2019-01-01から1年間の記事一覧

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例No84

「禍福は、糾う縄の如し」 この様な人はどんな命式の持ち主なのか、興味が湧いての推命となりました。 生時は十三通りで大運を出し、本人の人生としっくりくる時間をあて(時間推定) 推命、勉強させて頂きました。とても興味深い命式になりました。 ある問題…

子峰院 和珞の鑑定例No83

子平学 四柱推命 運命学 この方は、高校二年生の頃お母様からの依頼で、看護師を目指しているが、 どうか?の問いに「無理です」と返答、 銀行員等が適職とアドバイスをした記憶があります。 聞くところによれば母親は娘二人を連れての再婚、 再婚相手との間…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 従化論」を読む。№1 

< 従化論 > 従に真を得る者は、ただ従を論じ、従神に又吉と凶あり。 化に真を得る者は、ただ化を論じ、化神又幾般の話あり。 真に従の象は幾人あるや、仮に従するも又その身を発すべし。 仮化の人も貴ぶべし、孤児、異性もよく類を出ず。 子平学 四柱推命 …

子峰院 和珞の鑑定例No82

ある日のツイート「大運と相性の関係で、どちらも運が悪い場合 相性が悪い 関係では、男女とも身弱の場合では、命式によっては却って離婚にならず、 情念などのドラマで、地獄を見るようなことも起こりかねません。」などと 書いた時 この命式が頭に浮かびま…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 格局論」を読む2

新訳滴天髄、格局論 追補で平岡滴宝先生は「私は格の名称よりその命式が 外格なの内格なのかが、最重要のポイントと考えています。 何故と言うことになりますが、それは正(内格)、変(外格)によって 喜忌の干が変わるからです。 ですから格の名札よりも格の正…

子峰院 和珞の鑑定例No81

この方が37歳大運では亥運、喜甲と忌の水を強め△の時期 お母様から夫婦仲について、離婚の心配での依頼。 根幹は別居の嫁(伴侶)の生活費の使い方に問題があるとの事でした。 本人だけの生年月日時で鑑定です。結果は次の通りとなりました。 子平学 四柱推命 …

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 格局論」を読む1

( 子平学 四柱推命 運命学 ) はじめの項より 滴天髄は、従来の四柱推命学をより進歩させる原因となった最初の原書名です。 この書を編纂したのは、明の太祖朱元璋を助けた劉伯温と言う人で、 時代は1311年より1374年の間、元末期より明の初期洪武の時代に…

子峰院 和珞の鑑定例No80

今回は子平学・四柱推命による、男女の相性についての推命です。 この二つの命式は、平岡滴宝著より、子平廣論、結婚論の中の相性から 選びました。廣論より書き写し、違った観点から私も推命してみました。 二人の推命の結果は同じになるかを試してみました…

生地、庫地皆福は、為福・非福が面白いとは?

, この話しは中国の「淮南子 人間句」に書かれている故事で、 日本では「人間万事が塞翁が馬」と言うことわざにもなって有名な話です。 中国では「塞翁失馬」として語り継がれています。話しの内容から「塞翁が馬」 より「塞翁失馬」の方が題名としっくりし…

子峰院 和珞の鑑定例No79

この方は今から30年以上前 最初の鬱の症状が現れた頃親御さんから、 平岡滴宝先生が依頼を受けた案件です。先生には、生前特殊なケースとして 後に紹介しても良いとの了承を得ています。 実家は御近所で私も傍らで見ていました。時に先生からは 「そっと見守…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 方局論」を読む。

「方局論」 今回はかなり難しい話になりました。和珞 ( 滴天髄の訳本や註釈本で、新訳滴天髄の参考文献の一部 ) 清代の初め 陳素庵氏 「嫡天隋輯要」(註釈本) その後 任鉄焦氏 「滴天髄徴義」(訳本) 近世 徐樂吾氏 滴天髄徴義を更に①註釈や②補註を書物に …

子峰院 和珞の鑑定例No78

この方は、小学生でありながら俳人、著書は何万部も売り上げ一世風靡して 時の人となった人です。興味が湧き勉強させて頂きました。 時間は、壬運の調候やドキュメンタリー番組による性格から、 推定で子時を取りました。 滴宝式では、夜11時以降の日柱は次…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 形象論 №2」

子平学 四柱推命 運命学 形象論 №1では 滴宝先生による「原文の日本文」と「訳」と「追補」を記載。 主に両神成象格について書きました。今回№2では「原文の日本文」と「追補」 書き、その上で、ここで挙げられた格の種類を取り上げて見ました。( 和珞 ) …

子峰院 和珞の鑑定例No77

子平学 四柱推命 運命学 ツイートより、「日干・比肩が喜で強い内格の場合は児財官の合計との 差が少なく、日干・比肩がやや強く喜の場合。落ちつきあって平和的 しっかりしている。他人との比較を気にする。」と書きました。 内格で日干や比肩が強く喜の命式…

子峰院 和珞の鑑定例No76 

高校生の中頃、将来と精神面でお母様からの相談でした。精神面では以下の 如くで「お母様には甘え易く他人には言えない事でも、 話しやすいのだと思います。ストレス解消になっていますから聞き役に徹して あげて下さい。心配は要りません反骨精神があって頑…

和珞にとっての、干支論

子平学 四柱推命 運命学 中国の先人、劉伯温氏が書き残した「滴天髄」は、 子平学・四柱推命を学ぶには必須不可欠な書物です。解り易くするために多くの 専門家の方々が注釈本や訳本を残されています。 滴天髄の干支論を滴宝先生から学んだ昔、短い文にかなり…

子峰院 和珞の鑑定例No75

子平学 四柱推命 運命学 今回は平岡滴宝著 秘本・子平廣論から、主に組み合わせによる看方、 生の関係、尅の関係を参考に演繹で推命してみました。 お持ちの方には、御参考にして頂ければと思います。 私の依頼者の殆どが、身近な人達とその紹介の方々で、鑑…

子峰院 和珞の鑑定例 No74 

#子平学 #四柱推命 #運命学 平岡滴宝著 子平学・四柱推命法深書 十天干体象 戊→癸より 本文「戊→癸 この関係は、戊は壬水の時のような激しいこわれ方はしません。 しかし全く大丈夫なのかと言えば、そうとも言いきれない時が起ります。 現実での山崩れを思い…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 干支論」№2

子平学 四柱推命 運命学 ( 本文より ) 滴天髄を編纂したのは、明の太祖朱元璋を助けた劉伯温と言う人で、 時代は1311年より1374年の間、元末期より明の初期洪武の時代に生きた人です。 ( 滴天髄の訳本や註釈本で、新訳滴天髄の参考文献の一部 ) 清代の初…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄 干支論」№1

子平学 四柱推命 運命学 ( 本文より ) 滴天髄を編纂したのは、明の太祖朱元璋を助けた劉伯温と言う人で、 時代は1311年より1374年の間、元末期より明の初期洪武の時代に生きた人です。 〇劉伯温焼餅歌より ある日、太宗は焼餅の入った器におおいをして、軍…

子峰院 和珞の鑑定例No73 

( 子平学 四柱推命 運命学 ) この命式は、平岡滴宝著「子平学・四柱推命法深書」十天干体象から、 戊→壬の項の命式です。 「戊→壬 この場合戊の作用は、壬水(河)の道筋をつけたり、流れを止めて 池や湖にする力があると言います。道筋をつけるとは制を言い…

平岡滴宝著「四柱推命の秘則 新訳滴天髄」( 地支論 )

(子平学 四柱推命 運命学) この書を編纂したのは、明の太祖朱元璋を助けた劉伯温と言う人で、 時代は1311年より1374年の間、元末期より明の初期洪武の時代に生きた人です。 初めて五行の生尅のみを重視し従来の神殺看法を除きました。しかし 明代にこの書…

子峰院 和珞の鑑定例No72

子平・四柱推命 運命学 ある若手占術者から持ち込まれた人です。「江睴相映」の命式で賢いはずが、 現実には「心の病」らしいです。と・・・ 「江睴相映」とは、丙(太陽)と壬(湖や海)の関係。湖に太陽は映り輝きは増し、 映っった太陽も湖も良く見え、調候は…

平岡滴宝著 新訳滴天髄より 天干論 ( 癸 )

( 子平学 四柱推命 運命学 ) 天干論 ( 癸 ) 癸水は至って弱く、天津において達し、竜は徳でしかしてはこび、 功この神と化し、火土を恐れず庚辛を論ぜず、 戊と合し火を見れば、火の根即ち真 ( 訳 ) 癸の水は、地上にある時は湿気で例えられます様に、その…

子峰院 和珞の鑑定例No71

子平学 四柱推命 運命学 私の場合依頼者の殆どが親戚・知人・その方達による紹介者が主です。 そうした方達とのお付き合いは長くなる為、過去の鑑定書は保存、再鑑定の依頼に 備えております。この方は子供関係の知り合いです。本人10歳の頃のお母様から 依…

平岡滴宝著 新訳滴天髄から 天干論 ( 壬 )

( 子平学 四柱推命 運命学 ) 滴天髄は明の時代、劉伯温氏が編纂され、その後多くの人達の手により、 註釈や訳本が世に送り出されています。 ここでの天干論はあくまで滴天髄による天干論です。 天干論 ( 壬 ) 壬水は汪洋(おうよう)よく金を洩らし、剛中…

子峰院  和珞の鑑定例No70

( 子平学 四柱推命 運命学 ) この方は若い頃お勤めに行かず、家で好きな手芸ばかりしている御本人を案じて 御両親が平岡滴宝先生に依頼した人です。現在では御本人から御家族全員の 依頼を頂いております。「官星が無く、絶対に結婚できませんよ。 例え出…

平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む 天干論 ( 辛 ) 

( 子平学 四柱推命 運命学 ) 滴天髄は明の時代、劉伯温氏が編纂され、その後多くの人達により、 註釈や訳本が世に送り出される事になった本です。 天干論 ( 辛 ) 辛金は軟弱、温潤しかして清く、土の重なるを恐れ、 水のあふれるを楽しみ、社稷(しゃしょ…

子平学・四柱推命は予知・予報学 〔子峰院  和珞の鑑定例No69〕

(ツイートより) 古い推命帳を見れば、整理したページに添削した師の字で「帰納と演繹」と 大きく書かれている。推命時には何時もこの言葉が頭をよぎる。 推命「できた!」と思いきや しばらくするとまだ半ばに気が付き 再度向き合う始末 その御蔭で何時も…

平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む 天干論 ( 庚 ) 

〔 子平学・四柱推命・運命学・十干の内庚について 〕 この天干論はあくまで劉伯温氏による天干論です。 余談では 北宋(宋)の時代の徐大升氏による反尅の理でも書いてみました。 北宋は伯温氏の明の時代よりも前です。(和珞) ※新訳 滴天髄は、滴宝先生が亡…