子峰院 和珞の鑑定例No76 

 高校生の中頃、将来と精神面でお母様からの相談でした。精神面では以下の如くで

「お母様には甘え易く他人には言えない事でも、話しやすいのだと思います。ストレス

解消になっていますから聞き役に徹してあげて下さい。心配は要りません反骨精神が

あって頑張りのきく人です。お家から一歩外に出れば案外シャッキとして仕事も頑張っ

ている筈です。」と伝えました。

四人兄弟三番目で唯一女の子の彼女は、家族全員に大事にされている存在でした。

子平学 四柱推命 運命学

 

※月令木(甲) 年干丁と月干壬の干合は化木 壬は甲 丁は乙に変化

< 命式・女性 > 

時 日 月 年     1987年2月(節日以降)生まれ 本年32歳

官   劫 比

    甲キ 乙キ      季節は、寅月(春)

庚ィ乙キ 壬 丁      甲乙3干(令)4支(局)プラス1 (10)

辰キ 未キ 寅キ 卯キ      庚1干(強化)3干0支  (3)

戊 己 甲キ 乙

          A(日干比劫)10 対 B(官)3

日干は陰干、月令は同気の陽干で羊刃格

AはBの三倍以上で、用神取法は専旺法(外格) 格名は外格弱従旺格

よって 日干印比劫敗が喜 児(食傷)財官は忌となる

喜の干=壬癸甲乙丙   忌の干=丁戊己庚辛  

※丙は、喜の甲乙を逆生と忌の庚を弱める二重の効果があり、喜とした。 

 

< 命式は >

〇年干丁と月干壬は干合の関係、月令が木(甲)で化木 年干丁は乙に月干壬は甲に変化する。

〇月令計算は、月令甲は陽干で天干の甲を二倍にし 陰干は1,5倍にする。

乙は2干で3 甲は1干で2 合計5 地支は寅卯辰の方局がそろい1プラスで4 

未が1支 地支の合計は5 甲乙の天干と地支の合計は10になる。

※日干と月令が同気で方局が揃っているが 正官庚は強化の干合で3の力が

あり曲直一行得気格にはならない。

〇日干乙と時干庚は干合の関係、絆神強化の干合は、日干乙はそのまま、時干庚は三倍

の強さになる。

※強化の干合は生涯続き 例え行運で乙が巡っても、

庚は合去とはならず木気が1増すだけ。

 

< 性格は >

日干乙に甲の劫財の透干の人は、気心の知れた友達・家族と一緒の時や一人の時は

乙(草花)で、普段は甲(木)で本心を隠して社会生活を送る(社会生活と私生活の二面性)

事が多い。

庚は強化忌で強く上司や目上の人等 (庚=正官) に注意や指図を受ける事を嫌い、

チャンとしたいと言う気持が強く「私はチャンとしているのに あの人がチャンとしな

いから・・・」の様な言葉が特徴、

よく気がつき律儀で堅苦しさを感じる人である(正官)。

格名は外格従旺、日干乙は比肩の透干あって通根の地支多く負けず嫌い、

庚強く日干比劫も強く、決して庚に従う事は無い。社会生活の甲に庚は偏官(殺)の出方

で人当たりはきつく、口が災いして人間関係のトラブルがストレスの原因となる

事が多い。(忌の偏官・殺)

※正官と偏官の両方の性格。

負けず嫌いで頑張り屋の性格は、人生の波乱に対しても抵抗力があり、

見かけの気強さはかなりのもので、顔つきに表れ厳しい顔つきとなる。

時干庚に対しては、不安・不満・反発・緊張・恐れ等の複雑な気持が入り乱れ、

1人きりの時や甘えられる人と一緒の時は落ち込みが激しく、

ごく身近な人には自然と愚痴をこぼす事が多くなる。

気分の浮き沈みが伺え精神的に不安定な人である。

日干が強いばかりに庚に従えず 反発心が強く生き方の不器用さに繋がり

苦労を伴う。それは、外格従旺に対して庚の疵が強すぎるからでもある。

「春は金を入れず」庚金を嫌い、ストレスが多い命式です。

 

< 大運 >

97 87 77 67 57 47 37 27 17 7

〇 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 〇

壬 辛 庚  戊 丁 丙 乙 甲 癸    →(年干)甲乙丙丁戊

印 殺 官 才 財 食 傷 比 劫 倒    ←天干の通変星

子 亥 戌 酉 申 未 午  辰 卯    →(年干)己庚辛壬癸

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 〇 ✓ ✓ 〇 〇    

  寅 卯 卯 寅   未          ←冲・合命式の地支

 

< 大運は >

幼少期より32歳までは喜運続き 料理専門学校へ行き調理師の免許を取得。

人間関係の問題で数回転職 その後学校給食関係の会社へ正社員として就職。

命式は、「庚乙甲乙」甲乙の大小沢山の食財を、三本の包丁(強化の庚)で切る形は、

手早い仕事で調理師は適職と言えるでしょう。

A10対B3の命式は食傷財官の行運での割合は、内格になり外格破

格運になり忌運。(丙は上記の通り)

破格運(内格)の時、この命式はA(日干比劫)が強く忌 B(正官)が弱く喜になる、よって

甲乙=忌 庚=喜 この場合、喜の庚は日干比劫の制の役目をする為、

日干は反発心を持ちながらも賢い対応(要領の良さ)となる

〇破格運の丁運は忌運、卯寅未の洩気に対し水支である辰は洩れ過ぎを防止

サービス・行動性(遊び・仕事)の過剰を抑え忌運であっても害は少ない。

〇破格運の戊財運は忌運、戊は強い甲乙に尅されるが、辰に養われて元気で辰を根に持

たない命式に比べて被害は少ない、しかし甲乙は強く成果の割には財に結びつかず 

ストレス解消や他の事でも出費は免れず、稼ぎより出費の方が多くなる時期。

〇67歳からの己運は、月干の甲を合去忌運 土台を失うような厳しさが伺え、

身の回りの変化や、ストレスから体調を壊すなどの調候が考えられる。

〇77歳からの庚運は、年干乙を合去この年齢での年干の変化は、影響は少なく

庚がそのまま命式に影響するよりは、はるかに良く現状維持程度となる。

〇この命式で、大運で最も悪くなる時期は庚が強まる時期であるが、庚運は上記の通り

である。地支では庚に通根の丑巳申酉戌であるが、上記の大運で巡る申酉戌運は冲・支

合で木気が弱くなっている、この場合も庚が地支で強くなるよりは甲乙の根が多く、

木気が弱くなる方が調候的に良い。よって直接庚が地支で強くなっての忌運の時期は、

32歳からの巳運だけである。

〇今年32歳になり、年運は32己亥・33庚子・34辛丑・35壬寅・36癸卯。

人生で一番苦しい時期の可能性がありますが(最近では本人からの相談もあり)

彼女はこの運を承知しています。彼女には伝えています。「五年後の丙(太陽)運は貴女

に取ってライト。上手くいけば それまでの努力に良い評価が出る可能性があります。

その時期を物にするには この五年間をどう乗り切るかに懸ります。」と 

この時期は人の意見に振り回され、自尊心の強い彼女は傷つき不満をためる傾向が強く

自分の気持に正直になる事が肝要でその為には「何時も、自分はどうしたいのか、

自身の気持とキチンと向き合うべきです。」と助言をしました。

 

< 結婚について >

正官の透干や辰の地支 水1火2と水火 共にある程度バランスが取れ、

結婚願望のある人です。正官(庚)は女性に取っては異性、日干乙は強化の庚には恐れや

警戒心がありあまり好きではありませんが、サービス精神は月支(社会)・日支(伴侶)に

気が向き可能性は充分にあります。早ければ34歳の丑年。

大運巳は庚を強め、丑は日支の未を冲で動かし日干類を弱めている為、

庚正官に従う可能性はありますが この酷い忌運での結婚は、私としてはお薦めでは

ありません。できれば丙運の時期を待っての方がベストかと思います。

大運40歳代は四十の転角期となって、その後はどちらにしても制約の多い人生となりそ

うですが、目的意識が強まり仕事はやる気満々です。

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 < 余談 >

乙甲乙の形は、活花や庭の木や草花 それを大きな鋏(庚)で調節は新派のフラワーデザ

イナーや庭師の様な職業でも良い。そうすればライト(丙)の運を必ず手に出来、

後の運も苦労があったとしても より満足のいく人生になったのではないかと

思います。今後趣味にしてもストレス解消になるでしょう。

 

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( 子峰院 関都佺人・和珞 2019/07/19)

 

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