子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No63

子平学、四柱推命で進学や就職を見る場合、喜・忌運で見る事が多いようです。

経験上それで良いのか?と言えば、忌運でも国立のトップ大学に進学をされたり

大手企業へ就職される方がおられるのが現実です。それは何故か、答えは一通りでは

ありませんが、私の場合は勿論命式と続く大運にあります。

 

< 命式・男性 >

倒 日 官 食      辛1干丑巳3支 (4)

己キ 辛キ 丙ィ癸△    己1干丑辰3支 (4)

丑キ 巳ィ辰△丑キ     癸1干丑辰3支 (4)

己 丙 乙ィ己      丙(強化)3巳1支 (4)

]

生まれ日は15日 節日は5日 節日より12日以前 月令は乙

A(日干を強める印日劫)グループ   8

B(日干を弱める児財官)グループ  8    A8 対 B8

用神取法は 内格扶抑法 内格  正官格

 

< 命式の特徴と喜忌と性格 >

AとB、数字的にはバランスが取れた命式ですが、日干辛と月干丙の干合は絆神強化の

干合で丙は三倍の強さに、丑辰の3支は癸と己に通根還流して己土は泥土、辛は4の強

さがあるものの時干泥土の己に汚され 月干丙に尅されかなり弱った辛であるため、

AとBを比べればA(辛・己)が弱く喜 B(丙・癸)が忌となるが食神癸は春霞で丙を多少隠

し喜 地支を還流し湿気汚金の原因は忌で喜忌を兼ねる。己の倒食=偏印は賢い対応の

努力はするが汚金の辛は言行共に不器用評価を得られくい、己土は暖湿土で土生金目上

の引立てを得やすく、喜運では地道な(丑丙己は粘土の様な粘り強さ)努力姿勢が評価

を受ける。最大の長所は、日干(本人)辛金は丙の側干で柔らか、物腰が柔らかく辛1干3

支は銅働き者、月干正官の社会環境や組織、目上の人に素直に従える所にある。

よって適職は大きな組織に従属するサラリーマン。ホワイトカラー(公務員、大・中企業

の事務方など)が最適である。

水と火のバランスが取れ、辰丙丑は健康的で異性、結婚思考の強い人。日支(伴侶)は

巳、蔵干は丙の正官でリードをしているのは伴侶「かかあ天下」結婚当初は男性側の

性でしたが結婚数年後には女性側の性に変えました。

生きる目的は、丙(太陽、正官)より目立つ(辛の輝き)事で、地位向上年代的には働き盛り

(33壬運-洗金・43辛運・48亥運-巳と冲で丙を弱める)にある。又時干(元亨利貞の60

歳以降)は己の偏印 大運干運では63歳から78歳まで戊己、元運・大運とも晩年は印星運

で名誉欲。この場合晩年功績を認められる事にあります。又命式は冷えた方が日干喜辛

は樂になり、運では壬(洗金)運や辛運、地支では水、金が強まる時が最も良い時、反対

に丙が強まる時期は精神的につらく仕事面では評価を得られにくい時期となります。

 

絆神強化の干合について、日干と月干または日干と時干の干合は、変化の干合になら

ない場合は、絆神強化の干合になり月干ないし時干は三倍の強さになり一生涯続く事に

なります。強化の干合となった場合、行運の干との干合は再び起こす事はありません。

 

< 大運・男性 >

×  ✓  ✓ 〇  〇  〇  〇 △ ✓ ✓

93 83 73 63 53 43 33 23 13 3

丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸 甲 乙      ←(年運)丙丁戊己庚 

官 殺 印 倒 劫 比 傷 食 財 才      ←大運の通変星 

午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅 卯      ←(年運)辛壬癸甲乙

✓ △ 〇 △ △ 〇 ✓ 〇 ✓ ✓

  丑 巳 辰 辰 巳 丑            ←命中冲合の地支

 

  依頼はお母様から「将来の為大学へ行かせたが、高校の成績が悪すぎて、本人も大学

に行く気がなく今後どうなるのでしょうか。」との相談でした。「大学には行きます。

今は目的を持てずにいますが間もなくその気になります。」と返事をしました。

幼少期より乙卯甲寅運は忌財運、月令は乙、乙は1,5倍辰が通根、13歳からの思春期

甲運は時干(将来性)の己を合去途方に暮れた時期となりますが、先生などの(目上の助け)

助言を素直に聞き入れる性格から地元の公立高校進学が、きつい忌運でありながら叶い

ました。夫々の忌財運は干関係や反尅等で苦しい時期 幼少期から思春期は、

子供なりに自己管理のまずさで自信損失やる気の無さが目立ちますが、

大運は癸運より徐々に良い兆しを見せその後は喜運が続き、進路はサラリーマンで

大学には必ず行くと見ました。高校三年生18歳の暮れ母親をやきもきさせながら

「大学に行こうと思う」と言い出しました。忌の寅運、成績が足りず一年浪人して

二流大学への進学となりました。在学中には、「宅地建物取引士(宅建)を取ろうと

思うが取れるだろうか」の問いに「何度か挑戦していくうちに必ず取れます。」

(将来の運と命式の地道な努力を見ての返事)

23歳からの癸△食神運は 命式の癸(春霞)を強め丙の輝きを多少隠し

精神的に楽になる時期、不動産会社へ就職。 

28歳丑運は、癸辛己を強め喜運 年運は辛巳に結婚、そして何度かの挑戦で

宅建合格となりました。

現在45 これからが楽しみな時期となります。健闘いかばかりかと遠巻きに見て行き

たいと思っております。

73歳からの戊運は、年干癸を合去ですが、4月生まれ丙に照らされた丑2支と辰は

蒸気となり霧を発生させ健康面での被害は少ないと見る。丙巳との関係の丑、

長養堪培の辰の元気を買いました。 

93歳からの丙運は、内格二丙となり年齢を考慮 健康面での問題が発生しそうです。

 

< 感想 >

働き盛りに生涯で一番の喜運が巡る人は幸運な人と言えます。しかし推命はそれだけで

は不充分で影形(程度)に見る必要があります。この命式の場合日干辛(自分は)輝きで丙に

勝つと言う目標がありますが。壬運(洗金)や辛運でその望みは叶うのかを見れば 

33歳壬運は癸の透干冲天奔地と3支水量は充分、辛は清水で洗うのが一番ですが、

己の透干3支の根で己土も量的に多く濁壬、汚水で辛を洗うような状況の結果は今一。

又43歳辛運は時干己湿土がこびりついた濁辛の状態では辛は勝ち目が無い状態で、

組織でのトップは狙えませんが、自身は力を弁えた人ですから、悔しさはあまりなく、

頑張りに満足できる命式です。影形論的にはごく普通の人と言えそうです。

 

子平学の基本

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参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

      「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/01/08 )

 

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