今回のブログは、平岡滴宝先生の著書、子平学・四柱推命法深書の中から
選びました。この命式は食殺の関係が成り立っています。本文には、その理由
が詳しく述べられていますが、喜忌の詳しい説明はありません。
今回、私が喜忌をつけてブログにいたしました。
この命は、男性を想像させられますが
天邪鬼の私としましては女性で推命をしてみました。
実際の人を推命するのは大いに勉強になるかも知れませんが、こうして架空と
言いますか、知らない人の命式での勉強は、私に取りましては決して無駄では
無く、理論を踏まえての推命は閃き等の訓練で、実践推命へと繋ぐことのでき
る勉強法の一つでもあります。
私は印星とか食傷と言った才能の星を持ち合わせておりませんから、自分に
取りましては、無味乾燥的な作業に人より少し多く時間をかけなければなら
ないのも仕方無い事ですが
それも数十年前からは、何故か楽しい作業へと変わってきております。
人には先天的な才能と後天的な才能があり、後天的は先天的には引けを取る
かも知れませんが、後天的才能は本人の努力次第と言え、その力を得る事が
出来ましたなら、生きて行く上で自分の強い力となって助けてくれる事を
実感しております。
今まで才が無くても不便に思った事はありません。
本や学校、教えてくれる方々、必要な多くの情報は、有難い事に直ぐ側に
ありますから・・・
又、又前置きが長引いてしまいました。では、推命と参りましょう。
< 命式・女性 >
時 日 月 年 干合・冲・支合無し
食 殺 才 月令-庚 季節-秋
丙 甲 庚 戊 甲1干3支(4)
寅 辰 申 辰 丙1干1支(2)
庚 戊1干2支(3)
庚1干(令)1支(3)
A4 対 B8 内格―偏官格 寅-元機 申-病
Aが弱く喜、Bは強く忌となりますが、食殺の関係では丙は喜
勿論、庚は忌となります。
<命式は>
偏官の庚は、丙から制を受け秋生まれですが頑なではありません。
辰2支の年干戊は側干庚をよく生じますし、月干庚は戊に頼り
戊は庚の要求に応える力が十分にあります。
日干甲辰2支と寅に支えられていますから、庚からの制尅に対しての抵抗力
があります。総じて無理が効きますし頑張り屋ですが、時に無理し勝ちな処
が気がかりです。又この命での丙は甲に対してはライト
日干(本人)甲は目立つ振る舞いは、甲丙共に喜でもあり見た目も良く
他人から期待通りの評価を得られる可能性は大です。
丙食神も効き、庚への態度も恐れず堂々と期待に応えられ
総じて、男勝りの世渡り上手と言え、姉御肌とも言えます。

< 大運 >
94 84 74 64 54 44 34 24 14 4
✓ ✓ ✓ ✓ 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓
庚 辛 壬 癸 甲 辛 丙 丁 戊 己 壬癸甲乙丙
殺 官 倒 印 比 官 食 傷 才 財
戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 丁戊己庚辛
△ ✓ ✓ ✓ ◎ 〇 △ ◎ 〇 〇
辰 寅 申 申
< 大運は >
〇幼少・青年期の天干運は忌財が強まっています。父親の異変の可能性
しかし、地支運は良く酷い状態では無いと推察。
扶抑用神は編官、賢く身の丈に合った学校も悪く無く、そこそこの学校に進
む事は可能と見ました。
〇忌の丁運は、甲は湿木で洩気には時干を要しますし丙からは隠蔽、大した
事は無いでしょう。
〇巳運は、病の申と支合、精神的に楽になる時期。
念願だった事は叶い、思い通りに着実に進み思いがけない昇進もありそう
です。
調節期としては、非常に良い時期となりますが、後の運につなげる為には
有頂天は禁物です。
〇丙運は、二丙となりますから忌運。特に口が災いの元となる可能性。
又は、送ってはいけない文面を、送ってはいけない人に誤送信する等の話
はよく耳にします。ご留意を・・・
〇辰運は、土と木を強め△となりますが、それよりも命式に二支の辰は刑
三支の辰ともなりますと、その象意に注目すべきでしょう。
〇乙運は庚に出逢い月令は庚、化金運、庚はそのまま、乙は辛となり、時干
の丙を合去、辰があり甲には影響ありませんが庚金は間接的に強まる。
憂鬱な時期となりそうですが甲木は強く、まだまだ何とかなりますが職責上
まずい事が起こるかも知れませんし
以前にくらべると「気が効かなくなった」との評価があるかも知れません。
〇卯運は、木を強め喜運。腹は座り決断は迷いなくつき、結果は良好。
〇喜の甲運は、良い仲間に恵まれます。誤解があれば解決時期ともなります。
〇寅運は、病の申を冲して喜運、次の癸運と同時に見ますと現役を退く時期
の可能性。退職金等の報酬は期待が持てそうです。
〇癸運は、忌の戊を合去。喜運となりそうですが喜忌は変遷。
丙との関係もあって忌運となります。
日干甲は辰を介して戊を制し、庚金も戊から生助を受けています。この時期は
足場を失った様な損失感を覚えます。日干甲が湿暖の根3支も持てば基本
精神的に堪える事はありませんが、この命はこの時期かなり堪える筈です。
〇壬運は、3支の通根があり喜忌変遷、申は登竜門庚から壬をかなり生じ
強めます。年運の壬・癸運は、甲は浮き、庚は沈み、戊は崩れ(但し年運癸は
合去)と厳しい状況となります。
〇子運は、申辰がありますから水の三合が揃います。病後や術後であれば
その経過を意味し予後を推察できます。十年運で見ても良いかも知れません。
〇辛運は、時干の丙を合去。亥運は時支元機の寅を支合。
年干忌の戊から年干辰そして日干喜の甲へ、甲から喜の寅、寅から喜の丙
へと進んでいます。始まる所から・・・忌の戊から、終着は喜の時干丙若しくは
喜の寅に終着ですから「衰退した実家を自らの手で繁栄させる。」ですが
結局は大運が打ち消しておりますから、それは論外となります。
結局の所、先人方も仰います「運次第」と・・・
元運の見方も大事ですが、大運をしっかり見る事の方が重要になり
命式だけで運を語るのは片手落ちです。
※因みに婚期ですが、29才からの巳運は官に理会(忌の編官を弱める)時期
で婚期と言えますが、色気、女らしさに欠ける処があり、この時期忙しさに
か負けて時期を逃す可能性や本人にその気の無さが伺われます。
結婚の可能性は少ないと見ました。
< 最後に >
格名は内格の編官格ですが、時干の丙食神が光っています。
性格的には、干渉心強く説得や小言となると少しくどい処がありますが
普段は、面倒見良くサッパリした方でしょう。
中でも丙食神は1干1支と出方は程好く、秋生まれですから地支で1強まっ
たとしても出方は然程変わりないでしょう。
プレゼント等の品差ざめのセンスの良さが伺われます。
格名は編官格
偏官は忌、相手を大人しくさせる為の強いアイテムとなりそうです。
大運では、変動多く、それも嫌な出方です。大運は各行運の拡大版の様な
ものでもあり、各行運でも同じ様な事が繰り返されますから
日干は強く、疑い深い!慎重!迄は行かないでしょうが、警戒心は強い方で
周囲を常に気にしています。
見かけと本心はかなりかけ離れた方と推察しました。
( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )
平岡滴宝訳 「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」
平岡滴宝著 「改訂版 あなたの運命のすべて」
「改訂版 子平学・四柱推命法深書」
「改訂版 秘本・子平廣論」
( 子峰院 占い人・和珞 2025/11/14 )
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