2019-01-01から1年間の記事一覧

平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む 天干論 ( 己 )

「滴天髄を編纂したのは、中国明の時代 明の太祖朱元璋を助けた 劉伯温と言う人です。」と著書の中で書いてあり、 この時代中国では十干を唱えた中の一人です。 あくまでもこの天干論は「滴天髄」による論です。滴宝先生は「滴天髄は抽象的 だからこそ皆勉強…

子平学・四柱推命は予知・予報学 〔子峰院  和珞の鑑定例No68〕

子平学とは、干関係を重視する東洋占術学問です。 特に「平岡滴宝式子平学」は、天干を支える地支でその質を読み解きます。 よって、通変星の意味は基本的干関係の生尅で表しますが、 他の推命と違い、(日干・比肩)と(劫財・敗財)の意味は同じではありません。…

子平学・四柱推命は応用物理学  〔子峰院  和珞の鑑定例No67〕

知人の紹介で鑑定書のみでの鑑定となりました。「電話を頂ければ疑問にお答え できます。」と知人に伝え鑑定書を預けたが、鑑定書に書いた「平々凡々に 生きられる。」の言葉に感動 納得して頂いたとの事で電話は頂いておりません。 平岡滴宝先生のノートに…

平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む  天干論( 戊 ) 

これは子平学、四柱推命と言う運命学(学問)の話です。 「滴天髄」とは、劉伯温氏{1311~1374年}が編纂した、 四柱推命学をより進歩させる原因となった最初の原書です。 ( 戊 ) 戊は固重(こじゅう)、中つくせど正しく、静かなれば集まり、動けば開き、 萬…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No66

この命式は2019年2月に書いたブログです。格名は外格、従財格です。 格名は同じでも、命式(人)は夫々としか言い様がありません。 < 時間推定 > 時間推定です。この方は私の大好きな あのお洒落で実力派の中国の 若手ピアニスト。年月干壬丁は月令が甲の…

平岡滴宝著 新訳滴天髄を読む  天干論( 丁 )

これは子平学、四柱推命と言う運命学(学問)の話です。 「滴天髄」とは、劉伯温氏{1311~1374年}が編纂した、四柱推命学をより 進歩させる原因となった最初の原書です。 滴宝先生は、劉伯温氏の「滴天髄」を紹介する時は何時も、論や文が抽象的と 書いてあ…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No65

( 子平学・四柱推命・運命学 ) 私に取って地支を語らない推命は推命とは言えません。特に地支関係を この命式でも害、半合は一目瞭然、害での行運の場合、 大運亥や申運は解冲解合運となり冲・支合の作用は働かず、 その次の行運を見る。例えば大運が申なら…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No64

命式中に、印綬・偏印(倒食)等の印星と食神・傷官が透干の人が、 人生の岐路には方向性に迷う事が多くあります。 この命式も同じく倒食(偏印)と食神が透干しています。 22歳の時の依頼で、相談内容は何点かありましたが一番の悩みは、 例外なく食神と倒食の道…

子峰院 和珞の子平学・四柱推命の鑑定例 No63

子平学、四柱推命で進学や就職を見る場合、喜・忌運で見る事が多いようです。 経験上それで良いのか?と言えば、忌運でも国立のトップ大学に進学をされたり 大手企業へ就職される方がおられるのが現実です。それは何故か、 答えは一通りではありませんが、私…