「光陰矢の如し。」亡き母の口癖でした。
アッと言う間にもう今年も残すところ後僅かになってしまいました。
寒いと鉢植えの花達は育ちにくく、小さな花壇は殺風景になってしまいました。
クリスマスやお正月を控え、ホームセンタに行き幾種類かの花を選び
店内にある寄せ植えを真似て、それらを手持ちの鉢に植えました。
一寸気が晴れました。さあ!これからは忙しく気が急きます。
さて、今回は題して「火と水の禍がある命式」をブログにしました。
<命式・女性>
財 比 印 印 月令-壬 季節-冬
己 甲 癸 癸 干合・冲・支合無し
巳 午 亥 未 甲1干2支-(3)
壬 癸2干(令)1支-(4)
己3(強化)1支-(4)
A7 対 B4 内格-印綬
内格、Aが強く忌、Bが弱く喜となります。
季節は冬、甲日生まれですが、癸2干は火局が揃っていますし月支蔵干は壬
ですから癸は雨になり、甲は根腐れなど無く元気な甲木です。
2干の印綬癸は徒党を組めますから、知恵の競い合いの面でのしんどさは有りま
せんが月令は倒食、一度に色々と考えられるタイプですし、プライドも強い方
です。
甲己は強化の干合、己は強くなりますし生涯消える事は無く喜で有情、
時上の喜財は、甲に弱められている様ですが強化です。日干と財は平均が取れ
弱くありませんから財禄は豊、財的意味や他人との係わりは積極的な方で
年支に通じ生涯的と言えます。
火の方局や日干の強さ等から、喜怒哀楽の感覚は表面的でもあります。
未は燥土ですが年干癸や月干壬は燥土を潤しますから順応性があり
ある程度の要望にも堪えられます。
甲癸・甲己・癸己どの関係も平均が取れていますし関係も深く欲張りです。
自他共に対し妥協と言うものを知りません。独立心の強い女性です。
< 大運 ・女性>
42 32 22 12 02
〇 ✓ △ ✓ ✓
戊 丁 丙 乙 甲
辰 卯 寅 丑 子
✓ ✓ 〇 ✓ ✓
亥 未 午
< 大運は >
生れたのは終戦2年前です。
年月の印綬は大学に行たかったでしょうが、家庭の事情で行けませんで
した。経済を重視、地方出身の彼女は、仕事と言えば「看護師」しか思い当
たらなかったそうです。今回は火水の災いについてですから、そう言った苦労
話は控える事にしました。
〇丑運は、甲と己を支える未を冲、△運ですが徳ある未を冲しますから
少なくても一点の忠告が将来を救います。
〇丙運は、火局が支えますが冬生まれ、まだこの年代では癸雲が覆いま
すから数字は無視して喜運に近い△。癸と甲と丙の三角関係(強さや通変星
等)からの象意推命が求められ推命判断は有効かと思います。
因みに強さ的に丙癸は激の関係になりますし、通常の甲丙の派手な出方で
もありません。推命助言は、将来的に功を奏す可能性があります。
〇32才からの火局に支えられた丁運では、
自身の家から出火(本人の不始末)ボヤ騒ぎを起こしています。
家は大改修、本人に取っては多額の出費でした。
目は緑内障を患い失目の心配から逃れられなくなりました。
(※強い丁火による甲木の洩気)
〇49才 大運は辰、年運は壬申の年(冲天奔地)
台風の大水によって家が床下浸水に
「大した事は無かったのに・・・」と家族の話でしたが
それを見た彼女はショック性の心臓麻痺を起こして亡くなりました。
多額の費用をかけた家の状況を憂いての事だったのでしょう。
ご家族のお話を伺いますと、結末の原因は丁運の失火にある様です。
誰でも何某か小さな災難に遭う事は稀ではありません。それが何時の
時期なのか予測がつけられれば一寸便利な気が致します。
勤め先の病院には保険のセールスの方の出入りが多く、お付き合いから
かなりの保険をかけていたそうです。両親は「あの子には可哀相な思い
をさせてしまいましたが、私らが何不自由ない暮らしを取り戻せる事が出来
たのは、娘のお蔭で助かりました。」と仰っていました。
やはり、時上一位の喜財は効いていました。

< 最後に >
水と火は相対する関係ですから、通常火の災いと水の災いが生じる筈は
命式上ではありませんが、現実的には起こり得る話です。
滴宝先生は喜忌変遷を論じています。この論から見ますと
火と水の災いの両方がある命式の推命判断が容易となります。
水火に限った事ではありませんが、今回は此処迄にしておきます。
この様な仕事をしていますと、有難いことに知人達から情報を頂く事は
少なくありません。
「差し障りのない書き方なら」と、お許しを頂いていますし
「お役に立てて下さい。」の、有難いお言葉も頂いております。
( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )
平岡滴宝訳 「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」
平岡滴宝著 「改訂版 あなたの運命のすべて」
「改訂版 子平学・四柱推命法深書」
「改訂版 秘本・子平廣論」
( 子峰院 占い人・和珞 2025/12/14 )
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