子峰院の子平学・四柱推命 ( 通変星と干関係 )

 期待とは反対に厳しい残暑が続いて、仕事を抱えての体調管理にはホトホト

手を焼いてしまいました。

それを言い訳に九月の最終のブログは手を抜いてしまいました。

又ぐうたら根性が働いてしまいましたが、ぐうたらばかりですと鈍い頭が一段

と鈍さを増します。サッ!バックした思考から少し前進しましょう。

 

< 通変星と干関係 >

 子平学・四柱推命の通変星は、推命上最も欠かせないものです。日干を中心

として日干と同じ星を比肩、他の九干にも夫々に通変星名がつけられます。

星と言っても実在する星では無く、意味を判断する上での分類記号です。

通変星で表すこの分類法は、人間の心理的な働きを的確に現しています(性質)。

ですからこの記号(通変星)判断は基本中の基本で、推命には欠かせませんし

判断ができなければ夫々干関係の象意は発生しません。例えば、辛と戊の関係は

日干と印綬、日干と傷官、正財と偏官(殺)、正官と偏印等々(もっとありますね)

の関係がありますが 夫々の象意は干関係よりもまず通変星関係の違いから生じる

ものです。

 例えば、辛は宝石や非鉄金属に例えられ戊は対比で山に例えられ、辛に取っては

産出される母親の様な物です。又庚と戊の対比では金の原石に対して戊は産出され

る山ですが、辛が日干なら戊は母親の様な印綬 庚が日干なら戊は偏印、倒食等と

呼ばれます。辛戊と庚戊の干関係は同じ様な物ですが、通変星の印綬と偏印の象意

は大きく異なります。

 又滴宝式子平学での命式の判断は、日干と他の通変星の関係を見るだけでは無く

他の夫々の干同志の関係や生尅制洩や反生反尅からも判断いたしますし

何時も通変星の意味を念頭に置き推命判断を行う様に教わっております。

                                                                   

< 一寸面白い話 >

 母は辛日生まれ、扶抑用神は忌の印綬(戊)は時干にあります。私が思春期の

頃学校からの帰りが遅くなったり少し気に入らない事を言えば、母は自室の布団

に潜って出て来ませんでしたが、二時間位経つと何事も無かった様にケッロとした

顔で出てきました。引篭もる部屋が扶抑用神の戊印綬ですから、精神的苦労が

あっても其処から出たり入ったりして上手に心休めが出来ますし、自身が引篭もる

事で「今後、そんな態度は許さんよ」と言う警告を発して、人を手品に掛ける道具

として戊を利用する器用さ(知恵)があります。その上印綬ですから周囲の人達から

は助けられ悪者は私の方で「お前の行動が悪いのだから仕方ありません。今後気を

つけなさい」てな事になります。

用神がこの人の基本的考えの心情は「自身の居心地良くしてくれる処で落ち

着きたい」となりますが、例えば良く見せてくれる洗金壬の透干があれば、そちら

に気が向きますから、考え方と落ち着く先は違う事が多々ありますが、それは前記

の様に用神の通変星が根本的考えが原因だからです。それでも陰陽混合の通変星の

透干がなければ一途なタイプで迷いは少ない方です。又、そうした変わった行動は

社会や贔屓にしてくれる目上に対して行えば居心地は、悪くなりますから

取りません。

辛に取っての戊印綬は大きな知恵袋ですから、鉄の原石庚日の戊偏印とは全く

違う出方になります。これは通変星の印綬と偏印の違いからくるものと言えます。

辛日生まれ月令等が効いていれば、戊が強く引篭もったとしても

必ず時期の到来と共に世の中に出ていきます。

この様に通変星は、子平学判断には絶対に欠かせないものです。

 

子平学・四柱推命の基本 十干の通変星表 - sihoinのブログ

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

         「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/10/01 )

 

 子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

 子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

 

子峰院の子平学・四柱推命(甲に取っての乙)

 私は冬生まれの割には日中の時間帯は苦手です。何故かといえば月支以外は

火支の巳寅未で戊山に薄っすら積もった喜の癸財が、日中の日差によって蒸発して

しまうからです。

昼が苦手な理由等考えた事はありませんでしたが、最近になってやっと気がつきま

した。買い物等の用事は別として、運動の為の散歩は毎晩夕食を済ませて出かけま

す。それも若い娘さんなら絶対行ってはいけない様な場所に・・・、木々や雑草に

覆われた夜道を今でしたら虫の音を聞きながら歩きますが、それでも時々何時も顔

を合わす人と、すれ違ったり追い抜かれたり「こんばんは」と挨拶を交わして前進

します。と、言っても人通りは僅かに過ぎず、先日九月の始め何時もより

もっと蒸し暑い夜のせいか、人っ子一人通る様子も無く懐中電灯を手に何時もの

ように歩を進めいて行きますと、口笛の音が聞え耳を澄ませばどうも後ろからの

様で自転車の音も・・・自転車が追い越して行きました。1分も経ったでしょうか

同じ曲で又口笛が背後から聞えます。「あれ!?」と思うも後ろを振り返るのも

嫌な気分でしたから真っ直ぐ前だけ向いて歩いていると、何時しか口笛が止み暫く

して振り返っても人の気配は無く、なら!其の続きを私が吹いてやろうではない

かと意気込み口をすぼめ突き出して吹こうとしても出るのは気の抜けた様な僅か

に勢いづいている擦れた音の息音ばかり、それからは年甲斐も無くスキップで

家路へと・・・

誰だったのでしょうか?2023年、晩夏の思い出送り物を下さったのは?

さて、次は

                                                         

< 甲と乙の関係 >

神峰通考 干支体象詩 「甲木詩日」では、

「源無枝葉與根荄」(もともと甲木は枝葉や根のついたものの名称ではあり

ません)続けて(自然界で長い期間生き続けるにはこまかい土や湿った土に

素直にむきあって、根を深くうめなければならない)と・・・・まだまだ続き

ますが。

古説では「甲と乙の関係は甲木に対して側干の乙木は蔓や枝葉に例えられ

て、巻きついたり枝葉となって甲木の養分を横取りする乙は、甲に取っては迷惑

な弟(きのと=木の弟)であって、乙は甲を強めない。」と、解釈しています

自説ですが、「透干の干を強めるのには比和(同気)の干を使うと良い」の論説に

対しての異論と考えると頷けます。

「この場合乙は甲を強めない」では、どうすれば甲木を強めるのか?今回はそれ

にはあまり触れず、甲に取っての乙、特に今回は甲日生まれの乙の役目等に付

いて書き進めて行きけたらと思います。

 甲日の乙の通変星は敗財、甲の一途さに乙の敗財の融通性等が加わり

この場合、特に華やかさ賑やかさがが増し其の表現力は、話題が豊富で話上手。

文書なら副詞や形容詞の使い方等に魅力がありそうです。

又、甲木が最も恐れるのは庚金ですが、月支蔵干(月令)が庚辛以外であれば、

乙は庚を合去ですから非常に役立つ弟ですし、月令が金なら庚乙は化金で厄介な

弟になります。秋生まれは特に恐怖心が顕著ですから、心の萎縮等による弊害等

を注意深く見ています。枝葉や蔓になれば養分の横取りですから、養分不足なら乙

は甲に取って迷惑な存在ですが、養分過多であれば反対で非常に役立つ乙になりま

す。又前者であれば嫌でも甲は乙に従い(奉仕?)後者では押し付けられて乙は甲に

従う(奉仕?)形ですが、地支の根幹は同じ結局のところは一連斲所です。

この様な事からは、性格 表現力、見た目と本質、人間関係、精神面等を

見る事が出来ます。

どうでも良い様に見えますが詳細を把握する事で、相談内容等によっては良い

アドバイスのヒントに繋がります。

 

乙が枝葉や蔓となるのは、勿論甲の側干の場合だけです、日干甲に年干乙の

様な場合は単体で考えた方が良いでしょう。

 

< 子平学の豆知識 >

年支と日支が同じであれば、特に男性の場合結婚は難しい様です。

結婚を、お希望であれば、独立可能な早い時期に、母親とは別居した方が宜しい

でしょう。特に日干と年支・日支が繫がっていればその傾向は強いようです。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

         「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/09/18 )

 

子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

子峰院の子平学・四柱推命(鑑定例 人生の底から急激に上昇)

15年以上も前、ある対談番組でこの方をはじめて知り、そのお話を伺い

驚かされました。小学校中学年より、精神的肉体的に酷い虐めに遭い

リストカットの経験もしたそうです。成績は振るわず高校にも行けなかった

彼が、ある時を境に独学を始め、大学は国立にそして大学院まで修了しました。

そんな並外れた経験を持った彼の人生に引かれて、当時勉強させて頂きました

が、現在も尚お元気でご活躍の情報を得る事が出来ました。

 

<命式・男性・推時>    ※生時は推定です。

時 日 月 年    甲己―絆神強化 甲は三倍の強さ

食   官 劫    月令-癸 季節-冬

辛 己 甲 戊    戊己2干1支 (3)

未 卯 子 申    辛1干1支  (2)

己 乙 癸 庚    甲(強化)3干2支 (5)

   

A3 対 B7  格名ー内格 正官格  扶抑用神-正官

Aが弱く喜 Bが強く忌

〇土と火が強まる時期は喜運、弱まる時期は忌運

 

< 命式は >

 日干己は未に根を持つが、強化の強い甲木に酷く尅され身弱傾向、

己は時干の辛からも洩気で弱められている。年干戊劫財の透干は日干を

強めないものの、甲は戊にも気が向き尅の力の分散に効果がある、申は忌

の強い甲に対しては喜だが、月令癸の元となる子とは半合に組して水

としては弱くなく喜忌双方の役割があり△とした。又木の根は卯未で水を欲し

がる忌の根に潤いを与えたり、化水の原因を作る月支子は役割的にも良く無く

月令癸と共に忌。

 

< 大運 >  11才丙運は化水 丙は壬に 時干辛は癸に変化

91 81 71   61   51 41 31   21 11 1

      △ 〇 〇 〇 〇 ✓ ✓

甲 癸 壬 辛 庚 己 戊   乙    (年運)庚辛壬癸甲

官 才 財 食 傷 比 劫 倒 財 殺

戌 酉 申 未 午 巳 辰 卯 寅 丑      (年運)乙壬丁戊己                  〇 〇 △ △ 〇 △ △ ✓ △ 〇

卯 卯       子 申      申 子

 

< 大運は >

 小学校中学年より精神的、肉体的に酷いいじめと成績の悪さに悩み続け

リストカットの経験もしているそうです。

〇1才乙~「乙、陰土(己)よく尅す」と言われ、身弱の己に取って乙はしんどい

相手です。困難の時期です。複雑な家庭環境で父親からもイジメを受けたそう

です。

年干戊は喜ですが、日干との間甲からの尅を分散している為乙運も同じ様

な傾向は、本人が苦しい時程度には多少の違いがあるものの父親も苦しん

でいます。経済状態は苦しかったそうです。

〇6才丑~丑は月支子と支合、子とは和合(仲良し)冲と比べると作用は弱く

10年運で考えると乙運の酷い影響が継続している可能性はあります。

〇11才壬(化水)~時干辛も癸に変化、冲天奔地、壬癸水は月令にも旺じ

られ戊は山崩れ、甲は流木、己は流土、辛は沈金と命式の天干に影響を与え

酷く弱体、悪い状態です。

〇16才寅~16才に母親を18才に母親を亡くしています。原因は壬運にあると

思われます。40才迄の年支の変化は母親だけでなく父親の変化も場合

あります。

〇21才丁~丁は甲を洩気で弱め戊己の土を強める木と土の通関用神で、良い

役割を果します。木火通命でもあり通関神の中でも最高の役割をするのがこの

場合の丁です。又木の根である未卯は丁火に洩れ易い地支ですし、未は特にこ

の時期木火土に還流して非常に良い役割です。強い丁は忌の辛を尅します。

調節期としては早く以降の人生に期待が持てます。

丁運中の23才より小学中学年のドリルで独学を始めています。

現実でも、良い伴侶との出会いがありその伴侶から高校進学を勧められ

その後夜間高校から国立大学、大学院と進んみ36歳母校の高校の

教論に向かえられていますし、物理学の研究にも熱心だったそうです。

その後の大運も悪くありませんから人並み以上に、飛躍の可能性は充分あり

ます。

現実では、教育関係の仕事、そして現在は執筆や講演等で活躍中です。

表題は、「人生の底から急激に上昇」と付けました。よそ目からは良く

見えますが、上記に書きましたように何もかも最低の状況からの急角度の上昇

は、心身ともに疲れる状態ですから非常な苦労があり努力が求められ、成果が

大きければ大きい程、苦労努力は比例、決して楽ちんコースではありません。

 

大運の大きな流れは推命上とても役立ち、この大運の様に幼少青年期が忌運続

でどんなに悲愴であっても、其の後喜運が長く続く様な人は決してぐれる様な

事はありませんし、人生の悪を、自身の生い立ちのせいにする事もありません。

 

 

< 最後に >

 日干己土と側干甲の関係は化土にならなければ、絆神強化の甲は三倍の強さ

になり習い立ての頃、滴宝先生は「草花を植えるような植木鉢に、大きな木を

植えるようなもの」と仰っておられました。日干(本人)にとって甲はしんどい

相手で干関係は良くありません。

推命経験では、虐めを受ける人や身体特に足の不自由な方を見ました。

しかし反骨精神が強いのでしょうか、皆さん夫々良い成果を出されています。

甲乙は、言語力の才を表して語学や短歌・詩の世界に身を投じている方もおられ

切ない自身の気持ちの表現は、苦労した人ならこその魅力があります。この方

は数学や物理、自身の体験を生かしたエッセイの出版や講演等の世界で活躍し

ておらられます。この方の場合調節期の丁運は偏印ですから印星の道と甲の

文書力等を生かした道、時の遭遇が一役買った命式と言えるでしょう。

病薬論の命式判断は命中には無用と役立つ干と支を見出して推命する

方法ですが、こうして推命してみますと不要な干支を見つけるのは非常に厄介

です。

この様に迷惑な干支の役立つ時期や役立て法を見出す推命法もあります。

私の場合、万年暦から手書きで書き写し、干合・冲・支合で力量を測り

大運を手書きしていくうちに思いつく事が多々あってそれに赴くまま推命

を行っています。手書きならではの思いつきです。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著     「改訂版 あなたの運命のすべて」

          「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

          「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/09/07 )

 

 子峰院へのお問い合わせはこちら

       ↓   

子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

子峰院の子平学・四柱推命 ( 正・偏官について )

 ブログを認(したた)めようと思いますが、残暑に翻弄されて頭の巡りがより

悪くなって思うように行きません。今回は出来るだけぐうたらを決め込んで

短文で終らせようと計画付いております。

 子平学は日干を基本に考える事から、日干を弱めるグループと強める

グループの二つに分けられ、喜忌は夫々のグループで分別されます。

(実際は、この様に単純ではありませんが・・・)

官星(正・偏官)とは、基本日干を尅し弱める働きがありますが、

見るに難しい天干だと思います。官星は日干を制尅するだけでなく、

日干を強める印星を生じ、食傷からは制尅される関係にありますが、

日干類と印星は同じグループで喜忌は同じになりますが、喜の日干を尅す

官星は悪い働きをしますが、弱い喜の印星を生じる官は忌であってもそんなに

悪くない場合が多々あります。

食神・傷官は、日干を洩気で弱めますから日干を弱める官星と同じグループ

に属しますが、傷官見官・食神制殺と言って、傷官と正官・食神と偏官の組み合

わせはその力量や還流関係や透干場所によっては同じグループであっても喜忌

は異なる事がよくありますから、その喜忌や象意の判断はより慎重になるべき

でしょう。

さて、官星は地位欲を現しますが、

正官の主な性格象意の一つに、目上に対しては礼儀正しく、目下に対しては

厳しい。それにたいして偏官の性格象意は、目下に対して優しく、目上には厳

しいがあります。

滴宝先生の偏官(殺)の面白象意とし、目上の人に対して「貴方の言い分も聞きま

すが、其の前に一寸私の言い分も聞いて下さい」があります。

官星の性格の拘りとして、「正邪に厳しい」と「義理人情に厚い」などが挙げられ

ますが、同じ様であって違うのがこの正邪と義理人情です。

経験から、付き合いの良いのは義理人情で、悪いのは正邪とも言えますし、

義理人情は恩ある人にはどんな事があっても「味方」のつき、恩があろうと無

かろうと正しい行動を取る側の味方につくのは正邪と言え、その基本的考

えは真逆に位置します。

官星の欲望の一つには「地位欲」がありますが、昇進等の地位向上にはやはり

後ろ盾や贔屓にしてくれる人が多ければ多い程有利になります。この場合は

義理人情に訴える事になるのでしょう。そうした組織に属した経験はありま

せんが仕事上ではよく耳にします。しかし義理人情には落とし穴がありまして

とんでもないハプニングと遭遇する事もあるようです。其点可能性は少なくても

正邪の道は一匹狼ですがチャンスの到来には身辺は清く、安全で着実に

可能性を現実に変えらる事は間違いないようです。

 

学友のお父様の話ですが)

高校卒業後公務員になり定年まで勤めた人でした。友達の

話では曲った事が嫌いな堅物で、盆や暮れの品を受け取らず不必要な交際

はせず勤めが終れば真っ直ぐに家に帰る様な変わり者だったそうです。

(変わり者と言えるかどうか?)

長い勤めの期間中に同僚達は色々な問題を起こし勤めを辞めていく人も少なく

無かったそうです。友の父親は付き合いの悪さから昇進を諦めていたそうです

が、退職の数年前にその生真面目さが買われて室長を命じられ定年まで全うし

たそうです。

友「くそ真面目な父を馬鹿にした期間が長くて申し訳なく後悔したけど、救いは

母がそんな父を尊敬し続けてくれた事、私は御蔭で形見の狭い思いをしないで

済んだ事には感謝しか無く、定年後の両親を大切にしようと思う。」と話してく

れた事を思い出します。

 

祖母には野菜作りの仲間が数人いまして、其の方達に市役所から野菜作りの

指導者が二ヵ月に一度程、同じ人が訪れていました。テーブルを囲んでの

講義や畑に出向いての指導でした。仲間達で季節のお礼をと考えた様でしたが

「お気遣いありませんように」と断わられたそうでした。それでも育った野菜は

出来栄えの確認の為にと仰って持ち帰る事があったそうです。この方がエリート

の公務員と知ったのはつい最近でした。

知り合いの若い男性は、国立大学と院を卒業後、国家公務員になりましたが、

指導者として東京から地方へ転勤、転勤先は知人のいない場所を選択しなけれ

ばいけないそうです。エリートなのにあ~この方も出世とは縁遠い世界へと行く

のだろうなーとつまらない事を考えました。大学の頃北海道で林業の仕事がした

いと仰っていましたから林業の指導員かな等と思っています。

祖母達の農業指導員は、この方と階級が同じ国家公務員だったのではと気付

かされました。さて、

 

そこで、子平学の豆知識

この様に、人生は20歳代で大方の目安が付く方が多くおられますが、以外に

思わず落とし穴もしくはチャンスは30代~40代に訪れます。それは元運で

の月柱、主には月干の干合が巡る運に位置します。月干の干合は忌運と決定

付ける推命も少なくありませんが、それですと30・40代の転角は誰でもが

落ち目と言う事になります。しかし人生はそんなに単純では無いと思われます。

勿論この月干の干合時期の見極めは非常に重要で見逃し出来ない時期です

 

平岡滴宝訳 新訳滴天髄、「通隔論」では

月干は、年干と日干の通関神として説明しております。

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著   「改訂版 あなたの運命のすべて」

        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                     「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/08/26 )

 

  子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

  子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

子峰院の子平学・四柱推命 ( 十二支の申 )

八月が始まりましたが、子平学・四柱推命では今月の月節の8月8日で

月干支は庚申に変わります。「立秋」ですね。

一寸、口づさみたくなりますね。

  ― 風たちぬ 今は秋 今日から私は心のた~び~びと~ ― 

そうです。暦の上ではこんなに暑いのに秋なのですね。話が又それてしまい

ました。

暦は不思議ですが、子平学・四柱推命に取って「暦」は切っても切れない重要な

関係です。

立秋」はその年によって違い、8月の8日か7日ですが、

今年は8日になります。

 

今回は 十二支の内の「」に挑戦いたします。

  ( 十二支 申について )

平岡滴宝訳 神峰通考 干支体象詩 申宮詩曰 から

最初に「申金剛健月支逢」 月支の申は剛健、

最後に「温柔珠玉不相同」 申がどう言う状態かを知ろうと思えば、暖かい

、柔らかい、真珠、玉なのかなど、その状態をまず知るべきです。

ご存知の様に、同じ地支でも場所によってその強さは変わり、勿論月支が

1番ですし、人生の前後半で強さが変わる場所もあります。

月支の強さが1番強くても申の場合、どの命式でも剛健と言う訳に行かな

いのは当然の事ですから、推命時には見極めが重要になります。

申金の文と温柔の文の間には申の有り様を面白く書いています。

申は水の会局、金の方局に属しますが正気は庚ですし月令(月支蔵干)は

8月の1ヶ月間「庚」で通します。申詩には「子辰局裏得光鋒」ともあり、水局

の申を言い、色々と勉強になる話が満載しております。

「温柔珠玉不相同」は酉か辛の話では無いかと疑われる人も少なからずいる

のではと思いましたが、間違いなく「申宮」です。

 

さて補注では、

命式のあらゆる状態の申と側支の他の十二支との関係の説明がありますし

申が怜悧、頑健、温情、温と柔、玉、剛頑、剛と柔 等々の説明が多彩です。

申宮詩曰の補注最後には、

位置に関しては子の項でのべましたが、これはすべての地支においても

同じですし、質の考え方にもあてはまります。

又側支と、離れている場合での順序は、当然側支との関係が先です。」

と述べております。

 ※色変えの文は本文を書き写しおります。

                

( 子平学・四柱推命の豆知識 )

 申は、上記の通り金水を強めますが庚と壬をより強めます。申は金と水と

通用門であり還流があれば、壬水を尚強める役割をします。

又「金多ければ、水は反って濁る」と言われる事から月支の申が壬水を支えて

いれば良し悪しは兎も角その傾向と考えて良いでしょう。

水が清ければ良いかと言えば現実では、誠実面では良しとしても、融通の利か

なさで出る場合は義理人情には不利な事が多い様ですし、時に贔屓に期待する

場合等は思う様な期待は望めない事が多々あります。

経験上「濁り」は不都合では無い場合があります。しかし、濁りの短所である

象意は子平学・四柱推命では知っておく必要は当然あります。

 

唐突に!( 家を買う時 )

子平学・四柱推命に引かれた理由の一つには、「家」があります。

家を買う時、選ぶ時、個人に取って家を買う事は人生の一大事業で出費は

膨大な金額になりますから慎重な選択が必要です。

今回は、そう言った観点から占いとは関係は有りませんが少しでも役立てば

と思い現実的なお話を書きたいと思います。

 知人に頼まれて新築建売の物件を見に行った時の事です。

その日は大降りの雨でしたが、前もっての約束で双方の都合から日にちの変更

はできませんでした。家は三階建て出窓があり見た目には素敵な家でした。

互いにお風呂やトイレと隅々を見て廻りあーだのこーだの言って点検して

長い時間を新築の家で過ごしていると、雨は酷くなるばかりでした。

大きな音がする出窓を見れば、出窓の取り付け部分からザーザーと雨漏りが

していて、彼女「駄目だコリャ」と言って不動産屋さんも大いに納得、

そそくさと物件から遠のいた事がありました。

大降りの雨の日に、物件を見学は悪くはなさそう」と言う話でした。

 お し ま い      

 

今日は食糧不足が何日も続いた沖縄にやっと、日本航空とイオンが支援物資の

緊急輸送を始めたとのニュースを聞いて「良かった」と声を

つい挙げてしまいました。

                     ※無断転載禁ず

 

    ( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳   「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著   「改訂版 あなたの運命のすべて」

                        「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

                    「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/08/08 )

 

  子峰院へのお問い合わせはこちら

       ↓   

子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

子峰院の子平学・四柱推命 ( 子平学・四柱推命への道 No1 )

 私事ですが三十年も前の事、平均気温は例年になくきびしい暑い夏の事で

した。何時もに無く体調を壊し慌てて病院へ、検査結果でははっきり解らず

即入院を言い渡され、病院のスタッフの方々はお盆休みの計画で手術の制限

がされた中に割り込みで手術が行われる事になりました。

平岡滴宝先生は、手術前に病院に駆けつけてくれて「大した事はありません。

大丈夫ですから安心して下さい。」と言われて安心して手術を受けました。

結果、先生が仰った通り大した事はありませんでした。

しかし、先日この時期の私の推命をしたところ、

大運は巳(忌の丙・辛)、年運は丙、大・年運共忌、命式は冬生まれの弱い

癸(雪)の喜財(生命力)が解け蒸発の状態は決して安心できるものでは無いと

考えました。

先生は私を安心させる為に嘘をついたのか?と思いましたが、過ぎた

ことだからと言って放置せずに自分で安心材料を見つけて納得したいと

思いました

40代元運の元となる天干は年・月共に喜、年支は巳(閑支、火金の養虎)、

月支は丑、月令は己ですが唯一癸の喜財を支えている用神でもありました。

この丑の場所は月支と強くその時期の元運にも係わり、凍土と冷たさの特徴

を持ち被害は少なかった事が助けられた要因だと確信できましたし、師も

確信を持って私に声掛けして下さったと理解できました。

この時思いました。占術に頼るなら自分で勉強するべきだと、占術を頼る人に

取って、それは人生の方向性を決める判断材料の一つでもあるからです。

自身に取って理論的に信頼でき、尚且つ実証や確認ができれば理想だと、

こうした意味からも私は、子平学を勉強してきて良かったと思います。

 

話を変えて!

嫁いで間も無い若い頃、遠く離れた兄の結婚式の為に出発しようとした時

「占いによると貴女は日が悪いから結婚式の出席は諦めなさい」と

逆らえない人から言われて、渋々諦めた覚えがあります。

今では誰を恨むでも無く、相手を説得する力の無い精神的幼さからと、

気付きましたが、一時期はその事がトラウマとなって占いを嫌いになりました。

しかし、子供の事では「溺れる者は藁をも掴む」で、ご近所の人達に頼りにされ、

知り合いでもあった滴宝先生に頼り、以後「基本、人生は自力本願」の

先生のお考えが、止める親戚を振り切って故郷を捨て、新しい家族以外は、

御祖先を含め頼れる人の無い私に取って、理想とする人生観とマッチして

この子平学の虜になったと言う訳です。

 

余談

「人生は自力本願」と言いながら、「頑張れ」は言わない、困った時に助けてく

れる人を見定める大切さは、厳しく教わっています。

 

子平学・四柱推命の豆知識

( 壬水について )

壬は川や湖、海に例えられますが、推命ではもっと詳細に分ける必要な

場合があります。

例えば、夏生まれ(月令が丙や丁)、壬が1干0支の場合は水溜りと見る

場合が多くあります。その時壬は木や土そして金(鈍防止)への奉仕ですか

ら、日干が壬なら格によって喜忌は異なりますが人間関係は兎も角とし

て、嫌な事は「嫌」と言える日頃の心掛けは自身に取って重要となります。

壬水は、水溜り・湖・川・大海・等々、真冬の湖は凍っているかも知れません。

「壬水弱く、丙丁強ければ枯れるように壬水は弱ります。」↓

   

最後に

ある頃から

命式を二分するなら「本人に取って有利で周囲の方には不利」な命式と「本人

には不利で他人に有利」な命式に分けられると気付き、無意識の内にそれを

分別する事で、この不器用な私が依頼者方へのメッセージやアドバイスが早く

思いつく事ができます。

又それは、不思議な事に多くの方々が唱える身旺身弱とは全く関係

していない事には驚いています。

これからは、婆の暴走として子平学を違った目線で紹介できれば理想です。

暦の上では

秋は直ぐ其処ですが、残暑はまだまだ容赦なく続きそうです。

  くれぐれも、ご自愛下さいます様に

               ※無断転載禁ず

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著     「改訂版 あなたの運命のすべて」

          「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

       「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/08/02 )

 

    子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

  子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html

子峰院の子平学・四柱推命 ( 味方は誰もいません )

 前回の続きになります。

命式の読み方は色々ありますが、甲と丁の関係は基本丁火が甲木を燃やし

(洩気)て丁を強めると考えるのが通常です。

又、丁火と癸水の関係は、滴宝先生は自身の鑑定経験から「ロウソクの火に

水滴をかけるとパチパチと反発音をたてるような現象で決して良く無い」と

「激の関係」と迄仰っていました。しかし今回、人は大義名分の為に経験に

学び此処まで変われるものかと考えさせられた命式です。

今回の命式は丁日生れに月干癸と時干甲に挟まれていますが、意外な

結末の鑑定経験になりました。

 

< 命式 >

時 日 月 年

印    殺 官     月令-癸  季節-冬  丑午-害

甲 丁 癸 壬     丁1干1支 (2)

辰 丑 丑 午     甲1干1支 (2)     

戊 己 癸 丁     壬癸2干(令)3支 (7,5)

    A4 対 B7,5  内格:正官格

           内格Aが弱く喜 Bが強く忌

< 命式は >

午丑は害の関係、午は喜の日干を支え火の専支で命式上非常に重要な

地支ですからこの午を冲や支合運の到来にも安定させる丑との害は、

有情と言って良いでしょう。

季節は冬、2支の丑は両側の午と辰そして天干の丁に温められ全くの

凍土では無くどちらかと言えば解けて柔らかくなっているが,時にやや凍土

と言った感じの手法は多く機転の効いた要領の良さである。又この命の

辰と丑は体質を丈夫に無理の効く体質ですから無理をし過ぎる傾向です。

時干甲は水支でもある辰の根を持ち、命式全体に水気が多く湿の強い湿木

どう頑張っても丁でこの甲を洩気(燃やす)で丁を強める事は無理で、

印綬でありながら丁(本人)の見方をしてくれません。

 

< 大運 >

93 83 73 63 53   43 33 23  13 03

✓ ✓ ✓ 〇 〇 〇 ◎ ✓ ✓ ✓

辛 壬 癸 甲 乙 丙 丁   庚   ←(年運)乙丙丁戊己

才 官 殺 印 倒 劫 比 傷 食 財

卯 辰 巳 午  申 酉 戌 亥 子   ←(年運)庚辛壬癸甲

〇 △ 〇 〇 〇 ✓ △ △ ✓ ✓

            辰 辰   午   ←冲・支合する地支

            

< 大運は >

 大運と元運共幼少・青年期の運の悪さが目立つ事から「どうでしたか?」

と問えば「想い出したく無い程酷いものでした」と、ですからその先は聞い

ていません。但し年支の母親からは「手芸一般の技術を叩き込まれたが後に

是ほど役立つとは思っていなかった」と、伺いました。

これは今で言う “英才教育”と言って良いと思います。

23才~の戊運は癸を合去、日干丁と年干壬は強化干合この時期に結婚子供

に恵まれるが離婚、色々酷い推測が出来ます。

28才~の戌は辰を冲で抜き年支丑を頑なにして、精神的には辛い時期。

33才~丁運は壬を合去、AとBのバランスが取れ非常に良い時期の調節期

ですが、調節期は前が悪くその後の運が良い程試練の時期になるのは割りに

多い話です。この方もその例外ではなかったそうです。

商業地の繁華街に手芸材料の店を開き、販売の宣伝を兼ねたお手本作り、

教えを求める人たちに技術を伝授、生徒は日増しに増えていった。

53才乙運~この方の場合新型コロナを味方につけ、販売網と生徒数の

拡大、生徒達が作成した製品を買い取り販売に成功。

58才未運~長年教えた生徒の中には製作教育を任せられる人が数人

育ち、その方達にバトンタッチして自身は監督指揮的な役割を果たして

行きたいそうです。

未運の前半は、害の午丑の間を未は行き来、

未は木支でも火支でもあり、甲木は洩気で丁を強めます。この時期育った

生徒達は日干(本人)の役に立ちます。

後半は日支忌の丑を冲で無力にして喜運。

63才~の甲運は、その後の運が悪ければ人間関係に留意が必要です。

即ち「庇を貸して母屋を取られる」になり兼ねませんが、82才までは

喜運ですからその心配は無いでしょう。

扶抑用神は忌の正官ですが、元運時干は印綬、大運も印星運ですから未運の

後半から、また教育(人に知識を与える)の仕事に戻られると見ています。

 

最後に

印綬・甲木を育てるとは?)

命式甲木は湿の強い冬木で有りながら辰の根を持ち元気な木ですが

湿の強さは印綬で有りながら決して丁(本人)を強める事は有りません。

むしろ甲木を暖めて育てようの出方は親切で謙虚、生徒達からは

「優しく教え上手な先生」と(これは人伝に)

交際力は?)

月干癸(偏官)に対しては日干丁と癸の強さからの象意は反発ですが、

取引先や販売場所の提供してくれる様な人(官=目上の様な人)に対しては

従順ではありませんが、生活の為に誘われ上手の様なお付き合い上手と推察。

彼女は女手一つで子供を育てた苦労人ですから、自身と同じ立場の女性の

手助けをしようとの思いに行き着くのは自然の成り行きでした。

生徒の中には不器用で完成品は売り物にならない様な人には販売や

製品の管理を手伝って貰っているそうです。

別れと出会い)

ストレス解消には日支の丑の護丁を欲しますが、丑は暖めるれば水滴が

落ち丁火としては長時間一緒に要られる相手ではありませんから都合の

良い時だけの相手になります。しかし未の後半の日支丑を抜く時期は別れ、

そして甲運には新しい相手の登場の可能性を見ました。

彼女の言葉)

「若い頃は心を閉ざした時期がありましたが、心をね閉ざしていては

生活が出来ない、生活が出来なければ子供を育てられない。

それではいけないと思ったわけです。」

これは、彼女が生きていく為の大儀です。

 

< 子平学・四柱推命の豆知識

昨日のTwitterです。

己土と壬水の関係は通常「己土濁壬」と言いますが、夫々の強さの比較

では泥土の場合もあります。又己土濁壬で作品作りをされている方は濃淡

を見ます。それは個性ですが己が弱ければ色合いは全体に薄い事が多い

様です。アクセントにはその意識が役立ちます。

己土濁壬は良く無いと言われるのが通常ですが、案外この方達は才能の

持ち主が少なくないのは驚きです。泥土の人には料理人がおられますし、

建築家関係の方もおられます。思い当たる事から先ず口火を切ってみて

下さい。面白い話を次から次へと聞かせてくれます。命式によっては

一寸したアドバイスができる可能性が出てきます。

             ※無断転載禁ず

 

( 子峰院の出版物 及び ブログの参考文献 )

平岡滴宝訳  「改訂版 新訳・滴天髄」 「改訂版 神峰通考干支体象詩」

平岡滴宝著    「改訂版 あなたの運命のすべて」

         「改訂版 子平学・四柱推命法深書」

         「改訂版 秘本・子平廣論」 

 

( 子峰院 占い人・和珞 2023/07/19 )

 

子峰院へのお問い合わせはこちら

     ↓   

 子峰院ホームページ

http://t.co/XRxE0QDoby 

子峰院 【最新改訂版 子平学 四柱推命法 皆伝書】

http://sihoin.web.fc2.com/shihei9.html