子峰院の子平学・四柱推命 ( 鑑定例:辛は虚霊 )

 子平学では、初めてやっと弟子を育てる事に挑戦しております。

昨年の十二月からです。私がこの人ならと選んだのは中年男性、技術職に

就いている人です。印星の透干は有りませんが「座って勝つ」の(命式)人です。

週に一度の教室では、十干十二支の中には読めない書けない物が随分と

有りました。

なので諳んじさせ書かせてですが、案外中途半端に知識があるよりは教える

側としてこれから先を考えますと却ってやり易い様に思います。

特に力を入れているのは十二支の方で、入り易い様に月(季節)や時間、そして

寒暖燥湿から徐々に入っています。一ヶ月もしない内に命式を出せる様にな

りました。

授業の最後、机の上を片付る前

数十年前、裏通りの四柱推命の占術師の方々が、密かに口伝えしていました

が古臭いと言われ口を閉ざしてしまった、象意が特殊な命式を私も彼に口伝。

唐突で次期尚早かと思いましたが、干関係を重んじる子平学に慣れて

頂くには一番の方法だと考え行動に移せば、彼は興味を示してくれました。

「これは、いける」と喜んでいます。

さて、今回の鑑定例のモデルは、女性のノンフィクション作家の方です。

子供の頃より怪奇現象を経験、奇妙な体験を活かした作品を多く残していますが

ノンフィクション作家ですから、取材を重ね事実に基づいた作品も多いようです。

神峰干支体象詩 辛金詩日では、

「 辛金珠玉性虚霊 」

直訳:辛金は真珠玉のようなもので、その性質は一種の不可思議な感覚や

作用をもっています。)

辛日生まれの方の中には霊感を持つ人に多数お会いしています。

今回も推時に挑戦、試みました。

< 命式・女性・推時 >

比 〇 倒 劫     月令-乙  季節-春

辛 辛 己 庚     卯酉-冲

卯 酉 卯 寅     辛庚3干0支(

                     己1干0支  (

A4 対 B0   格名 外格従旺

喜=庚辛己  忌=寅卯  

寅は、甲は己を、乙は庚を合去しますから木運では影響は有りません

丁や特に忌丙の強化運では養虎として動き」の地支としました。

よっては寅を冲・支合する運のとなります

( 推時に当って )

有名になれる人は日干と時干の干関係が良い人が多いようです。

ですから、辛と相性の良い戊や壬を入れて見ました。戊は戌時 土が強過ぎで

辛は埋金。

壬は辰時で解冲解合水も土も強ぎますし、己は水泥で辛は汚金となります

から止めました。長期に渡っての心霊体験となりますと虚霊も安定して無ければ

なりません。「響く」を根拠にしようとすればやはり「辛」しかありませんでした

二干の辛を並べますと、辛は無根、己も無根で湿なく砂、年干庚とは還流無く

辛は無事です。無根の辛二干は僅かな刺激でよく共鳴響き合いますから「虚霊」

が安定継続が可能となりました。

余計なお節介ですが、大運にも挑戦させて頂きました。

<大運>

97 87 77 67   57 47 37  27 17 07

〇 〇 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇

己 庚 辛 壬 癸 甲 乙 丙 丁 戊     丁戊己庚辛

巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅     壬癸甲乙丙

✓ ✓ ✓ ◎ △ △ ◎ ✓ 〇 △

      寅 卯 卯 寅

< 大運は >

上記の通り、薬運の亥・申運は非常に良くなります

戊運は喜の印綬運、追われたとしても逃げ上手。地支は無根のまま

丁運は、忌の編官運寅が通根、不安が絶えません。やはり現れます。

丑運は、土金を強め喜運ですが、庚と辛を還流でつなぎますし湿金汚金

の可能性あり。財的な実入りが期待できますが、逃げたくても逃げられない

様な不安感に襲われる可能性。思う様に行く事と行かない事の二分化。

丙運は、強化の干合で破格そして喜忌変遷

信じていた人への不信感かも、人生で一番辛い時期の可能性、

明るすぎる光の中で薄目をなんとか開けて見れば、ほんの幽かに見えたの

は、もしかしたら側干の辛かも知れませんが・・・・

子運は、年の壬癸に通根、変格ですが短期間ですし、年齢的に何事にも

抵抗力が有ります。子には汚れが有りませんから辛に僅かな水滴は魅力的

に映りますが忌運。

乙運は、庚を合去。精神的には楽になりますが、僅か破格忌運。

亥運は、病の寅を弱め喜運。結婚をしています。乙・亥運は独立時期

乙運では無く、亥運での結婚はすこぶる良い選択。御本人に取っては

素晴らしいお相手の筈。

御相手は、出版関係者でノンフィクション作家でもあります。

大運は乙運の最後の年、年運は辛未(燥土)出版社主催の賞を受賞

地位を確立、亥運より目覚ましい活躍が見られます。

甲運は、己を合去僅か破格

日干の隣は庚、不安を募らせる心配事の可能性。

癸運は、無根ですが己土を僅か湿らし湿金汚金、忌運。

戌酉運は、閑支の卯を弱らせ△。

壬運は、無根僅か破格で忌運。汚れは無く辛との関係も悪くなく

大した事は無いと推測。

申運は、病の寅を弱めて非常に良い時期の可能性。

辛運は、喜運ですが、年齢的にこの響きは精神的に堪えると推測。

庚運は、喜運ですが虐められるような怖さを味わいますが

我慢を通して事無きを得ます。しかし単調では無く退屈しない日々は

年齢的にはハードです。

未・午・巳運は、年運の強化丙に通根、期間的には短くても年齢を考慮

すれば体調を壊す可能性。留意が必要。

己運は、喜ですが、年運でも戊己が巡ります

年齢的には土が重なるのは喜ばしくありません。こうした時期例え喜運であっ

ても命式は濁りますから決して嬉しい事ばかりでは有りません。

       

どこに行っても、今は水仙の花ばかりです、暖かな場所は花がしおれていますが

日陰の多い処は未だ蕾が沢山ついている水仙もあります。

< 最後に >

辛日生まれの方で霊的現象を見る人を、幾人かを見ています。

平岡滴宝先生は著書の中でこの「虚霊」を様々な表現をしています。

その一片ですが、

「これっと言ったことを指摘したり、認めたりしにくい性質」と、書いています。

わかり難いかと思います。辛日生まれの方にお逢いしますと「なるほど」と頷け

る時が有ります。辛は傷つく事や汚される事を極端に嫌い用心深い性格の

警戒の仕方には人によって特徴が多種あります。賑やかにふざけ目立つ事に

よって虐めを防いだりする人もいますし、「内の旦那は妹の家に行き私の悪

口を言う」等とアンテナを張った様な人もいますが、それが普通と違うのは

確かに旦那は身内に奥方の悪口を言っている様です。被害妄想と言えば

被害妄想ですが。他にも書けば切りが有りません。アンテナも電波振動し

ますし、音叉も僅かな刺激で振動します。

今回も取り留めなく書いてしまいました。

次回この場所で、又、お会いできますでしょうか・・・?和珞

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

                        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                      「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2026/02/21 )

 

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