子峰院 和珞の鑑定例No71

       子平学 四柱推命 運命学

  私の場合依頼者の殆どが親戚・知人・その方達による紹介者が主です。

そうした方達とのお付き合いは長くなる為、過去の鑑定書は保存、再鑑定の依頼に

備えております。この方は子供関係の知り合いです。本人10歳の頃のお母様から依頼で

結果御家族全員の鑑定となりました。

現在でも毎年年賀状で御家族の近況を知らせて頂いております。

 

< 命式・男性 >    本年46歳

印   才 才

丙ィ己ィ癸キ 癸キ    干合、冲、支合なし

寅ィ未ィ亥キ 丑△   己1干丑未2支 (3)

甲 己 壬 己    丙1干未寅2支 (3)

           癸2干(月令陰干1,5倍)3干丑亥2支 (5)

A(日干印)6 対 B(偏財)5  用神取法は扶抑法 格名 内格偏財

BよりAがやや強く 日干は印より強く 弱身旺 

調候用神―丙

 

よってA (日干比劫印)は忌 B(食傷財官)は喜となるが、AとBの差は1喜忌変遷運には

要注意 味方の振りした養虎もいます。これは元機には使えず。

木気が多く甲乙は喜忌変遷運で忌運。

忌の干=戊己丙丁甲乙辛(化水)

喜の干=壬癸庚  

 

< 命式と性格など >                      

〇格名は内格偏財格、日干・印綬は確りした強さで財干強く、財欲や干渉心は強く時に

謀をめぐらす

〇生月は11月の冬 癸に通根の地支 亥の蔵干は壬、丑は癸 2支共冷たいが時干の

丙は冬の夕方の太陽、源流・還流の関係から癸はみぞれ。この様な人は、左の耳・目・肩・

足などの症状が冷えてる側に、片寄る傾向と経験者達より聞く。

何故向かって側かは謎?

〇日干の強さより、喜財癸は強く財に恵まれている。癸財はみぞれで丙の透干あって

使い方はケチで慎重 財干は年月に透干し 年支月支に通根し月令に旺じられ

財源は 両親(年柱) 社会環境(月干)である。

真面目に人生を送れば降り続くみぞれの如く財には絶え間なく恵まれる。

〇年柱両親は、天干癸と丑の蔵干中の癸は意思疎通が出来ている人達。

(年支・母親)は冷たく 側支の亥にも冷やされ冷たく頑なでケチ、

しかし日干に通根 喜で本人には惜しみなく援助する

〇母親は年支であるが、印綬()も母を意味し時干に透干日干の側干であり未と還流

して縁は深く、元亨利貞60歳(本人)以降の時干で長生きの可能性。

癸丙は天上から一方的で、絶え間ないく愛情を注いでくれ湿りすぎの己土を乾かす、

財源と己土を整える役目、人生上これ以上都合の良い人はおらずマザコン

よって母親の側から離れ辛く結婚は到底無理な人で 

今年は46歳となるが未婚、結婚の意思はないらしい。

〇社会環境(月柱)による喜癸財は、月令に強められて強く降り続く霙は真面目に

働けば楽に稼げる事を意味し、真面目で働き者

〇日干の己は、命式右半分は冷たく凍土から左へ丙未の関係で凍土は溶けて湿土へと

変わり、日干己土は、頑なと柔軟な態度や考えであれこれと迷うが、

1干2支強過ぎ弱過ぎでもなく 通根の地支は天干より強く、戊の劫財は無いため

一途で頑固で不器用で苦労人、財や印には受身で何事もなければ大人し

く落ち着きがあり悩んだ末に決めた事は断固して

やり遂げようとする人。言い訳け(上手)や説得・交渉の場合は饒舌になる。

〇丙も癸も強く一方的で再現なく、己土も粘りがあり目立つのは押しの強さとしつこ

さ、交渉の仕方は手練手管。丙印の名誉心は財、お金持ちを装うが慎重

〇癸(雲・偏財)は丙を制し(太陽の光を妨げ)、丙(太陽・印綬)は癸を制し(雨雲の力を

弱め)て、全ての天干、地支は還流・源流で関係し合っているため、不器用であっても、

日干はしっかりして財星、印星を使う事が出来る人(行動的な仕事や事務職)である。

交渉術に長けた人であるが、残念な事に社会でそれを生かせるチャンスの運に恵まれ

ていません。世の中ではこの程度の人は多く形影的には、ごく普通の人と見ました

※苦労は、日干忌の目的を決めるまでの試行錯誤。

※ストレスは、忌の印星母親からの干渉、

財欲からその干渉から逃れられないところにあり。

※生きる目的は 財のお宝をまずは守り 次は財を増やす為のチャンスを

逃さない様に待つ事。又、その為には人生は穏かがモットー と推命した。

 

< 大運・逆行 >

 

※15歳辛運は、月令は壬(水)で時干丙と化水丙は壬 辛は癸に変わる。

 

95  85   75 65 55  45 35 25   15  5

〇 × ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇  ✓ 〇

癸  乙 丙 丁 戊 己 庚  壬    →(年運)戊己庚癸壬

才 官 殺 印 倒 劫 比 傷 才 財    ←大運干の通変星

丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌    →(年運)己甲乙丙丁

〇 ✓ ✓ △ ✓ △ △ 〇 △ ✓

未 亥     亥 未 丑 寅        ←冲合する命式中の地支

 

〇幼少期5歳の壬運は、年干喜の癸を強め喜運、父親は上級公務員で恵まれた家庭に

育つ。10歳の戌運は忌の日干を強め忌運、我が強く勉強に身が入らず。

学校や野球活動以外のプライベートの時間は外出を嫌がる本人を見て、両親は将来を

心配しての依頼。忌の壬運なら「幼少に厄づく」になり大変な時期となるが喜運に

救われた。しかし水は冷たく(元亨利貞は年柱)本人にとっては辛い時期であった筈、

また大運を十年運で見れば10歳の戌運(丙に通根・暖)にも救われた可能性がある。

必要以上の行動を避けたのは、自身を守る為には最善な行動で喜運ならでの行動

〇10歳の依頼では、日干に地支が多く言葉数は少ないが腹の据わった人で、 

悩んだ末に自分の事は自分で決めるタイプ、人生の荒波に対しても抵抗力があり 

そっと見守る事がベストと伝えたが、

15歳からの化水時期は変動が大きく、高校選びは目標をランクを下げる事を勧めた

(変化後の命式)

時日月年  大運癸

壬己癸癸  己1干2支 (3)

寅未亥丑  壬癸3干(令)5干2支(7)大運の癸を1プラス(8)

     日干3 対 財8 BはAより強くなり忌変遷運で忌運

日干は喜 財は忌となりかなりの出費。

出費は免れないが必ずチャンスは訪れるはずと伝える。二度ほど軽い登校拒否になるが

学校の配慮で簡単に解決 軟式野球部にも入部し無事高校卒業。

大学現役合格を果たすが気に入らず。

〇20歳酉の歳、流年で目的の大学へ入学を叶え、

卒業後は就職 職場を変える事無く現在に至る。

〇20歳から64歳の間の働き盛り、例え忌運であっても1か2の変化で大きくなく

月柱(社会環境)天干・地支とも喜で問題は少ない。

65歳からの丙運以降、亥未寅の木気は行運の甲乙に通根 己を弱め喜忌変遷や

年齢を考慮すれば体調は崩れ、日干と強化の干合甲運は、命の問題がでてきそうです。

 

※水気や火気の強さのバランスがほどほど取れていれば「中庸」の推命を見かけますが

果たしてそうでしょうか?命式を絵に立体的にみれば、

この命式も陽のあたり方によっては雪とみぞれに 大地の己土も陽が当たってみぞれが

落ちてもそのままのところあり 溶けた場所ありと

「中庸」にはどうしても納得できません。よって「中庸」でない推命となりました。

 

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参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/05/01)

 

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