子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No66

< 時間推定 >

時間推定です。この方は私の大好きな あのお洒落で実力派の中国の若手ピアニスト

年月干壬丁は月令が甲の為化木になり、日干は庚。これだけでも鳴り物の命式です。

甲のハンマーで庚鉄を叩く。又命式下、地支の蔵干甲2干に丑の蔵干に辛があり、

命式はよく鳴り響いています。

三柱で充分ピアニストの命ですが、私はこの命式での閃きと鍛錬の丁を推定で入れて

見る事に、庚日には丁時は丑と亥がありますが、立ち位置から日干庚には人生の荒波に

対する抵抗力とやり遂げる力を持たせる為に1支の根丑を選び時柱は丁丑としました。

大運を取れば、今年32歳、現在までの大運とも合っており、これで大運を取っていく事

にしました。この命でのピアニストは適職と言えるでしょう。

(今年32歳 16歳デビュー、現在までに賞や多額な懸賞金を獲得しています) 

 

< 命式・女性 >

時 日 月 年    壬丁化木(年干乙 月干甲)

官   才 財    寅卯(半合) 月令(甲) 季節(春)

    甲キ 乙キ     庚1干丑1支 (2)

丁キ 庚ィ壬 丁    甲乙(令)寅卯3支 (6,5)

丑ィ寅キ 寅キ 卯キ     丁1干寅2支 (3)

己 甲 甲キ 乙          

          (Aグループ)日干2 対(Bグループ)財官9,5

BはAの4倍以上 用神取法は専旺法 外格 従財格

喜の干=壬(壬運は時干と変化 化木)癸甲乙丙丁己(己運は月干甲を合去、

年干喜乙(正財)と日干庚は絆神の干合で、乙は三倍の強さとなり月令計算4,5倍の

強さになるり喜)   忌の干=戊庚辛

 

< 命式は >

(命式)     格名は外格従財格。従児・従財・従官格の様にB(食傷財官)

官  才財   で構成された外格は格名となった通変星(この命では甲乙)が

丁庚甲乙   強ければ強い程良く、日干は弱ければ弱い程良くなります。

丑寅寅卯   この命では日干(本人)庚(鉈)が、甲乙を切り寅を還流し

己甲甲乙         丁火(時干)を強め、その丁火は3の力で日干庚を弱めている。

          流れは先に財、後に官となり自身の力で喜の財を増やし地位を上げて行く命式。

 

< 命式から見る > 

日干庚は丑を根に持ち。丑の己は凍土だが時干の丁3や側支の寅の蔵干丙

に暖めら丑は庚を生助、確りした日干(本人)である。(推命上これを忘れては

ならない)。月干甲(偏財)は寅と卯の根で燥木、切りやすい甲木だが、

月令に旺じられた強い甲木(仕事量)を切らなければならない。

又甲が合去となっても、年干の乙は日干の側干となって日干庚と絆神の干合

三倍となって強い(仕事量)乙草を切らなけれらばならず、庚は敗財・比肩無く

一途、強い財に気は向き余所見をしている時間は無く、強い正・偏(乙甲)の財

を切る様はひたむき 財の干渉心6,5に対し日干の2は弱く、表現力は仕事

の行動性に集中、口を動かすより仕事への行動性。正・偏財燥木の

手段は色々で、ジャズ、ポップ、イージーリスニング、伴奏と

人気が落ちれば何でもこなす人で報酬には拘りが無く、

高慢でなく親しみやすさに最大の長所がある。

強い甲乙(正偏財)は丁(偏官)を強め性格的には一番強く出る。滴宝著子平廣

論より、乙財→丁官=財を惜しまない。甲財→丁官=目立ちたがる(目立ちた

がり屋)。とありこの方のお洒落はずば抜けて目立っている。月令甲は喜 

変化の化合は喜財で有情の干合 時干丁は行運の壬と喜の化木と行運でも

喜財運に恵まれている。棚ボタの財でなく自分の努力で手にする財で働き者

そしてよく稼ぎ良く使う人ですが稼ぎが多い人です。庚2は丁3に尅を受け

目上の人の意見を取り入れる 月干甲と庚の関係は甲強く喜で良い作用

社会環境の人達からは良いアドバイスがあり、そうした人達に対し庚丑は

自身の意見を言え対等に話し合いが出来る人

お金の管理は月支(社会環境)寅と日支(伴侶)寅 財から官へ繋ぐ喜の地支は

仕事を良く理解し手伝い財の管理を確りする人達。

喜の地支で運も良くトラブルはないと見る。

 ※甲乙の根は寅卯で、丁に全て洩れやすいのがこの命の短所、しかし辰や亥

の水支でもある根をもてば丁に洩れにくく、財官の淑女の風格でプライドが

強くオスマシで仕事の選り好みなどが強い性格となる可能性。

この方の場合最大の短所が長所となる。行運での亥は寅と支合。

辰運(水支で木局揃い)では、仕事を選べる時期と見る。

 

< 大運・順行 >

大運は干・支、夫々5年毎とですが、前後の運や流れはとても大事。

又年運は多いに影響があり、推命時にはポイント運では年支も見る必要性

(命式)     

官  才財   

丁庚甲乙   庚  (2)

丑寅寅卯   甲乙 (6,5)

己甲甲乙      丁  (3)

 

(大運)        〇=喜運 ✓=忌運

 98  88 78   68   58   48 38 28 18 8

〇 ✓ ✓ 〇 ✓ 〇 〇 ◎ 〇 〇 

甲 辛 庚 己 戊 丁 丙 乙 甲 癸   →(年運)癸甲乙丙丁

才 敗 比 印 倒 官 殺 財 才 傷   ←天干運の通変星

子 亥 戌 酉 申 未 午 巳 辰 卯   →(年運)戊己庚辛壬

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 〇 〇

丑 寅 卯 卯 寅 丑           ←冲合する命式中の地支

 

< 大運は >

 〇癸(傷干)運は、庚や丁とは干関係悪く喜忌悩むが、日干と財の通関用神 喜の甲乙を

生じ(育成)丁財につなげている為喜とした。傷官から財に繋げる為の技術習得の時期。

〇甲(正財)運は、月令計算2プラスで喜運。乙(偏財)運は日干と絆神の干合三倍月令1,5

倍計4,5プラスで喜運

〇卯辰運とも甲乙の財干を強め喜運、卯運13歳から乙運32歳は財を強める運で

経済的に恵まれるが、仕事は忙しく体調管理と精神面でのケーアーが大事な時期。

※13歳から32歳までは財星を強め喜運続き

※財運から官運へ変わる時期は、曲想やタッチが変わる可能性。

〇33歳の巳運から丁運の52歳の20年は、官運を強める喜運 

地位を不動のものへ押し上げて行く時期。

〇53歳未運は、時支忌の丑を冲で無作用とし喜運。庚の力は半減 

強い甲乙を切りる作業は、人生の延びは有るものの心身共に骨の折れる時期。

〇58歳戊(印綬)運は 丑が通根Aに2プラスA4 対 B9,5 内格。破格運で忌運 

しかし 戊は丁を護丁して命式との干関係良く 年運癸は戊を合去 

その後の年運(甲乙丙丁)は救干になる為 忌運であっても調候的には酷くはない。

又戊は音響の効いたドームの様なもので不動の地位となった彼女のタッチは重厚な

音量を得とくする時期、経験を積んだ演奏家として注目を受け活躍されると推測。

〇68歳己運は、月干甲を合去、日干と側干になった乙(偏財)は絆神の干合三倍、

月令1,5倍計4,5の強さになり喜運。(仕事量・経済的など)

〇庚辛運は 日干類を強め破格の忌運 年運の救干に救われる事多し。

〇申酉戌亥は、財星を1弱め忌運。破格は起らず大した変化は無く年齢を考慮、

体調の衰えなどから自ら仕事を減らす可能性。

〇98歳甲運は、偏財運喜運

〇103歳子運は 時支の丑を支合 丑は忌の地支だが日干を強め質を良くしている

地支で時支は命式の墓の様なもの年齢を考慮に忌運とした。少なくても健康を害する。

 

< 体形など >

目立ちたがり屋お洒落、そして忙しく。命式に水気 土気が少なく 甲乙は丁にもれ

痩せ型 今後も肥えないと見る。身長は甲乙喜で強いが丁に洩れ庚に尅を受け普通。

肌の色は甲強く庚丁の強さから、青白く赤と程好く美しい肌色と見ました。

(アジア系での考慮は必要)命式は、よく鳴り響き耳は良い筈です。

< 感想 >

この命式・大運には誉めるところが沢山あります。大運は干・支とも喜で流れは同じで

傷官から始まり→喜財→喜の官運と順生。変化・絆神強化の干合は喜、月令喜。

又例え忌運であっても酷くは無く、命式から見る人柄は 高慢でなく直向(ひたむき)で

親しみがある等 この様な命式を見るのは初めての事で素晴らしいの一言です。

本人に「目立ちたい」と言う積極的な気持強く、世に出やすい命式と言えそうです。

 

子平学の基本

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 参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/02/26 )

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