子峰院の子平学・四柱推命 ( 燥土燥木・外格従強 )

 寒さ厳しい時期となりました。

楽しくお正月を過ごした後の仕事はやる気が少し衰える気が致します。

等とは言っていられないのが現実ですね。世の中はホンに厳しいと思います。

今回の鑑定例は、燥土に燥木の命式を選びました。

< 命式・男性 >

時 日 月 年     冲・支合・干合無し

倒   殺 食     月令-丁 季節-夏

丁 戊 甲 丙     戊1干1支 (2)

巳 寅 午 戌     丙丁(令)2干4支 会局(9,5)

丙 甲 丁 戊     甲1干1支 (2)

A(11,5+α) 対 B2   格名-外格従強 専旺用神-丙

< 命式は >

BグループよりAグループの方が非常に強く外格とし

日干の類より印星の方が強く外格で従強格と致しました。通常従旺・従強格

の場合、正・偏官が1干1支以上の透干ある場合は内格と言われていますが

この命の場合、透干の丙丁は夏生まれ月令に旺じられ、火気は午寅戌の会局

があり午巳は半会ですから丙丁は非常に強くなっています。

甲は寅で丁に通じ洩気傾向水支無く洩気による抵抗力皆無

又、側干の強い丙によって枯れ、戊を尅す力はありません。むしろ丁によって

土を強める方向に加担している事から外格の従強とし

丁は丙によって隠蔽命式上丙が最も強く専旺用神は偏印(丙)と致しました。

よって 戊丙丁は喜 甲は上記の通りで△で良いと思います。

水気は全くなく戊は燥土 命式は燥に偏り一点の水気もありません。

外格と言っても健康面では水気の無いのは弱点になります。

こうした命式は、運が良い時期は、運で強い制尅の関係が生じなければ

健康を酷く壊す事はありませんが、やはり何某かの持病はある筈です。

この命で言えば視力は良く無い筈ですし、他何点かの弱点はあります。

< 性格は >

「印星の透干あれば賢くなる」とは巷の噂ですが、さてどうでしょうか?

では、平岡滴宝ワールドと参りましょう。

戊は全くの燥土で覇気無く何事にもやる気を見せません。

偏官甲は枯れて丙偏印を利用する力はありませんが

本能的の何とか丙を利用して良く見せたいの行動性

理屈っぽくまとまりがありませんから、他人から理解を得にくい状態。

良く見せようとすればするほど、自身の首を絞める状態(甲木の枯れが進む)。

(一見良く見える)

丁の印綬は丙によって隠蔽で表面的ではありません。

しかし、手取り足取りの指導があればごく普通にやって行ける人です。

命式上それが出来るのは母親しかいませんが、この方には幾種類かの方法

よりも、これっと言った決められた方策での指導が適しています。又、母親と

父親の意思疎通は出来ていますから、父親から母親へのクレームはつかず

母親の手段に賛同間接的な協力は得られそうで理想的です。

< 大運 >

96 86 76 66 56 46  36   26 16 06

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ △ 〇 〇 〇 △ 

甲  壬 辛 庚 己 戊 丁 丙 乙

殺 敗 才 傷 食 敗 比 印 倒 官

辰 卯 寅  子 亥 戌 酉 申 未

✓ ✓ △ 〇 ✓ △ 〇 ✓ △ ✓

戌 戌     午 寅     寅 午

乙運は、間接的に丁を強めますし戊を尅す力もありませんから悪くは

ありません。

大運でも55才迄は酷く悪い時期はありませんし、命式だけを見ても彼なり

の仕事はついて回りますから生活に困る様な事はありませんが、地位的

なものは望めませんし欲しがりもしません。

幼少期や青年期に少しでも高い知識力や技術力そして常識などを身に

つけておけば、それなりの仕事に就く事は可能です。

但し、「本人次第」と言う言葉は通用しませし、無理は反って禁物です。

母親次第」とでも言っておきましょう。

彼の、一番の特徴は理論の成り立たない理屈っぽい性格です。運の良い

時期は多少ムードメーカ的な部分はあっても時と共に人に飽きられる

傾向は避けられそうにもありません。

運が良い時期無視される事はあっても酷く虐められる様な事はありませんが

運が悪くなる程

生活に支障をきたすほど疎外される事は避けられないでしょう。

つまり、56才以降は孤独な人生傾向ですが、幼少期の常識教育は大いに

役立つでしょう。「三つ子の魂百迄」と申します。

71才からの丑運は、喜の戊を強め喜運。

丑は凍土ですが、暗蔵の凍った水を強い火が徐々に融かして行き

健康的にも救いの時期、調節期としては遅すぎる様に見えますが

後の忌運を考えますと生活基盤を整えるには

すこぶる良く救いの時期になります。

この命では干合や冲・支合によって湿で救えるのは運の丑だけ

86才からの癸運は化火運、命式日干戊は丙に、大運の癸は丁に変化

酷い命式の変化で忌運となります。命式は、日干は丙、月干甲は偏印となり

命式は外格従旺喜の偏印甲は枯れ丁への洩気は激しく年齢的にも健康被害

免れないと推測、甲木印星が火からの被害は脳梗塞などが考えれれます。

後の運を考えますと予後は厳しいでしょう。

   

< 和珞が考える調候用神 >

Ⅹ(元、Twitter )で書きました。

「滴天髄「天道に寒暖あり」と言いますが、水では辰の様な暖かい水もあり

冷たさを表現するのは特に地支の丑子亥ですが、中でも丑子は格別に

冷たい様です。この様に「寒」を表すのは、天干の壬癸では無く

地支の「丑・子・亥」が冷たさを表現、熱すぎる頭を冷静にしてくれるのも

丑子亥です(調候用神)。」

本来調候法には地支は使わないようですが、私は命式を調えると言う意味

では、調候法に地支を取り入れています。例えば壬癸の水も申や辰の

根を持てば冷たくはありません。特に辰は暖かな水になります。

近い内に、私が考える調候用神を改めてブログにしたい考えております。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

                        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                     「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2026/01/10 )

 

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