彼は若くして白血病で逝った

10年近く(故)平岡滴宝先生に師事していました。

先生は、特に近所の方や友人・知人に推命では大きな

信頼を得た推命士でありました。占術者がそんな

内容の相談を受けるのか?と思う程きつい案件を抱えて

いるのをいつも見てきたのです。その一件をご紹介いたします。

(子平学・四柱推命

(命式) 男性   

時 日 月 年    干合・冲・支合なし 月令(乙

傷   官 印    (日干) 庚1丑1支 2

癸 庚 丁 己      (印) 己1干丑未2支 3

未 子 卯 丑    (傷) 癸1干丑子2支 3

己 癸 乙 己    (官) 丁1干未1支  2

日干印5 対 傷官正官5 バランスが取れた内格

格名(内格・傷官 

日干庚と時干癸の関係は庚の錆。月干丁と年干己の関係

は護丁、護丁された丁は錆びた庚を尅しより弱める

己癸は丑が還流して己土濁壬。

強さ的に丁と癸が強く庚己が喜で丁癸が忌となる。

喜の干 庚辛己

忌の干 壬甲乙丁戊 丙は錆を軽減と丁を強めるので△

戊は命中の忌の癸を合去するが 命式は日干印5対

官2となり喜忌逆転し忌運

(命式の特徴)

命式中喜の地支はなし 忌の地支は子(忌の癸に通根)

喜忌兼ねる地支は丑(喜の己庚と忌の癸に通根)

上記に同じく未(喜の己と忌の丁に通根)

卯は忌財の甲乙を強め忌

日干庚は癸・丁・己(丑を通しての還流)との関係は

汚金・湿金(錆)・尅と踏んだり蹴ったりと弱りきって

身弱傾向、あからさまな表現はしないが不満は表情に

出やすい。性格は大人しく、一途で気真面目、

自身の良さを発揮できずに、内心は被害妄想や

不満を抱えいじける。対人関係では錆た庚の出方で、

表現はきつく、人気を得られない性格

(大運) 逆行2年運

△ 忌 忌 忌 忌 喜 喜 喜 忌 忌

2    12    22   32    42   52   62   72   82    92

丙 乙 甲 癸  辛 庚 己 戊 丁 

寅 丑 子 亥 戌 酉 申 未 午 巳

忌 △ 忌 忌 喜 喜 喜 忌 忌 忌

壬運は月令が乙、月干の丁と化木し壬は甲となり

年干己を合去。月干丁は乙に変化し日干庚と強化の

干合となり命式は大きな変化を起こす。この時期が

この方の人生の底である。(この様な時、数回の干合を

起こし変化が起こる事がある、干関係や通変星で

およそで良い、どの様な調候になるか推命の必要) 

人生最高の時は日干が強まる、47歳からの71歳と

25年間も続くが残念な事に人生の底や

最高の時期を経験しないで彼は逝った。

白血病を発症し32歳の若さ婚約者を残しての

旅立ちだった。大運子の最後31歳の年

建築業を営み「跡取りの息子が怠け者で仕方がない」

と、ご両親が平岡滴宝先生に相談された。子運は

年支の丑と支合し丑は無作用。丑は己、庚、癸に通根し

天干の三干を支えている、丑を失えば日干庚は1干0支 

側干の丁は1干1支 癸は1干1支になり、1の強さの

庚は 丁1干1支 癸1干1支と両側から2の力で

攻められ力と質を落とした運であった。

年干は父親 年支は母親を意味する。丑は母親である

丑を失い母親の援護を失くし父親の助けを弱めた時期

健康面でもひどく弱りきっていたが、両親の目には

怠け者にしか見えず、彼の訴えを聞く耳を持たなかった。

滴宝先生はこの時すぐに病院に連れて

行くように諭したが家業が忙しいと聞き入れず、

歯茎から出血の症状が現われて始めて病院へ、

「時、すでに遅し」

大運は癸運 命中の湿を強めた事により日干庚は湿(錆)

を己土は泥土を強め、湿を軽減する調候の丁を弱め、

命式全体の質を落した運、彼は32歳の若さで逝った。

大運戊について 戊は命中忌の癸を合去するが、癸が無作用になると

日干印5 対 官2 喜忌逆転で忌運となる。

内格でバランスが取れた命式は変動が多く 

喜忌運を、観るになかなか難しい命式となる。

干合について

(干合の関係)

組み合わせ・月令・変化

  ↓     ↓    ↓

甲―己  (土) 化土

乙―庚  (金) 化金

丙―辛  (水) 化水

丁―壬  (木) 化木

戊―癸  (火) 化火

変化の干合とは、側干で上記の組み合わせとなり月令が

(カッコ内の同気)ならば同気の変化になる。例えば

天干が側干の甲己で 月令が土(戊もしくは己なら)なら

変化し甲は戊に 己はそのまま、陽干は陽干に、

陰干は陰干に変化する。

組み合わせが重なる場合は日干と月干が優先。

 

※変化の干合は 変化した後にも干合を繰り返す事が

多くあり留意が必要です。実践で説明して行きたいと思います

合去の干合とは 年干と月干の干合の組み合わせで

変化とならない場合は合去の干合となり、年・月の干が

無いものと同じになる。

※合去の干合は一生続きます。

絆神強化の干合とは、日干との干合(月干と日干あるいは

時干と日干の組み合わせ)で変化とならずに、

干合の組み合わせの時 月干ないし時干は三倍の力と

なるが、日干の力は変わらない。

※強化の干合は生まれてから死ぬまで、一生続きます。

※(運での干合の順番は年干、月干、日干、時間で

  その内日干との干合は強化の干合となる)

 

( 子峰院 推命士・和珞の鑑定例 No2 )

 

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