2018-01-01から1年間の記事一覧

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No62

彼女は大きな農家の六人兄弟の末っ子として生まれ、歳の離れた兄嫁からの 世話を受け育ちました。高校卒業後実家を離れ小さな病院の援助を受けながら 夜間の看護学校へ準看護師の免許を取得、お礼奉公 そして社会へと20歳前後はただ我武者羅な日々だったと、…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No61

この方は高校生の頃、お母様から進路についての依頼がありました。その後見立てに 信頼を頂き家族や親戚の依頼を頂き続けております。今回は九十近いお婆様からの 依頼で、結婚相手がどうも浪費家のようで本人から伴侶がわかるなら見て 欲しいとの事で再度の…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No60

この命式は平岡滴宝著 子平学・四柱推命法深書 甲←丙からの命式です。 丙は天の太陽でどの干にも平等に影響を与えるが 丙自体はどの干からも影響を 受けにくいとされています。特に甲(木)乙(草)は生き物でありその影響力は強く 喜忌付けを複雑にします。 子平…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No59

この方は外国人でありながら 日本の大手企業を経営危機から救った人で、 日本ではその人となりや信じられないような高額報酬が話題に登ったものです。 一般市民には到底想像できる社会ではありませんが、現在での立ち位置は もしかして犯罪人?の可能性が出…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No59

この方は外国人でありながら 日本の大手企業を経営危機から救った人で、日本では その人となりや信じられないような高額報酬が話題に登ったものです。一般市民には到 底想像できる社会ではありませんが、現在での立ち位置はもしかして犯罪人?の可能性 が出…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No58

平岡滴宝著、子平学・四柱推命法深書より。 「内格、忌の印星格とは、日干が1干0支のように弱く、印綬又は偏印(倒食)が 2干2支などと強いものを言います。この時喜忌は次の通りです。 喜の干支=日干、比劫敗、食傷、財、それらに通根する各地支。 忌の干…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No57

平岡滴宝著 子平廣論の中の命式です。著書の中には命式とその説明はありますが 大運はありません。よって私が大運に挑戦してみました。 私の御近所の方で、子供の頃は商売を営む両親を手伝い働いている姿をよく 見かけました。良く喋り快活な子供さんでした…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No56

知り合いの子供さんからの紹介で「見てあげて」と開いた手から渡された 小さな紙には丁寧に生年月日と生時が分まで書かれていた。 お断わりするつもりが、命式見たとたん「私がしなければ」と 言う気持にさせられた。命式・大運なしの手紙風に書いた鑑定書を…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No55

この方は母方の祖母からの依頼でした。生まれて間も無く実家に向かへての事、 第二次ベビーブームの頃に助産院の手伝いで、多くの赤ちゃんを見てきた 祖母は、赤ちゃんの沐浴の世話をしながら感じ、すぐの依頼でした 「取りあえず明日までにお願い、初孫なの…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No54

この方は、お母様が高校生の時期 中退、シングルマザーとなり 産み育てられた人です。 5歳までは、祖父母の手によって育てられ、その後母親は再婚し 養子縁組み再婚先で育てられる事になりました。 後に弟妹二人の兄弟に恵まれるが扱われ方の違いに気付き、 …

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No53

ある占術者の方が喜忌の付け方に苦慮し、この命式の方が27歳の頃、 子峰院へ持ち込 んだものです。正官と傷官が透干のいわゆる「傷官見官」 の命式です。 特徴としては、日干が陽干なら傷官・偏官は陰干、その反対の場合もある。 又傷官は日干を洩気と同時に…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No51

彼はボクサーだった。話をしてくれた「試合では、頭を打たれて脳震盪状態に 何度もなった経験があります。それがいずれ後遺症に繫がるのでは無いかと 歳を重ねていくのが恐怖です。このジムの仕事をしたいと思ったのは あれこれと考え頭を使へば予防になるの…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No50

この方は個性派女優、多くの人達を高い演技力で楽しませてきた人です。 若くしてお婆さん役が板についていました。「ジュリー」と腰を曲げ体を揺すり ジュリーの大きなポスターに向かい叫ぶその姿、そして社会派的な作品の中でも どことなくユーモラスであり…

子峰院研修生 和珞の鑑定例 No49

この命式は外格従旺格でありながら、丙とは隠蔽、乙印は燃えにくく丁を 強めず、却って側干の湿草は鬱陶しい相手である。 日干丁は1干0支と弱く身弱で珍しい命式です。「読み辛い」この道に才が 無い私には、それが第一印象でした。 基本に戻り基本通り一つ…

子峰院研修生 和珞の鑑定例 No48

この命式は、平岡滴宝著 子平学・四柱推命法深書から この項では、甲←丙の 関係で暖 照 枯の説明をしています。この命式の場合は冬生まれ癸水の透干で 強く 丙の透干が無ければ甲木は根腐れの恐れがあり暖との説明がされています。 しかし性格、大運の説明が…

子峰院研修生 和珞の鑑定例No47

依頼主は80歳前後の母親 依頼主の年齢を考慮し運の良し悪しでの 鑑定をしましたが 後日「息子の様子がおかしい」と再度の鑑定依頼でした。 失敗経験の鑑定です。依頼主の多くは気休めの鑑定を望まず、厳しい鑑定で始めて 納得して頂けるのは何故でしょうか。…

子峰院研修生 和珞の鑑定例 NO46

この命式は、平岡滴宝著 子平学・四柱推命法深書より。推命偏丁日からの命式です。 本文に忠実ですが、性格・壬丁化木運・月令乙にポイントを宛てて見ました。又、戊己 (土)と丁 そして乙の関係は洩気で土を強めるのか、木尅土で土を弱めるのかで推命は 180…

彼女の夢は、野菜ソムリエ

命式は日干己に比肩・劫財に対し 乙の偏官 その差は乙が0,5だけ強くほぼ バランスの取れた両神成象格、乙の方が強く忌 日干(本人)は0,5だけ強い乙を いかに調節するかで人生が決まりそうです。0,5の差は変格や喜忌変遷を 起こしなかなか喜運となりません。彼…

彼女は辛日、珠玉・金・銅の内「銅」です

彼女は郷里の実家近くの人で両親共有の友人であった「あんた、 なんか占いしちょるって聞いたけんど、いっぺんおばちゃんも、 これからどうなるんかみちくれんな。」と頼まれたのは彼女が80歳前後の頃で あったと思います。彼女は大の仲良しであった私の母が…

この命式、注意喚起を促す時期は何時?

平岡滴宝著 子平学、四柱推命法深書より、推命丙日の命式です。 滴宝先生が生前依頼を受けた命式です。 この方は47歳の働き盛り心臓麻痺で命を落としました。家庭では大黒柱、 家族は生活の糧を失ったわけです。突然の事でもありました。 奥様は普段は元気で…

「何でその人の富を知るや・・」

「何でその人の富を知るか、・・」古くからその論説は様々あるようです。 それに似た命式の鑑定経験もありますが、残念な事に大運に恵まれず本当の 富豪の命式を知りません。先日テレビ視聴中それらしき人を見つけました。 時間は推定ではありますが 富豪の…

病薬用神取得法 ( 病と薬そして毒 )

平岡滴宝先生は、特に、ご近所の方々に頼りにされていた占術者でした。 「病院で、癌宣告を受けるより平岡先生に指摘される方が確実。」と言われる 方もいました。どうしてそれ程確実に指摘できるのか解りませんでしたが、 一つは五法の用神取得法を的確に使…

丑が牛耳る命式(咸池の命式!)

官能小説を数冊出版して官能小説家、自らはAVライターを名のっている。 どの様な人なら官能小説を書けるのかに興味が引かれこの推命となりました。 生まれ時間は推定 生年月日を取れば時間はこの時間帯しか合わず 己の丑時間にしました。この丑が個性的で丑…

辛日、暖かく湿気あれば曇り

昔から良い・悪い命式のパターンが論じられるが、推命してみない事にはその 良し悪しはわからないと断言、この命式も「良い命式」とは決して言えません。 日干から財星は収入の効率を観る早道で干関係で観れば一目瞭然、 この命式は内格辛は喜 甲は忌になり辛(…

「双頭の龍」と言う名の、命式

尊敬している叔母の命式 しかし印星や食傷もない命式に、長所を見出せないでいまし た。渕宝先生は見るなり「凄い人やね」と仰る。聞けば命式の真ん中に線を引けば山と 裾野の広大な景色の合わせ鏡 真似のように他人のしている事を見るだけでそっくりそ のま…

唄を忘れた、カナリヤは!

ツイートより「30歳の年、放送作家を辞めるべきか そうでないのかの選択に悩み 占 術師の手から手へと渡り 最終的に渕宝先生の手にゆだねられる事に、時経て私たち門 下生の課題となりました。問題は他に命式の絵柄 作家の作風や人間関係 そして 将来は!」 …

その人は あのルパン三世に似てる!と思った。

その人の事を考えた時。自己管理が厳しく それを可能にして、 それを活かした仕事に就き、地位を築き上げ 今ある転機を迎えた。 そんな人の命式と大運はどんなんだろうな? 優れた判断力と行動の器用さと俊敏さが、まず必要だろうな こんな時は子平学の研究…

息子は、音信不通なんです。

お母様からの相談です。母親は地主 そして両親は不動産業を始めとする 母親系列(父親は御養子)の事業を受け継ぎ、中小企業としては珍しく 黒字経営事業の経営者。跡取りであるはずの息子は若い頃より家を出て 遠い地で伴侶と息子の三人暮らし、気の合う仲間…

格名は、一行得気 曲直格

この命式は 平岡滴宝著 子平学 四柱推命法深書の中の命式です。 三十年以上前滴宝先生への依頼でした。 この方は女子大学、体育科を卒業後エアロビク スの教室を何箇所か開き活躍中、結婚と仕事に就いての相談。 特に結婚後も仕事を続けられるか、の相談だっ…

  あの娘は、今頃どうしてる?

彼女が26歳頃、お母様からの依頼でした。 こうした状況の方を何人か観た後の事で「恐らくは」との予感はありました。 鑑定書には、命式のありのままを記載。対面の時、鑑定書を読み終わると お母様は何の違和感もなさそうに話し始めた「この娘は、先天性脳障…