子峰院 和珞の鑑定例No105

 幼少や思春期の方を見る事は少なくありません。親御さんからその時の

状況によって今後を心配されての依頼が殆どです。

偶然にもこの命式と同生年月日時のお二方を見ていますが、

依頼の時期が数年ずれています。

都合上二方の内お一人の依頼例から取り上げてみました。

 若い方の鑑定でまず見る事は生活力で、社会に進出して1人でやっていけるか

そうでないを見ます。この方は充分助けがあっても無くても

一人でやっていける人 それを依頼者に前もって伝えてから

鑑定報告に入りました。子平学・四柱推命・運命学

 

< 命式・女性 >

時 日 月 年    干合・冲・支合無し

傷   比 財    生月1月 月支丑 月令己 季節冬土用の頃

丙△乙キ 乙キ 戊ィ   乙2干寅亥2支 (4)

戌△亥キ 丑ィ寅キ    丙1干寅戌2支 (3)

戊 壬 己ィ甲    戊(令)3丑戌2支 (5)

 

A比肩4 対 B傷財8  

用神取法は扶抑法 格名は内格正財

Aが弱く喜 Bが強く忌となるはずが・・

丙傷官(太陽)は喜の乙を逆生し△  

体は乙  用は戊 

喜の干は、甲乙壬癸   丙=△

忌の干は、丁戊己庚辛

 

< 命式の特徴 >

季節は冬と春の変り目土用の頃でまだ寒い時期。

丙は1干2支の強さであっても時干にあって冬の夕方の様な太陽は強過ず、

戊山は年干にあり丙の暖照は日干から月干の乙にあたって

戊(山の右側は日陰)より乙、特に日干をよりひいきにしている。

日干乙は比肩の透干で負けん気強く丙の逆生で元気。太い寅と亥の細く長い根を

持ちしぶとく、年干忌財戊に対しては、財欲があって何とかしよと頑張る。

全ての天干は2支以上の根を持ち、腹が据わって何事にもあまり動じない人。

又命式は傷官丙が日干乙を逆生して喜忌変遷を起こし易い、

特に性格面ではそれが出易い。

 

< 大運・逆行 >

97 87 77 67   57   47 37 27 17 07  

〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 △ 〇

乙 丙 丁  己   壬 癸    →(年運)丙丁戊己庚

比 傷 食 財 才 官 殺 印 倒 劫   ←天干運の通変星

卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子   →(年運)辛壬癸甲乙

✓ ✓ ✓ ✓ 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ 〇

戌 戌 亥   丑 寅     寅 丑   ←冲・合する命式の地支

 

 

<大運は>

〇大運は甲 10歳の頃の依頼でした。遅刻は多く家ではゲームばかりして

不規則な生活を送っている為、今後の相談でお母様からの依頼でした。

成績は悪く無いとの事。丙(食神)は戊より乙に味方をしているため自由を好み、

甲は日干を強め我がまま気ままが進み、食傷財は勉強嫌いで

成績でついて行ければ尚更学校生活に身が入らなくなる。

〇12歳子は丑を支合、17歳癸は忌財戊を合去して忌財を弱める。

癸運は特に喜忌変遷に近く丙食との関係で自由嗜好の強まりで、

勉学に身が入らない時期となる為、

大学進学を嫌い社会で稼ぐ道を選ぶ可能性が強い。

〇22歳亥運は、年支寅を支合し(忌運)独立特に母親の反対を押し切っての

結婚の可能性。

〇27歳壬運は日干を強める印綬は喜運、壬と戊の駆け引き

物事がスムーズに行き収入にも期待がもてる可能性

〇32歳戌運は、丙戊を強め忌運

〇37歳辛運は、時干丙を合去、命式は照暖を失う

寅戌では丑亥の冷を救えず、冷え性の表症と婦人病等の疾患の可能性と

早めの更年期障害の恐れ。

〇47歳庚運は、月干乙を合去忌運

32歳から56歳までは収入減や出費増 生活面での苦労が伺われ落着かない

状態が長く続く恐れあり。

〇57己67戊の忌財運は、経済面での忌運月令で強められるため、

被害は大きい、特に戊運は三倍健康面では足腰や歯等 

経済面での気苦労から胃の疾患等が疑われ寝たっきり状態の恐れあり。

〇72歳からは火の強まりにより 乙の弱り戊の強まりと

67歳の影響を引き摺る恐れ。

〇82歳巳は 日支亥の心配。

丙は乙に取って程好い強さで、地支で強めても弱めても悪い。

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 < 再び命式について > 

 命式は源流論で見れば、父親が経営する自転車操業の事業を

家族で支える様にも見えますが、もう一つの道を探ればセールスの仕事も

向いているのではと見ました。先後で見れば先に傷 後に比肩から財となって

競争心で財に繋げ 戊財は時支に帰宿、生涯自身の力で財を掴む事を

目的としています。よって傷官はストレス解消に使っても

遊興に走る事はないでしょう。乙乙 乙戊 乙丙 乙寅 丙戊 

亥は乙に取っては頼り無さそうですが、壬の印綬を含んで

捨てたものではありません。この様に方策は幾種類も持って、

例え一つの方策が運で弱まったとしても、幾種類の方策を使う事が可能です。

例えば日干乙戊財は拝み上手や乙寅は結果が早いなどで、

大運は恵まれていませんが苦しい境地に至ったとしても、

上記の性格等と共に何とかやっていける人と言えます。

対面鑑定では、鑑定書をお渡し説明しながら

源流論や元運からのお母様との関係 基盤を仕上げる時期などの

助言をさせて頂きました。

「この状況は小学生の間は続く可能性が

ありますが、中学生になれば(大運は子)治まります。」と、

将来にはあまり心配のない事も添え伝えました。

親の出来る事は限度が有りますが、元運ではお母様との縁は長くなりそうです。

大変な時期は手助けが可能です。最近では還暦を過ぎても親御さんが

健在な方は少なくありません。

このブログは説明不足が満載、教材としては不適切です。

 

( 無断転載を禁ず )

 

(ブログの参考文献 )

平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」「神峰干支体象詩」

                      「子平学・四柱推命法深書」「秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2021/03/11)

 

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