子峰院の子平学・四柱推命 ( 世に出難い・出易い命式 )

 最近読んだ本の話ですが、ほぼ毎日示し合わせた様に合う友人(?)同士の

ご婦人二人、一人は話好きもう一人は聞き上手と言った具合のこのコンビは

友人関係としては上手く行っている様に見えますが、話好きは上流階級育ち

と何かにつけ自慢話が多く、聞き上手はある時疑いの気持ちで調査すれば

間違いなく裕福層の人であった。自身と比べて日に日に嫉妬や妬み、話を聞く

時間の無駄等を思い返せば恨みへと気持ちは変化して行くのは当然の事かも

知れません。彼女は、彼女の高価な持ち物への悪戯を思いつきます。

此処で、不器用な私ならバレる可能性は高く、高額の弁償や低姿勢の謝罪

等考えると思いついたとしても、絶対行動に移す事は無いと考えましたが、

本文は前進あるのみでした。

荀子は「人之性悪」と〝性悪説〟を唱えました。

人之性悪、其善者偽也。 

人の性は悪なり、その善なる者は偽なり。

意味:人の本性は悪である。それが善と言われるのは人為(教育・躾)

によるものである。

「それが善といわれるのは」とは、孟子が性善説を言い

その性善説に対してだと思います。

は、偽りや偽物等と間違いそうですが、人為です。

学生時代に、躾や教育と習っています。 

生而有疾悪焉。    

順是、故残賊生、而忠信亡焉。                            

生まれながらにして疾悪(しつお)有り。

是(これ)に順(したが)ふ、 故(ゆえ)に残賊(ざんぞく)生じて

忠信亡(ちゅうしんほろ)ぶ。 

意味:人は生まれながらに、他人を妬み恨む性質があり、自身を律せず思いの

ままの行動で悪事をなす。その為に思いやりや慈しみの心を失うのだなァ~   

荀子の性悪説はかなり長い文ですが、今回気になる文だけを取

り上げて見ました。

荀子は性悪説で、「誰でも皆、多種なる欲望があり、その欲望を

抑えきれずに、奪取や横領の悪事を行い、思いやりや礼儀と

言った大切な心を失う」と、その大切なものを失わない為には

人からの、教育や躾を受ける必要があると述べています。

そう言った意味で読書も仮想現実で、欲望に任せった結果を

シミレーションするのは、案外悪への道の防御効果が期待できる

のではないかと考えました。

滴宝先生も「当たる」をあまり口にしない人でしたが ある時

「命式を見ると嘘をつかない人はいないのは、子平学が当たって

る証拠」と、仰るのを聞いた覚えがあります。

人の本性は案外命式や大運巡りに現われるものです。「魔が差す」

の言葉通り自身への制御が効きにくい時期があるかも知れません。                  

         

< 命式・女性 >

時 日 月 年     月令-癸  季節-冬

比   印 傷     午子-冲

丁 丁 甲 戊     丁2干2支 (4) 

未 巳 子 午     甲1干1支 (2)

           戊1干1支 (2)

元機-未

上記の命式は先月に載せたブログです。

丁日の甲木は、印綬の効果を期待すれば甲木に湿った根もあった方が

良いのですが、この命は冬生まれ月令が癸は天干の火や、地支火気の温かみ

によって巡回命式は僅か湿ります。よって甲は丁を楽に助けながらも印星として

充分期待が持って賢い印星になります。又この様な命式は世に出難いとも

書きました。次なる命式は、この命式とよく似ていますが国内外を股に掛け活躍

している命式です。ではその原因は何処にあるのでしょうか?

見分けてみました。

<命式・女性>

時 日 月 年     月令-癸  季節-冬

財   印 傷     干合・冲・支合無し   

庚 丁 甲 戊     丁1干1支(2)   

子 卯 子 戌     甲1干1支(2)

           戊1干1支(2)  庚1干1支(2)

A4 対 B4 バランスの取れた命式ですが2018年2月に載せた

ブログ。命式で喜忌の分け方はその時に書きましたので

今回はパスします。

上の命式とよく似ていますが時干が比肩と財の違いがあります。

この方もお父様の都合で転居が多く苦労をしていますし、壬の大運

では九死に一生を得ています。

命式

年支戌は戊丁庚を支え還流しています。始まる所は年干そして

年支、次は日干と時干に、時干で終わっていますから元運では

経済思考は生涯に渡り確りしています。両親からの援助も期待で

きますが基本生活の為に自分で稼ぐ財です。

又、甲印→丁日干→戊食→庚財と媒の関係がありますから、離れていても

順生になりますし、時干(終わる所)は喜財です。

命式日干は喜財を制していますが、バランス的にはケチでも浪費家でもなく

ー※ケチな人は、案外大きい事への挑戦は避け勝ちです。」ー

そして必要な時は惜しまないタイプ。天干戊・甲・丁・庚の関係は

還流等で干関係は様々な様子を見せます。駆け引き・忖度上手

は、有利な時は引く事知らず、不利な時は後退りと意識的に使い

分け幾つもの手法を持っています。

しかし、丁戊庚は戌、甲は卯と夫々が1支だけの根しかありません

用心深く慎重派です。2支あれば理想かとも思いますが

其れですと芸術家としての喜怒哀楽の表現は割とアッサリ形に

なり人の興味を集め難いのではないかと思われます。

命式本人の立ち位置(職業等)によっては夫々が2支の

支えがあった方が有利な場合があります。

無駄な事をあれこれと書いた様な気もしますが、上記の命式と

比べ、命式的に世に出易い理由を探ってみました。

命式は似ていても、推命ではかなり違いが出ます。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

 

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著     「改訂版 あなたの運命のすべて」

        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2026/04/07)

 

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