子峰院の子平学・四柱推命 ( 火の禍がある命式 )

 早いもので今夜はクリスマスイブ 我が家では殺風景なイブです。

クリスマスツリーの絵でも飾っておけば良かったのですが・・・

今回ブログのモデルとなった人は男性

36人もの夢ある人の命を放火のよって奪った人です。

三柱による命式

日 月 年

戊 丁 戊

寅 巳 午

  (丙)

火支は3支に月令、月干の丁は強くなっていますが、このままでは

無根とは言え年・日の戊に挟まれ護丁になっています。戊は強い火によって

もろくはなっていますがそこ迄悪さをするとは思えません

そこで 月干に癸を入れて化火にしましたら運的にもマッチしましたので

化火の命式で推命をしてみました。

<命式・男性・推時>

時 日 月 年

癸 戊            

敗   敗 食      

丁 丙 丁 戊      月令-丙  季節-夏

丑 寅 巳 午      丙丁3干(令)3支-(8)

            戊1干0支-(1)

A8 対 B1          格名-外格従旺

外格従旺ですから日干敗財は喜 食神は忌になります。

< 大運は >

寅巳は害、冲・支合で消える事は無い。

癸運は化火、年干戊は丙 運の癸は丁に変化

57 47 37 27 17 07

〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓

 壬  庚 己 戊     (年運)→乙丙丁戊己

亥 戌 酉 申 未 午     (年運)→庚辛壬丁甲

✓ △ ✓ ✓ 〇 〇

あくまでネットによる情報です。

お母様は「子供の頃は、問題なく育てやすい子供だった」と

これを読んで推定時間の設定変更を考えましたが、子供の頃に両親は

離婚本人は父親に引き取られて育ち、母親とは疎遠だったそうです。

兄妹は兄一人、妹一人の三人、三人共父親の手によって育てられたそうです。

父親から理不尽な虐待等も、ご家族皆さん悲惨な様子でしたので

推定時間はこのままで推命する事といたしました。

但し、午未の喜運をどう推命するかを考えました。

高校は定時制に真面目に通っていましたし、お勤めにも問題ありませんでした。

本人はこの頃が「一番良かった」と、午運の15・16才は高校時代、己運の

年運、乙17才(火を強め)は喜の印綬、丙丁18・19才も良く年運に救われて

います。定時制は基本四年で卒業。

その後、専門学校に入学するも中途退学。

彼は20才を過ぎてから、父親と兄を亡くし状況的には孤独で

気持ち的には天涯孤独の身となっています。

強盗事件等をおこし服役生活の経験もあるとか

此処では書けない程壮絶です。

運的には酷く悪い人と察しがつきます。未運は忌の丑を冲しますが、

この命での丑は徴候用神。

喜運ですが、丑の力を削げば冷静さを失いますから、丙丁の日干敗財は自制心

を欠き、色々で起こしてしまってからも精神的な苦痛がある筈ですが喜運と

言っても、大運の流れからも良い事尽くめでないのは確かです。

人間関係も不器用だったようです。

申運は、年運忌の庚辛壬に通根する為忌運、コンビニ強盗で逮捕されて

いるようです。

辛運は、日干丙と絆神強化の干合、辛は酷く強まる時期です。

滴天髄 (丙) では言っています。                              

「丙火猛烈、欺霜侮雪、能煆庚金。逢辛反怯・・・」         

丙は猛烈、霜をあざむき雪をあなぞりよく庚金を熱す 辛に逢って反って恐れる

と、丙が辛に逢って恐れるのは強化の時と考えています。

実例では数件経験していますが、健康面での事もありました。

以全X (前Twitter)では書きましたが

日干丙は辛に対して「鏡よ!かがみ!この世で一番輝いているのはのどっち?

の様な気分になります。と、日干と干合の関係の干が巡りますとこの様に

強化の関係になります。但し、年or月に比肩があれば異なります(要注意)。

又、通根や月令にもよりますが強化の場合辛の方が「輝き」では勝る

考えています。象意的にはこの命の場合「対抗心理」で

忌運は苦しむ時期となります。

従旺格(外格)の場合、食神は疵にあたります。今まで忌の干であっても年干

の食傷はあまり悪くは無いと書いてきた様に思いますが、今回改めて疵の

怖さを考えました。年干の疵に幼少・青年期の大運の悪さが重なれば

とんでもない状況に陥る可能性があり、仮に無疵の従旺であれば先ず暮らし

自身を養う事に精を出す筈です。印星の透干があれば尚良しです。

経験から幾例かの比較でもあります。又

何時もかきますが、同じ命式の方が必ず同じ様な事を起こすか?と

尋ねられれば、これ程大事(おおごと)な例が無かったことから「NO」ですが

多かれ少なかれ、経済面や心理面での苦労は忍ばれます。

この人は、同じ命式であっても最悪の道を辿った人、と申し上げる他

はありません。

しかし、被害に遭われた方々を思いますと、やりきれない思いを

どうしても払拭する事は出来ません。

血のにじむ様な努力を重ね、夢に向かって只もくもくとペンを

走らせた方々の思いを思いますと、遣り切れませんね。

競争心や対抗意識と言った心理は

時に意外な方向へ自分を導きますから、心引き締め

努力する方々への、尊敬の念を忘れない様にしたいものです。

今回は今年で最後のブログになりました。

一年間、有難うございました。

来年も良いことづくめの年に致しましょう。和珞  

               

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 

       「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2025/12/24 )

 

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