と言う形にして残した。

適職についた人と言える。この命には正偏二種類の官星が透干で 

体質的な面から言っても結婚願望の強い人、日支(伴侶)は巳で蔵干は丙、

よって偏官の丁は遊び相手、本命は丙であり婚期は大運にて説明。

 

< 地支の喜忌 >

〇申・亥=喜の巳と支合・冲で忌。 〇未・子=忌の丑と冲・支合で喜。

〇午・寅=喜の丙丁に通根で喜。 

〇巳=喜の丙丁と忌の辛に通根、火で丁を尅す役目で喜。 

〇辰=忌の己に通根で忌。 

〇卯=辰酉の支合を解冲解合で辰は忌の己に、忌の辛に通根で忌。 

〇丑=忌の辛と己に通根で忌。 〇子=忌の丑と支合で喜。    

 

 

< 大運 >

7 17 27 37 47 57 67 77 87 97

忌 喜 喜 忌 喜 忌 忌 忌 忌 喜

丙 乙 甲 癸 壬 辛 庚 己 戊 丁   →(年運)癸甲乙丙丁

官 才 財 食 傷 比 劫 倒 印 殺    

申 未 午 巳 辰 卯 寅 丑 子 亥   →(年運)戊己庚辛壬

忌 喜 喜 喜 忌 忌 喜 忌 喜 忌

 

< 大運は >

〇7歳からの丙運は、辛と強化の干合で日干印が5,5に対し官殺は3プラスで

6となり喜忌変遷状態(ひどい変遷ではなく喜と忌の調候が出る)辛は尅され

元気を失い覇気がなく大人しい子供(育てやすい子供)、

年支(母親)酉は月支(社会運)の辰と支合(仲良し)職業婦人で鍵っ子の可能性。

〇12歳からの申運は、丙丁に通根の巳を合去し丑の湿が強まり、御ませな子供

17才からの乙(偏財) 高校・大学時代アルバイトをして、

辛が丁に洩れた無根の乙を尅す状態は、学生であっても良く稼げた時期

22歳からの未運は、忌の丑を冲で喜、命式の湿は皆無となる。

喜運であっても年齢を考慮して体調を多少壊し、

周りの人達の好意を受けながら順調な活動

27歳からの甲(正財)、辛を丁で洩気して無根の甲であっても

尅すには(収入を得る)苦労が伴うが、結果甲(正財)は丁(偏官)を強め

喜の地位への道、事の始まり(経歴・経験・出会い)と

大事な時期(フリーターを経てエロ編集者となる)

32歳からの午運は、丑とは害の関係 大運以外の子や未が巡っても

冲や支合は成立せず丑は無作用になる事はなく気持ちは盛り上がり続け、

丙丁(正偏官)も強め喜運は、経験を生かし地位の向上、数冊の官能小説を

出版して、その筋では人気作家となる。自らはAVライターを名のっている。

婚約するが一方的に破棄される。 

〇37歳の癸運 丑1支が通根する。癸(食神・行動性)は丙丁とは激の関係

官星は揺らぎ 行動性や制御心や地位の不安定 

湿は強まり辛は己土による濁辛はひどくなり周りが全く見えない状態で

判断力の鈍り、家庭内事故により心配停止で発見される。

〇婚期は47歳からの壬運、壬は月干丁を合去し、年干丙は日干の側干となり強化の

干合、丁は1マイナス 丙は2をプラス 日干印5に対し正官は4となり 

元の命式以上にバランスがとれ喜運 

辛は丙に全くの従順で良い結果となるはずだった。

 

※占術者が相談受をければ 一度しかない人生、絶対に癸運は

注意を呼びかけなければならない運である。

 

( 子峰院 推命師・和珞の鑑定例 No40  2018/06/09 )

 

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