和珞と子平学・四柱推命 №2(初心で鑑定依頼があったなら)

 平岡滴宝先生に講座はマンツーマン、命式と大運の出し方に始まり、

A4サイズのノートの見開きを一人分に使い左頁には命式・大運や

必要事項を私が書き、右頁は先生がアドバイスを入れてくれるのですが、

それが乱雑極まりない事!まるで落書きです。

専門用語の二・三・四文字熟語が縦斜めに雑然と書きながら、

説明をしてくれるのですが、なんのことやら全く理解出来ない事だらけでした。

説明を受けた内容は解らないなりに、帰宅した夜はノートの開いているスペースに

出来るだけ丁寧に書き足したものです。

先生が書いた熟語が理解できる様になったのは数年も経った頃、

薄紙を剥がす様に知らずの内に理解できる様になって行きました。

平行して滴天髄や干支対象詩の理論を噛み砕くようにして丁寧に教えてくれ、

今ではそれらの熟語や理論の説明をツラツラと何ページにも及び、

理屈は止まらず捏ねられる様になり、

そうした数十冊のノートは私の宝となりました。

 習い始めて二年足らずで、知り合いの方から鑑定依頼が入るようになり、

滴宝先生も「大丈夫ですよ。出た通りに伝えなさい。

依頼が入った頃より始めないと腕は上がらないし、出遅れて趣味の範囲で

終ってしまいます」と仰って肩をポーンと押してくれました。

 最初の頃は、子供達の級友の親御さん、親戚やたまに少数ですが幼稚園の先生

もいましたが、手に負えない案件は滴宝先生を紹介した事もあります。

あの天中殺とかが大流行した時期で時代錯誤も甚だしいと、

今では苦笑しています。

私が勉強始めて二年足らずで依頼を受けられる様になったのは、滴宝先生の

厳しい教えと勇気を育てて頂いた御蔭と思っています。

 経験から、最初の鑑定に迷いがあれば思い切って勇気を出し自分を試すのも、

この道では一つの手だと考えます。

 

 

占術家の方は心理学の面でも通じている話を見聞きします。

批判や評価の心理の表裏にもしかしたら心理学専門の方より詳しいのかも

知れません、その目的とするものが何か・・・を・・・

 

昨日の夕方、岸辺に立つ大木の桜の花を見るために、

散歩コースを延ばしてみましたが、もうそこには桜の木の陰形も

無くなっていました。

 滴天髄の天干論甲が曰「「千古に植立つ」は破られていました。

桜の木は其点難しいのでしょうか

 桜の花が満開となりましたが、今年も例外でなく明日は雨らしい・・・。

 

( 子峰院 占い人・和珞 2021/03/27)

 

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