喜んで貰えると人は元気になります。
まして、希望を失った人にはそれが唯一の目標になる事も・・・
とは、過言でしょうか?
夢中になり過ぎた行動から、他人に弱みを握られ、酷い要求を求められ
大切な人達と自身の命を守る為に、誰にも悟られないように平静を装い
その要求に応え続けたのは、まだうら若き女子高校生でした。
脅す相手は、とうとう大切な人に迄手を出す気配を見せた時、彼女は
覚悟を決めます。死を代償にごく普通に立てられた綿密な計画の元
死後に於いても尚キッチリと計画は勧められ成功を収めましたし
結果、彼女の大事な人達の心には疑問を残しながらも何事も起こらず
計画は無地に済ませる事ができました。
あ~、ご安心下さいこれは小説中の話です。ここまでネタ晴らしをした
以上作者名も作品名も挙げる訳には行きません。
しかし、以前にこの小説を読んだ方には気付かれたかも知れません。
(仏の座)

検査待ちをしながら病院の待合席で本(上記とは別)を読んでいました。
バックに入れて嵩張らない程薄く、短編小説が何遍か書かれた本。
その中の1篇です。
一人住まいの年配女性は遠方より久しぶりに訪ねて来た息子を迎えます。
息子は何事も無く平素無事だと言う。しかし
彼女は息子の会社の難儀を数日前の新聞で読んでいましたが
口に出さずにいました。
彼女は認知症が進んでいましたが、息子はそれに気付かずに帰って行きます。
認知症の殆どは本人があまり気付かない間に、進行するのが普通らしいの
ですが彼女の場合、頭の回線が時々繋がる様に認知機能の衰えを本人が
認識できるらしく、そうした時には財産の内訳け等を
息子の状況の邪魔、いえ 役立てる為に整理しておきました。
再度、母親を訪ねて来た息子は、何時もは綺麗な花で埋め尽くされていた
小さな庭の花壇が荒れ放題なのを見て、始めて母親の病気に気付き
施設に依頼、実家は売却妻や娘との家族を守る事が出来ました。
息子は、施設に入った母親とは他人、偶に、母親に戻る彼女との関係を
何時までも楽しみましたが
担当医の独り言「時々我に返る時は辛いだろうな・・・」
この様な内容の短編小説でしたが
「数値から見たら、即入院と言われる可能性があります。」と
係り付けの医院の医師から告げられていました事から、私には悲壮感が
あり、小説内容に気持ちが引っ張られ落ち込んでいくばかりでした。
特に齢を重ねた自分達でしたら、そんなに落ち込む事はありませんが
働き盛りの家族となりますと「入院」は将来を塞がれた気分になります。
この様な時読む本は選択すべきですが、それさえも余裕がありませんでした。
それでも入院経験のある私は、入院準備を検査の前日迄に済ませる手伝い
をしましたが、精密検査結果の報告を受け
そこ迄、大した事では無いと告げられ胸を撫でおろしたものでした。
食事担当の私は後日、管理栄養士さんから、本人を交えて講義を
一時間半程受けましたが、食べ物の重要性を改めて知りました。
野菜や茸類が良い様でも病気によればリスク的な物もあります。
私は幼少期、冬生まれでありながら命式は、丑以外は巳寅未(火支)です
から、大運は丙運の五年間、腎臓系を患いました。
母親から野菜の食べ方の指導を厳しく受け、未だにそれを実践しています。
※なので冬生まれでありながら丙は調候用神には使えません。
むしろ、病薬説で言えば丙は病の干に当ります。
内容は横道に逸れましたが
食べ物の知識は間違った他人の意見に惑わされず
キチンとした指導者に従った方が良さそうです。
同居の家族は、どうも外食が原因だったようで
今は元気に勤めに励んでおります。
ある30代の女性は、難病指定である筋肉が衰えていく病にかかり
連絡をくれる友人達との関係を自ら断ちました。
幼稚園や小学低学年の子供を連れて一緒にランチやお茶を共にした
学生時代の友人達です。
子供達が高校生や大学生になった頃、メールを送る気持ちになりました。
「こんな状態の私がこんなに生きているなんて絶望して自虐しています。」
交換の最後には
「私と話せてメッチャ嬉しいと言ってくれる貴女に、メールして良かった。
絶対に又ね」
この話は書いていて涙が止まりません。中年女性から聞いた話です。
命について書きたかったのですが、もうこれ以上私には無理です。
どうか、どうか 自身の人生と命を大事にして下さいます様に ( 和珞 )
( 子峰院 占い人・和珞 2024/04/27 )
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