子平学・四柱推命は応用物理学  〔子峰院  和珞の鑑定例No67〕

知人の紹介で鑑定書のみでの鑑定となりました。「電話を頂ければ疑問にお答え

できます。」と知人に伝え鑑定書を預けたが、鑑定書に書いた「平々凡々に

生きられる。」の言葉に感動 納得して頂いたとの事で電話は頂いておりません。

平岡滴宝先生のノートには「命式は立体的 月令を含め九字で見る」の言葉を

残してあります。題して「子平学は応用物理学」天干は壬癸だけの命式です。

では、1月生まれ壬癸の世界へと御案内申し上げたいと思います。

 

< 命式・女性 >         

時 日 月 年

比 比 比 劫    子丑ー支合  

癸キ 癸キ  癸キ  壬キ   壬癸4干丑亥2支 (6)

亥キ 丑キ  丑 子    用神取法(専旺法) 格名=外格従旺格 

壬 己   己ィ癸    生月1月(冬)

 

< 命式は >

季節は1月冬、壬は命式に火気が全く無く、湖などに凍りついた氷。

癸は雪 三干の癸水は降り続く雪、暴風雪やホワイトアウトの様なもので

視界は白一色で何も見えない状況、

又この命式には温もりがなく降り続く雪と凍りきった氷は、決して雪が解けて

一つになる事は無い、よって癸は壬を強める事も 壬は癸を強める事は無い。

火気が全く無くこの命式での地支丑は、己辛癸を強めるが己は凍土 癸は霜柱 

よって中の辛は出難く金をあまり強めない。亥は水木(壬甲)を強めるが壬は氷で、

甲は育ち難く甲をあまり強めない。 

 

< 性格など >

格名は外格従旺、自身の思い通りに生きるタイプ 比肩3干の癸は負けず嫌い

丑亥は凍土と氷で堅く癸は多く強く強情 壬の劫財の協調性、融通性などの性格

は、癸壬は一つになれず 、癸干は多く人の意見は聞くが取り入れる事は無い

支合はあっても忌の干地支なく(疵なし)日干類喜で2支の根あり

自信家で物事に動じる事少なく肝っ玉の座った人。癸は静かで口数は少ないが 

思い通りにする為に少ない言葉での説得力、そして考えを巡らす 降り続く

雪嵐に本心を隠し時に謀や策略あり、動く事を厭わず働き者

日干を含め3干の喜癸は良い意味での徒党を組み協力し合うが、優位でなけれ

ばならず説得力あって姉御肌 命式は冷たくクールで冷静 良く言えば要領が

良く頼りになる人 悪く言えばずるい人だが、丙運では1干0支と弱く天上の

雪雲で太陽を隠し丁運は壬を合去する。よって本質を見透かされる事はなく

明るさはないがそれに変わるものを持っている為、

結局頼りがいがあって好かれ統率力ある人。金銭感覚は上記の通り

忌財である丙丁を尅す為 経済観念はしっかりしている

体質的は、少なくても冷え性の症状からは免れない 

それが原因での複数の持病があるはず。

体型は、水多く冷たく命式は片寄っている。多少骨ばって、

成長期には水運続きで健康的には問題あり。身長は、水は喜であり普通

冷たい水で片寄った命式は多くを食す事ができない、頭をよく使い働き者で

肥えられず、どちらかと言えば痩せ型と見ました。水多く肌は色黒タイプ。

 

< 命式 >         

時 日 月 年   

癸キ 癸キ 癸キ 壬キ   

亥キ 丑キ 丑 子   

壬 己 己ィ癸   

 

 < 大運・女性4年運 >

94 84 74 64 54 44 34 24 14 4

〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇

癸 甲 乙 丙 丁  己 庚 辛 壬    年運→丁戊己庚辛

比 傷 食 財 才 官 殺 印 倒 劫    ←干運の通変星

卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子    年運→壬癸甲乙丙

✓ 〇 ✓ 〇 〇 〇 〇 ✓ 〇 ✓ 

    亥 解 解     亥   丑    ←命中の冲支合の地支

 

( 大運は )

※ポイントは 44歳から月干癸を合去する戊運にあり。

〇外格従旺は基本、日干比劫敗と印星が喜 食傷財官が忌 命式の喜の干を

強める地支は喜 忌の干を強める地支は忌となる。よってこの命式では全て

喜の干と支になる。

(外格従旺・従強格は日干は喜で 命中忌の干が無い事が多々あります。

あればそれを(疵)とか(疵のあるorない命式)などと呼びます。)

この命は、忌の地支も無く全く疵のない命式。

〇調候用神は行運の丙、しかし0支と弱くあまり使えず冷え性や性格面

でのクールなどの軽減には効果はありません。

〇運では日干比敗印が喜 食傷財官が忌となる。

〇命中喜の地支を支合する運は、忌運。破格にならず被害は少ない。

〇子丑の支合を解く(解冲解合)午未運は 午未は閑支 子丑が壬癸を

通根2強め喜運 しかし冷え性の症状は酷くなると推定。

辛い症状を抱えて負けず嫌いは強まり

弱音を吐かず気を張っての忙しい日々はストレスを強める可能性。

〇己運は月令1,5倍丑1支2,5 A6対B2,5は内格 外格破格運で忌運 

しかし壬は氷 命式にあまり影響を与えず被害少ない。

〇戊運は月干癸を合去 破格なし被害は少ないが、

月干の社会運を抜き仕事の変化や、負けん気が弱まり気持の変化。

元運は20代、40代までは子丑の支合で寝ている為、

年干壬の父親のする事を眺めているだけですが 40以降60までの日支丑は

壬と癸を還流 又月干の癸が合去し日干(本人)癸と年干壬(父親)は側干となり

関係が深まっています。

大運の50代と60代の後半には、年支と月支が解冲解合で年支(母親)と

日干が通根で関係が深まっているため 戊運以降実家との関係が深まり

命式はざわついていますし 時支亥の蔵干は壬 父親と子供の縁の深さを

意味し子供が実家を継ぐ為の筋道の様に見えます。

結果身内との関係であれこれと気をもむ事の始まりの時期。 

よって戊運は40代人生の転角と見ました。

〇丁丙運は上記の通りで 変化少ない

〇乙甲運は亥が通根 Bに2プラス外格破格運、乙甲は命式冷たく

育たず水を制尅できずに変化は少ない。

 

< 感想 >

忌運でもあまり変化少なく平々凡々と生きられ 命式での性格や行運での

変化の少なさで気分にムラが少なく落ち着きのある人です。しかし 

統率力あっても人を信じ頼りにする事が出来ず 仕事を人任せにできない

性分は形影的にはごく普通のと言えます。人生を伸びのあるものにするには

仲間は皆喜 信じて頼れば一本より三本で人生に伸びが出ますが、

それは本人にとって大変な事ですし 高望みをせず現状維持で変化の少ない

人生を望む人でもあります。もって生まれた性格は誰もが軌道修正できない

ものですし この方の場合行運でもそいった気持の大きな変化が巡らずと

見ました。

 

参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

 「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/03/10 )

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