子峰院 和珞の鑑定例No81

 この方が37歳大運では亥運、喜甲と忌の水を強め△の時期 

お母様から夫婦仲について、離婚の心配での依頼。

根幹は別居の嫁(伴侶)の生活費の使い方に問題があるとの事でした。

本人だけの生年月日時で鑑定です。結果は次の通りとなりました。

   子平学 四柱推命 運命学

 

< 命式・男性 >   現在39歳

年 日 月 年

食     敗 倒        季節 7月生まれ(夏)

甲キ 壬ィ癸ィ庚ィ   冲・支合・干合無し

辰△子ィ未キ 申ィ   壬癸2干子申辰3支 三合会局プラス1 (6)

戊 癸 己キ 庚    庚1干申1支  (2)

           甲1干未辰2支 (3)

A比敗倒8 対 B食3

用神取法は扶抑法(内格)   格名は、内格食神格

A(日干・敗財・倒食)が強く忌、B(食神)が弱く喜

よって 忌=壬・癸・庚・辛  喜=甲・乙・丙・丁・戊・己

病=申 申は庚と壬の登竜門、壬をより強める 

元機=甲・未  子未=害

 

< 命式は >

子申辰は水の三合会局、壬癸、陰陽の透干、季節は夏 

辰の地支が通根で暖かく強い水

壬癸は、冲天奔地、癸水(雨)は日干壬を強め、壬水は増水を続け強く、

会局を持ち壁(戊)なく広く深い海である。

癸水は、壬を強め続けるで、天上は厚い雨雲である。

年干庚(倒=偏印)は、申の根を持ち剛金で水多く沈金

時干甲木は、唯一時上喜の甲木(食神)は、壬癸強く浮木

 

< 性格は >

本人壬は(日干)、社会運(月干)に癸の透干や、伴侶(日支)には子(蔵干癸)があり

身旺でありながら周囲人の意見に耳を傾け取り入れる人

基本自由思考でじっとしていられない、水暖かく心根は暖かい

年干庚と時干甲は離れて制ですが、庚は海底 甲は水上と距離があり制は

利かないが喜忌を考慮すれば良い現象である。浮木としての不安定さがあるが

喜で付き合い良く交際上手 そして庚を交す要領の良さ 手先はやや器用

庚の偏印は忌であり 沈金で印星としての良さは望み薄く、

志は高いが思い通り行き難い。

月令は己、喜の正官で物事の善悪を弁え何事も継続・持続を好み出世の

チャンスを伺っているが分を心得ている

この命式の良さは、日干は強すぎるが、尅される側の甲は庚よりやや強く

バランスが取れ日干、偏印、食神は還流・源流で夫々が関係し合っている為、

仕事(食神)の時は必ず手順や結果を考えながら(偏印)、作業を進める処に

良さがあり「無意識に」等と言う事はなく、そう言う意味では思慮・注意深い人

言える。又、机上の勉強は意志に反して効果は挙らず、周囲の人の知恵を借りた

り自身の経験を通して知識や技術を伸ばして行くタイプ

夫々の干に根が多く度胸の良い人で怖いもの知らず、この方は大手電気工事会社の

社員、電気工事仕として現場作業をし、異常気象で災害の多い昨今、

率先して各地を転々と移動しながら働いている人であり 適職と言えるでしょう。

 

< 命式から見る人間関係は >

本人(日干)は壬、社会環境の人達は(月干)は癸、伴侶(日支)は子(体陽用陰)の

蔵干は癸 周囲人達も伴侶も本人を強め助けているが 

壬から癸への見返りは無く、本人は自信過剰で蔑ろにする可能性。

又父親(年干庚)は、年支(母親)申(水の門戸)還流(意志の疎通)、日干壬に通根

強めているが申の水の蔵干は壬を甘やかして本人の言う事を信じきっている人達。

本人(日干)は強く制は無く自信過剰気味、結果思い通りに生きようとするが、

あからさまではなく第一印象は良い方。

                      

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(命式)

年 日 月 年

食 比 敗 倒       

甲キ 壬ィ癸ィ庚ィ   

辰△子ィ未キ 申ィ   

              己キ    ( A比敗倒8 対 B食3 )

 

< 大運 >

※50歳己運は、甲と化土運、命式の甲は戊に変化、己はそのまま。

※辰が冲・支合で抜ける運では破格で忌運となります。

90 80 70 60  50 40  30 20 10 0

✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 ◎ 〇 〇 〇

癸 壬 辛 庚  戊 丁 丙 乙 甲   →(年運)庚辛壬癸甲

敗 比 印 倒 官 殺 財 才 傷 食   ←大運天干の通変星

巳 辰 卯 寅 丑 子 亥 戌 酉 申   →(年運)乙丙丁戊己

〇 △ 〇 〇 ✓ ✓ △ ✓ ✓ ✓ 

申     申       辰 辰     ←冲・支合する命式の地支

 

< 大運は >

生まれた頃より大運は喜運で始まっています。

〇5歳からの申運は、毒の地支が巡って忌運ですが、年干は全て喜の救干で巡り、

大運は喜運に挟まれ我がまま気ままに育ち

本人としては楽しい時期だったでしょう。

〇10歳乙運は、庚を合去で問題無く、育て易く親御さんには将来が楽しみな

子供さんだったでしょう

〇15歳からの酉運は辰を無作用にして忌運、沈金忌の印星は成果を上げられず、

希望した高校や大学には入学は叶いませんでしたが、大学は一浪で志望校ではない

私立工業大学へ、電気関係の学科へ進み将来的には理想の進路結果となりました。

思う様にいかない事が多く、不平不満を口にする事が多い時期。

〇20歳丙運は、喜の財運ですが癸は雨雲で暗雲遮日 喜甲への恵は無く、

又癸比肩(協調・同調性)と丙は激の関係、対人関係での折り合いの苦労を意味。

大学の部活では仲間との確執、就職活動では、面接に苦労をした結果

大手の電気設備工事会社に就職を可能にしました。

後の大運を考慮すれば妥当と考えます。

〇25歳戌運は、辰を冲で無作用とし破格忌運、なれない仕事で力を出し切れず

虚勢ばかりが目立つ時期。

〇30歳の丁(正財)運は、日干丁と強化の干合丁は三倍に未が通根で

喜のBに4プラス A8対B7 とバランスが最も取れ喜運。

結婚、昇進、昇給、結婚式や新居選びに費用を惜しみなくつぎ込んだそうでうす。

〇35歳からの亥運は、水木を強め△。この頃の相談で、年運の救干や大運の

流れからも事なきを得ると考える。結婚当初より仕事の関係上別居状態 

子供は男子一人に恵まれ、伴侶は新居を拠点に実家に頼る生活。

〇40歳の戊(偏官)運は、忌癸を合去、雨雲はなくなり気分は晴れ、

仕事も精神面でも楽 そして昇進の可能性 ですが忌の年運には注意。

〇50歳の己(正官)運は、時干甲と変化の干合 甲は戊に変化、己はそのまま、

月令計算をすれば戊己は4,5に辰未計6,5。A8対B6,5 とバランスが取れ喜運、

大出世の可能性。戊は壬に取っては壁 制約過多精神面では自由思考の本人には

ストレスとなり、壬水と己土の割合では胃腸に不安があり

この様な時期は年齢を考慮して定期健診を進めます。

〇55歳丑運は、子未が害の関係で支合・冲の関係は成立せず、

忌の水と庚を強め忌運、気に添わない出費があったり、やる気を損う様な事が

起こる心配 最も注意を要する時期。年運の救干に多少救われ調候的には軽減。

〇60歳の庚(偏印)忌運は、甲との関係を心配しますが庚は沈金、甲は浮きで

直接的では無いでしょう 例えそうであっても甲は浮きで、

充分に庚を交す事が出来災いは少ないと見るが、他人からの迷惑は用心したい時期。

〇65歳の寅運は、年干申を冲で無作用、この年代での年柱の変化は、

あまり影響ないが、調候としては負担の軽減で精神的に楽になる時期。

〇70歳辛(印綬)忌運、忌の印星の強まりは年齢を考慮痴呆症の疑い、

そして辛は壬水の量的な事から洗金より沈金傾向で耳の不調の恐れ。

〇70歳壬・80歳癸運は、水の忌の集合体の強まりで健康面での心配。

下半身の病気と足腰の弱りの可能性。

 

< 離婚について >

 可能性は薄いと見ました。現実問題は沢山あるようですが、

大運からは大きな変動が見られず、性格面からは身勝手な処は伺えるが、

それを人に押し付けるところは無くごく普通の人、伴侶から見れば都合の良い人。

伴侶も大手の企業の正社員として働き、二重の家庭生活の経費は問題なく

解決できるものと思います。しかし、

この方に、逃げる者を追うと言う性格が見受けられず

結果伴侶次第と言えるでしょうが、大運ではそうした変化も見当たらずです。

※現代は結婚生活継続中「ホッ!」 

 

 < 子平学・四柱推命の基本 >

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sihoin-waraku.hateblo.jp参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

            「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

 子峰院 関都佺人・和珞 2019/10/28)

 

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