「光陰矢の如し」と申しますが、今年も12月師走となり、クリスマスやお正月
が目の前に迫っております。
十年程前の事だと思います。戦後経済成長期以前に貧しい家庭に
生まれ育ち経済的な理由からお稽古事も儘ならない女性二人が出会い
夢の実現に向けての行動を起こしました。
仲間は男性も加わり自然に増え、それに協力をしてくれるピアノ講師との出会い
もあってグループレッスンでその費用を押さえる事に成功
最初は子供が玩具に使っていた鍵盤ピアノ一台を二人で使う等
最初は片手ずつ練習 それでも少しずつではありましたが音符や記号
各種音階のスケールやカデンツ、アルペジオやコード加え簡単な聴音まで
習い、今や音拾いが出来る迄になりましたから、移調や伴奏付けが出来る迄に
なりました。
簡単な曲を両手で演奏が出来る様になった頃には、全員がやっと六十数鍵
の卓上キーボードを持てる様になりましたが
かなり上達した彼・彼女達は上達に合った八十八鍵のキーボードが欲しくなり
費用を我武者羅に工面し手に入れる事が出来た時は言い難い喜びだった
そうです。
夢は「皆で、ボランティアで施設訪問楽曲を披露したい」
でしたが皮肉にも新型コロナの到来で施設に訪問処か全員でのレッスンも
儘ならない日々は工夫でレッスンを続けた彼らでしたが、昨年やっと一件の
施設訪問が叶いました。しかし、感染症を恐れる昨今彼らの夢は予想とは
かなりかけ離れて受け入れ先は随分少ないものになり、今年も例外では
ありませんでしたがある高齢者の多い町内会からお呼びがかかり現在は
その準備で大忙しです。その日はクリスマスイブに近い日・・・
私も練習を覗かせて頂きました。
時に宮沢賢治の童話に出てくるような練習風景でした。
演奏会にはきっと爺婆だけでなく、老若男女がいらっしゃって楽しんでくれ
るでしょう。その日
私も飛びっきりのお洒落をして皆さんの演奏を楽しみたいと思います。
さて、本題に入る事にしましょう。
鑑定経験として、この命式にこの干は欲しくないなと思う時は三人ないし二人
に一人はいます。確率的に割に高い方です。
例えそれが喜の干であってもです。
大運や年運等の行運では必ず喜忌運が付ける事が可能ですが、大まかに大運
は五年、年運は一年の間喜運は良い事尽くめ又忌運は悪い事ばかりではあり
ません。そう言った「人生とは糾える縄の如し」を推命できるのは子平学の特徴
かも知れません。それには少なくとも元亨利貞と干関係と力量で見る必要が
あります。
透干(命式天干にある)同気の干も喜忌が同じでありながら、この干が無ければと
思う事がしばしばあります。
前回の鑑定例では、辛と庚の関係で書きました。
時 日 月 年
丙 辛 戊 庚
申 巳 寅 子
甲
以前 下記の様な命式で鑑定例を書きました。
時 日 月 年
辛 壬 庚 丁
丑 午 戌 酉
戊
この場合庚辛は忌です。月干甲は偏印(倒食) 社会環境は庚の上司は将来性の
辛を虐めますから象意としては使いっ走り等から始まります。
もしも上記のお二方が依頼者であり、なるべく早い時期それも自覚できる年齢で
あれば実践可能不可能は別として、実践が難しい場合はその様に伝えながらも
良いアドバイスの提供が可能です。
干関係の悪さには他にもありますが、アドバイスを提供出来ないまま変に
恐がらせるのは良くありませんので、ここでは止めておきましょう。
丁 庚 庚 丁
丑 寅 戌 亥
戊
この命式は、平岡滴宝先生の著書、四柱推命法深書の中に書かれている命式
を、渕宝先生の許可を頂き私が違った方向で以前ブログにいたしました。
本来庚と庚の対比は鉈等に例えられ良いとは言えませんが
「内(月日)陽、外(年時)陰のこの様な命式は非常に良い」と言う陳素庵氏の
言葉を引用して説明しておられます。
恥ずかしい話ですが、最近やっとこの命式の良さを認識できる様になりました。
次回のブログでは、悪くない意味を説明できればと思います。
数字的には丁と庚のバランスは取れています。庚は丁によって柔らかくなって
二干の庚は一つなろうと気持ちが十分にありますから、精神的にはそう辛くは
ありませんし、一つになれば丑がサッと冷やし硬めますから原石としては
充分に多様性に富んだ使い道が十分にあります。

(ツイート、Xに呟いたものを貼り付けました。)
〇あらゆる行運での変化は 身弱従殺から変化干合内格身旺と変化が大き過ぎ
錯覚や豹変ぶりから見えない物が見えたり 突然の豹変を表面化人が変わる
事があり 言語表現も閃き良くヴァラエティーに富み 化火運は喜財強く苦労は
多いものの 時々喜財に恵まれるこの道の人有り。適職と言えます。
〇持ち分とは、一般的には社会的地位などが取り上げられますが
推命上では貴・誉・富・寿・貧・苦・普通・夭などの 持ち分があります。
又命式上での分を推定しても 大運での分を考慮する必要が起こります。
似ている命式でも大運の良し悪しで その人の持ち分はかなり違いが生じます。
〇元運が大運を救う場合もありますし 大運が元運を救う場合もあります。
よって年代的に大運も元運も良い場合 反対に共に悪い時期を推して測るのは
推命としての運命学では最重要課題になります。
( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )
平岡滴宝訳 「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」
平岡滴宝著 「改訂版 あなたの運命のすべて」
「改訂版 子平学・四柱推命法深書」
「改訂版 秘本・子平廣論」
( 子峰院 占い人・和珞 2024/12/16 )
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