渕宝先生からのクレームで、推命(四柱推命・子平学)し直しです。
「事足りて頑張らないのでは無く」こんな結末になりました。
「猿も木から落ちるではなく、豚も木から落ちる」です。
平岡滴宝著 子平学 四柱推命法深書から、十天干体象 甲→戊より
(命式) 女性
時 日 月 年]
才 才 財
戊 甲 戊 己 甲(月令乙3 (辰2)未3 6
辰 午 辰 未 戊己3干 (辰2)未3 6
戊 丁 乙 己 日干敗6 対 財6
(格命) 内格 両神成象格
命中の喜忌
日干比敗と財は6対6とバランスが取れている
甲は月令が利いて強く戊己を尅しているが尅しきって
はいない よって戊己が強く忌で甲が喜となる。
喜の地支―未 忌の地支―午 喜忌―辰
<性質>
一口で「健康・働き者でよく稼ぎよく使う人」
日干は強く喜 そして陽干 落ち着きあって平和的
独立心、実行力共に優れている。
辰は干支体象詩では「長養堪倍」と命式に良く働けば元気印
命中の未午の蔵干に火が含まれている、辰2支は自刑だが
バランス的に返ってよい働きをする。よって戊己土の質は良く
甲木の質もよく健康である。
命式の月干(社会運)の財は仕事運を意味し、仕事はついて回る
時干にも財が透干で生涯仕事がついて回り忙しい人。
戊己は忌財、日干に力があり難題や安価な仕事を
押し付けられても引き受け、無理をし過ぎる人。
お金は稼いで使い、使う事を恐れずに財は残さない人。
そう意味での経済観念の乏しい人。
日干甲この場合月令付き(郡劫)が 戊や己財に会えば、
根を下ろし尅したくなる。この命式の場合
未は蔵干に火があり水(養分)を欲しがる不足の部分で、
より根を下ろし不足を求め頑張る人、
こうした見方は重要であると、平岡渕宝先生の言葉でした。
<大運> 干へん
己運は、日干と強化の干合で己は三倍の忌財運
年干(父親)も己の忌財で、幼少の頃からの貧しは
実家の貧しさと言える。
庚運は、忌運であるが地支は0支で傷つくのは、この命式の場合
甲木より庚(鉈)である、庚は偏官地位的な変動は無く、
頑張りが利く、時18歳と言えば大学進学時期ですが、
生きる目的は稼ぐ事で「学校に行く時間が勿体無い」などと
働く事を優先し、学歴を気にする人でもなく、
大学には行かないと推命。
庚運の前の巳(火)運も 財を増やす事を考え 貧しい家庭から
抜け出す事を考え、高校すら行く気が起こらないでしょう。
辛運は、忌運庚運と同じ事が言えるが、手応えが無い分
庚運程頑張らない。
壬運は辰2支が通根計3 日干印9 対 財6で
内格となり破格で忌運 日干印は忌、甲は湿木
戊己土は泥土 壬は濁壬その調候は、考えは浅はか
木も土も質を落とし収入減、出費過多、大切な人財を失う等
好き放題の行動で印の助けを得られない状態
人生の苦渋を味わう事になる。
※印の助けとは 六親で言うとこの
自分を助けてくれる目上の人で、親や親戚の目上の
人や、会社関係では味方をしてくれ、助けてくれる
上司がそれに当たる。
癸運は忌財月干戊を合去する 年干の己が日干
と強化の干合で三倍 日干6 対 財7 忌財が1
増え忌運
甲運は、忌の己財を合去で喜運と、乙の喜運は
財とのバランスが取れ稼げる時期。
丙運は甲と戊己に作用二分し喜忌△。
丁運は甲を洩気で戊己の忌財を増やし忌運
<大運>順行 8年運
忌 忌 忌 忌 忌 喜 喜 △ 忌 忌
8 18 28 38 48 58 68 78 88 98
己 庚 辛 壬 癸 甲 乙 丙 丁 戊
財 殺 官 倒 印 比 敗 食 傷 才 ←運の蔵干
巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 寅
忌 忌 喜 忌 △ △ △ 喜 忌 喜
<大運> 地支偏
・喜の未を冲、支合の午丑運は忌 ・喜忌の辰を冲、支合
する戌酉運は喜忌△ ・忌の午を冲、支合の未子運は喜
後は金土火を強める地支運は忌 木やを強める地支は喜
壬癸巡れば忌運 水だけ強める地支は命中では閑支
よって喜忌△とした。申は金も強め忌
〇もし伴侶がいれば 日支は伴侶で午 蔵干は丁で甲木を洩気
し戊己の忌財を増やす、紐の様なお方。
〇人生で一番良い時期 甲乙運上記の通り。
〇悪い時期 壬運上記の通り。
〇生きる目的は、稼ぎ使う事。晩年は忌財運 元享利貞時柱の
戊も忌財運で借財が残る結果となる 使いたいだけ使った結果
借財が残る・・・稼ぎ使う目的は達せられるが その後始末は
誰がする事になるやら・・・?
急ぎしたためました。和珞
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(ブログの参考文献 )
平岡滴宝訳 「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」
平岡滴宝著 「改訂版 あなたの運命のすべて」
「改訂版 子平学・四柱推命法深書」
「改訂版 秘本・子平廣論」
( 子峰院 占い人・和珞 )
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