子峰院の子平学・四柱推命 ( 予知・予報としての子平学 №2 )

 人の運に引きずられる、特に身近な人達の運に引きずられる等と誰が信じる

るでしょうか?それを主張するのが子平学・四柱推命です。「縁深い」等の

言葉はその一種かも知れません。言い換えれば身近な人の命式で自分の有り

様を推命出来る事が結構あります。私等は子供の命式を見て、その子に取って

自分がどの様な母親かを見ます。一人の子供にとってはただ甘いだけの知恵足ら

ずで良い助言や指導の出来ない母親ですし、他の子供の命式からは経済的に頼り

になる母親ですが、これも又甘く躾下手な母親となっています。

自分ではよく当たっていると思っています。

こうした内容を、子供が幼い頃から把握できていたならもっと躾上手な母親に

なっていた筈です。

自分では賢母と思っていましたからかなりショックでした。

子供には「母親を信じ切るな」と申しつけております。(笑い)

子供達の命式はどれも年支から日干と時干に通じていますから、どの子共

とも縁深く長いお付き合いになりそうです。

しかし、私の命式は害と無恩の刑持ちです。

又、私も子供とは縁深くなっています。子供のも私のも私は口出しが

多くなっていますから、子供達に対しては出来るだけ距離を置き干渉を

控える様に努力をしています。

これだけの事が理解出来ただけでも、子平学の勉強をした値打ちがあると

思うのですが・・・?

命式で大事な人の人生の節目を知る事が出来る等

此れも又信じ難い話となります。今回のブログは前回の続きとなります。

男性です。例2

< 命式・男性 >

時 日 月 年

才   財 印

丙 壬 丁 辛

午 寅 酉 

    辛

身弱 格名―内格正財

内格身弱の正財ですからAグループは喜になります。

大運、初運は2歳丙申から逆行でめぐります。 

38歳!大運は巳運でお父様が亡くなられました。巳運は年支亥を冲します。

私はお母様の可能性を言いましたが言い切ってはいません。

又、加えて「で、なければ身近な大切な人で堪えますよ」と、

お父様が亡くなられてからの御本人の後日談、「母だったら家族全員が

困る処でした。父親には申し訳ないと思いますが父親で助かりました。

でも僕は父親っ子でしたから堪えました。注告を受けたいたお蔭で覚悟が

できていました。」と、ご報告を頂きました。

次の命式は女性です。例3

< 命式・女性 >

時 日 月 年

印   財 劫

壬 乙 戊 甲

午 巳 辰 申

  丙 乙

格名-従旺 疵(戊)あり

大運、初運は2歳逆行丁卯からめぐりますが丁運は化木、丁は乙になります。

77歳からの申運日支巳を支合します。巳は閑支で運的には差しさわりが

ありませんが

この方が50代に依頼を受けた時にはご主人の健康を注告をしています。

「生死には別状ないけれどお互いにしんどい日々を送る」可能性を伝えました。

その時期伴侶は定年退職して10数年余りが経っていました。

その時期の彼女の話です「お友達も多くじっとしているのが嫌な人だから生活

習慣云々は関係が無いようでも、出先から帰宅時には「美味しいパン屋さんで

カレーパンを買ってきた。」と嬉しそうに帰ってくるのよ。それもあの齢で

カレーパンとは・・・

お医者様にうるさく言われているのにしょうもない人やよ。」

と、怒っていました。数値的にも酷いようでした。

彼女には、私としては割に多くの御紹介を頂いた仕事面での恩人ですが

その後仕事を減らした為連絡を取っていませんから、その後の経過を知る

術が有りませんでした。

きっと、お元気にされていることでしょう。

 子峰院では数年前まで長年研修生としてやっていましたが、師や仲間から

「それはない」と言われしぶしぶ「占い人」と名目を変え広報担当に従事して

参りました。

気持ちとしては、今も尚研修生として子平学の研究に日々を費やした

いと願望しています。そんな折、私が40代の大運は閑支で巳が巡った時期

に突然体調壊し、病院はお盆前の忙しい時に私の手術を割り込ませて

くださいました。

結果は一週間程度の入院で済みましたが、僅か後遺症が残りました。

閑支運ですから通常何事も無い筈ですが、この状態は何処からかとの思い

伴侶の命式と大運を覗きますと、日支の巳が亥運の冲で抜けている時期

でしたからこれだなァと納得ができました。

伴侶の大運の同じ時期、私は実家の父親も失っております。

どうも、私は伴侶の運に左右されていたようです。

その時の私は、上記の様に閑支の巳運が巡っておりました。

色々と託ければ、火支を3支持つ私の命は巳の火支が強まる事によって

年干の弱い癸が間接的に弱められて、父の結果なのかも知れないと

推しています。

今から数年後私の命式は、日支の冲運を迎えます事から

伴侶には「これこれしかじか」と伝えております。

現在、身近な人の運に引きずられる時期を、観察研究の為以前の

鑑定書下書きノート等の見直し作業を行っている真っ最中です。

さて、次は久々の漢文です。

     

今回は孟子です。

曰、不爲者與不能者之形、何以異、

曰、挾大山以超北海、

語人曰我不能、是誠不能也。

爲長者折枝、語人曰我不能

是不爲也、非不能也。

( 訳 )

「行わないことと、能力がないことの違いを教えてください。」

孟子「『泰山を抱えて渤海を飛び越えるようなことはできない』と

言うときは、能力がないことです。

『目上の人に対して私は、おじぎはできない』というときは

行わないことで、能力がないのではありません。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

         「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2025/08/25 )

 

子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html