今回のブログは、子平学・四柱推命法深書、甲←癸の中から選びました。
この章では、用の干(用神)が印になる人・食神になる人の行動性や考え方の説明
加えて体(体神)や上記の体と用の関係、そして、重要ではあるがあまり気に止
めず読み過ごしてしまいそうな補助的な体と上記の用と関係・見方が簡単に
説明されています。
四例ある中から一例を選び女性で推命に挑戦してみました。
< 命式・女性 >
時 日 月 年
食 〇 敗 印 月令-卯 卯辰-害 季節-春
丙→甲 乙←癸 甲乙2干(令)-方局 (8,5)
寅 辰 卯 丑 癸1干2支 (3)
甲 戊 乙 己 丙1干1支 (2)
A11,5 対 B2 格名・外格従旺
< 命式は >
外格従旺ですから、甲乙印は喜になります。丙は喜の甲乙を逆生し喜の干
になる。命式全ての干・支は喜となって無疵の命式となりました。
この命での甲乙は、春生まれの木局、元気な甲乙木で、1干1支の丙が有り
1干2支の癸もありますから枯れと根腐れの心配は無く、火と水の恩恵を
受けている命式です。
本来は丙と癸は激の関係ですが、双方とも甲乙の育成に働き目的は同じです
から激の出方はないでしょう。
体質的には健康に恵まれていますし、精力絶倫に近いと見ましたが、印綬は強
い爲プライドが強く丙の透干がありますから〝昼は淑女、夜は娼婦〟と言った
感じの人でしょう。確りした強さの外格従旺なので自身の思い通りに生きる
タイプ、自制心は少ないものの丑に辛(正官)が情協、丑は凍土で書けば色々
ありますが、日干・敗財を強める月支の卯の質を落としていますから
外格従旺の命式では適当と考えました。
甲乙がかなり強く偏った命式と言え、体質的な事も加えて現在的に言えば
結婚の有無等生き方は色々ですが、パートナーは時間差をおいて一人で
は満足できないタイプと推しました。この様な方は体質的な相性は重要にな
りますが、私個人としましては結婚重視ではありません。
(占術に自分の思考をあまり取り入れるべきではありませんが・・・)
特にこの様な命の場合、婚期を踏まえながらも適職に就く事を最優先に
考えて見ています。
命式を元運で見ますと、年干印綬(癸)は年支丑と日支辰に情協、幼少期から
働き盛り迄。
時干の食神(丙)は時支寅に真直ぐ下に伸びていますから現役を終えてから
と言う事になりそうですが、さて大運ではどうなる事でしょうか?
< 大運 >
99 89 79 69 59 49 39 29 19 9
〇 〇 〇 〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓
乙 甲 癸 壬 辛 庚 己 戊 丁 丙
敗 比 印 倒 官 殺 財 才 傷 食
丑 子 亥 戌 酉 申 未 午 巳 辰
〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ △ △ 〇
丑 寅 寅 丑
※卯辰は害、冲・支合で抜ける事は無い。
辰は、年干癸と月・日干乙甲が情協捨てがたい地支、害で安定して有情」

< 大運は >
大運は、元運と異なり幼少期より38歳辺りまで食傷を強めています。
※大運は、火を強める運は忌運。)
68歳辺りまでは、忌運続きですが、戊運は癸を合去、庚は乙を合去
辛は丙を合去、己土(干合・強化)運以外は命式が破格等の大きな変化は
ありませんから、平々凡々に生きられるタイプ、
〇39歳~の己運
但し、上記の様に己(正財)運は強化、外格から内格(破格)、
そして喜忌変遷となります。
象意としては、一口には人に迷惑をかける。
癸と己の相性良く癸の印星に己の正財は投資への興味が考えられますが
禁物です。具体的にはパートナーに財的な面で迷惑をかける可能性
間違えば大切な仕事仲間を失い、仕事は忙しくなり空回り状態の可能性。
少なくても他人に迷惑をかけそうです。次の未運は丑と冲、印星を弱らせて
思慮の弱りですから引き続きの感が致します。)
性格的には、話題は豊富でお喋り好き、語学の才能が見られ興味を示すでしょう。
語学の勉強は大学に行かなくても習得場所は豊富にあり大学よりも安価に
済みます。青年期は、大運は良くありませんから行かない可能性はありますが
プライド面や願望から無理をされても大学へ行く可能性も十分にあります。
社会生活や晩年の暮らしの中で、はったりを利かす為に大学に行く事は
この命の場合無駄では無くかなり効果があります。
丙食と癸印は目的が同じですから、語学を活かしたサービス業等も良いでしょう。
齢を重ねるほどに、自身の行為で他人が喜ぶ姿を見て幸福を感じる様になります。
その姿が浮かんで来るようです。
成人女性が、社会生活の中で独り食べて行く事は、男性よりも経済的にも腕力
的にも弱く大変です。
まして、結婚、間違って離婚の場合子供を引き取って育てるのは女性側の方が
多いのではないでしょうか?そうした場合女性は男性に比べると賃金も安く
経済的に追い詰められる傾向です。特に身近な女性にはなによりも
「何か食べていく為の技術を若い内に身につけなさい」と提案しております。
この方は、充分に一人で生活していけるタイプの人ですし、志も高い方と推察
致しました。命式の良さが光っていますし大運は忌運の印が沢山ついては
いますが、命式変化の程度から徴候的には己土運以外は然程悪くは
ありませんから、苦労はすくないでしょう。
しかし、癸の印綬は、敗財乙との関係で偏印的な出方になり忌運では
物事を悪く悪く考え勝ち、自身で苦労を背負い込む性格が見受けられます。
( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )
平岡滴宝訳 「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」
平岡滴宝著 「改訂版 あなたの運命のすべて」
「改訂版 子平学・四柱推命法深書」
「改訂版 秘本・子平廣論」
( 子峰院 占い人・和珞 2026/07/11 )
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