子峰院  和珞の鑑定例No70

( 子平学 四柱推命 運命学 )

この方は若い頃お勤めに行かず、家で好きな手芸ばかりしている御本人を案じて

御両親が平岡滴宝先生に依頼した人です。現在では御本人から御家族の全てを依頼頂い

ております。「官星が無く、絶対に結婚できませんよ。例え出来ても日支と時支の冲で

結果は離婚ですよ」と、どの占術者にも指摘され、滴宝先生の噂を聞いての依頼でし

た。滴宝先生は勿論、結婚も可、離婚なしの結果を出しました。

それは大きな財の行方に有りました。今なら私もこれを読み解く事ができます。

 

( 命式・女性 )

倒   財 印

庚ィ壬キ 丁キ 辛ィ    卯酉―冲   午子―冲 

子キ 午キ 酉ィ卯キ      壬1干0支 (1)

癸 丁  辛ィ乙     庚辛(月令・陰干)4,5干0支  (4,5)

            丁(強化の干合三倍)3干0支  (3)

  (A)日干・印5,5 対 (B)財3   丁=元機の干

 

用神取法は扶抑法( 内格 )印星は日干の4倍以上で「内格、忌の印星格」

※忌の印星格は基本、喜忌の付け方は印星と印星を強める官星が忌 

その他の通変星は喜となります。

喜の干=壬 癸 甲 丙(忌の辛を合去) 丁

忌の干=戊 己 庚 辛 乙(化金)

となりますが、良い時期であっても悪い事が、悪い時期がであっても良い事があり、

滴宝流では、それを依頼者にキチンと伝える事を重要視しています。

それには 細心な見極めが必要となり、この命式での大運は下記の通りとなります。

 

< 命式での性格 >

日干壬は見た目鷹揚、行運でが忌で強まる事多く(下記説明)競争心は普通。

敗財が無く協調性や妥協性は弱い、忌の印星強く(依頼心強)他人を、損得勘定(丁財)で上

手く利用しようとする(自己中心型)。基本的考え方は、丁は庚辛を尅し名誉心()より

財欲()が勝り現実派。晩年時干庚(倒食)は、その反対の可能性があるが大運は次の通り

生涯財志向は変わらず。丁強く普段は朗らかだが、自身が不利になりそうな時は、

全ての干に地支の通根なく、後先考えず丁や庚を使っての感情表現。

その為人間関係がスムーズにいかず疎外感でプライドは傷つき、

食傷は無く他の人と比べ人間嫌いな面が多い人。庚は洗金、庚辛汚れなく、手先は器用

だが現在まで社会に出る事を嫌い、それを生かす事は殆ど有りませんでした。

忌の印星の強い人は、批判心は強い。

 

< 命式の特徴と喜忌の付け方 >

〇この命式の長所は、月干元機の丁は強化の干合により3倍の喜の財である。

強化の干合は生涯変動が無く、何時までも壬の側で離れる事がない「生まれた時から死

ぬまで一緒!」この命式では、例え行運に変動があっても喜財が忌財に変わる事はな

。よって生涯財がついて回る人

※90歳からの丁運は、再び干合は起らずそのまま作用し丁財が強まり喜運。

〇年干辛が行運丙(大運では80歳)で合去の時期や、壬運(大運40歳)や癸運(大運50

歳)又は解冲解合などや水支運で壬を強める時期、日干は印星の4分の1以上、

忌の印星格ではなくなり命式は内格正財格、そして印星・日干は忌(A が強く)となり

命式の変動で忌運。日干は忌での強まりは自己主張の表現力のまずさで、身近な人と争

い事が多くなるが依頼心などは軽減され▲の印を入れた。(丙運は別記)

壬水強まる時期は、喜丁財に壬水をかける様な状態で浪費により、伴侶や両親に口実を

見つけては「お金が足りない」と愚痴をこぼす事になる。

〇70歳から乙運は、時干庚と変化の干合(化金) 庚はそのまま、乙は辛に変化し

忌運。この命式では木気は0と弱く 大運の喜の乙を強い金が尅す形は肝臓疾患の可能

が出る(化金であってもその様に考える)。

60歳以降100歳頃までの間、この時期は目立って悪く用心しなければならない時期とな

る。また忌の印星金の強まりで大運木気(精神力)の酷い尅からは

痴呆症の可能性も出る。

木0  火3 

  土0

金3  水1

 〇80歳丙運の調候は、丙(財欲・大財)は年干辛(忌の印綬=印星=思考力・智的、

年干=この命式では両親)を合去。年齢は80歳!例えば、利財・投資(印財)フッとし

た事から大財(丙財)を狙い投資を試みる、その時の財源は辛(年干・親からの遺産残り)を

充てるが、大運は上記の通りで利益は思う程では無かったり、

間違えば損の可能性がある。よってこの時期の投資は避けるべき。

 

90 80  70   60    50 40   30   20   10 0

〇 △ ✓ 〇 ▲ ▲ ✓ ✓ ✓ ✓ 

丁   甲 癸 壬 辛 庚 己 戊     →(年運)壬癸甲辛(化金)丙   

財 才 印 食 敗 比 印 倒 官 殺     ←天干の通変星

未 午 巳 辰 卯 寅 丑 子 亥 戌     →(年運)丁戊己庚辛

▲ 〇 △ ▲ △ 〇 ▲ ▲ ▲ △ 

解     解     解     解

 

< その他の大運は >

( 命式 )

倒 財印

庚壬丁辛    

子午酉卯    

  辛

〇0歳と10歳戊己の官運は、忌の印星格では忌運。しかし戊は元機の干丁財を護丁の

役目をして喜財は守られ、経済的には不自由のない家庭に育つ。

高校までの学生生活では成績も良い(洗金)方であったが、修学旅行や運動会には出席を

嫌い両親は学校と交渉して本人の意思を尊重した。後有名私立大学に入学・卒業

〇25歳からの亥運は、弱い日干を強めた時期、相手に押し切られるかたちで

結婚をした。相手は大手会社若手の課長、一児を儲けた。

〇45歳からの寅運は、丁財を強めた時期親の高額遺産を受け取る。

〇60歳甲(食)運は、洩気で丁財を強め人生では最も良い時期。

〇65歳辰(卯酉解冲解合)運は、壬水を強め弱い土(腰の弱さ)を暗尅し

持病であるを悪化させ数回の手術をした。可動域には多少の問題はでたが

通常の生活には支障はなくなった。

※土気が全くなく体質の弱点で 以後も持病は免れない。

〇彼女は今年68歳、乙運(上記説明)を無事超える事が出来、

丙(上記説明)の心の誘惑を回避すれば、午・丁運は人生最高の運が再度到来是非手にし

て欲しいものです。彼女はこうした運を知っています。

現在の医学向上とほんの少しの注意で、手に出来る事は間違いありません。

「人は、運命を知らずして!」

 

子平学・四柱推命の基本

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 参考文献  平岡滴宝著 「新訳・滴天髄」 「神峰干支体象詩」

「子平学・四柱推命法深書」 「秘本 子平廣論」

 

( 子峰院 関都詮人・和珞 2019/04/20 )

 

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