2022-01-01から1年間の記事一覧

創作小説 < アイツ・3 >

( この話はフィクションです ) アイツと郁(かおる)) 明日は文化祭と言う日の放課後 大勢の父兄が見学に来るからと花壇を綺麗にする 為に園芸部の仕事をして、その日は何時もより遅くなった。 通学路の違う美枝と別れて学校を出ると橋を渡りかけた時 橋…

子峰院の子平学・四柱推命( 大運について )

今回は大運について書きました。大運は十年で見る いえ 五年で見る等と その論争は尽きる事を知りません。今回私もその論争のお仲間入りをさせて 頂きました。と言っても平岡滴宝式で(大口を叩いておいて)一寸だけ論じて みました。 平岡滴宝著 子平学・四…

創作小説 < アイツ・2 >

校長先生) 二学期は体育祭や文化祭 そして二年生は生徒会委員の選抜選挙等が あって学校は何やら慌しい様子だったがスポーツは嫌いで体育祭は 無ければ良いと思うくらいだし、文化祭にも興味が無く、生徒会も 二年生の問題で毎日が何と無く過ぎて行く感じで…

子峰院の子平学・四柱推命( 鑑定例128 )

< 鑑定例128 > この命式は特殊な従財格になります。 滴天髄は寒暖論で言います。 「地道に燥湿あり、品彙を生成し、人道これを得れば偏るべからず。」 と。地支に寅未の火支があって天干に壬癸の字を見ない命式ですから 寒暖論で言う、完全なる「燥の命…

創作小説 < アイツ・Ⅰ >

( ※この話はフィクションです ) アイツと初めて会ったのは、中学一年生の夏休みが終り二学期の 始業式の日だった。教壇に立って担任に紹介されたアイツは、背が高く 後に皆が言う、牛乳瓶の底の様な眼鏡をかけていた。 最初の印象としては「なんと覇気の無…

子峰院の子平学・四柱推命( 子供の行動性と子平学・四柱推命 )

あるご婦人のお話しです。 都会より初めて、気の合ったご婦人方と子供連れで田舎の川遊びに 行った時の事です。 そんなに川幅は広くなく当日は数日前から雨も降っていなかった為 水量も多くなく、水辺には子供達が遊んだり皆が休むには程好い広さの砂浜も 有…

子峰院の子平学・四柱推命( 鑑定例127 )

< 和珞の鑑定例127 > 今回のブログは鑑定例と決めて鑑定経験の中から、是と定め書き始めまし たが二回程今の社会情勢の流れによって、これはまずいと思い中断しました。 しかし私の依頼者方は、人生にかなり問題を抱えて参ります事からどうしても 両手…

子峰院の子平学・四柱推命( おもしろ通変星 印綬と偏印(倒食) )

日干比劫敗を生じて強める干を印星と言います。又印干は、財干から尅され、 食傷(児)干を尅し、官干から生じらる関係にあります。 日干と陰陽を同じくする印干は偏印、陰陽が異なる印干を印綬と言います。 両印星を、勉学の神様と見る事が多い様ですが、平岡…

子峰院の子平学・四柱推命( 鑑定例126 ) 

印日干比(A)3に対し、児財(B)いずれかが1の場合内・外格の決め方は 難しいと思います。外格の場合は必ず干関係なりのAはBの3倍以上が 必要になり干関係によれば以下の事もある訳です。 この命式は(下記説明)外格であれば、壬財は忌で疵=病の干になり 運…

子峰院の子平学・四柱推命( 滴天髄 通天論の順・悖について )

このブログは「子峰院」発行 平岡滴宝訳 新訳・滴天髄を参考にしています。 命式の順・悖について今まで意識して考えた事が有りませんでしたが、 今回真正面から、自分なりの順・悖について考えてみようと挑戦して見ました。 桜の花が散り始めました。小さな青…

子峰院の子平学・四柱推命( 鑑定例125 ) 

この命式の方は、現在陶芸のお仕事に就き頑張っておられます。 最初はお母様より、娘さんお二人の事で対面鑑定の依頼を受けましたが 鑑定が終って「もう一人の娘を見ていただけませんか?」と恥ずかしそうに 申し出があり急遽の鑑定となりました。当時未熟な…

子峰院の子平学・四柱推命 ( 敗財と劫財 ) 

命式には、本人に取って都合が良い命式と 他人に取って都合が良い 命式がある様な気がしてなりません。今回は敗財では無く 主に「劫財」について書いてみました。 さて、日干と劫財の命式は本人に取って都合が良い命式でしょうか? 敗財とは、日干が陽干なら…

子峰院の子平学・四柱推命( 鑑定例124 )  

この命式に出会った時 一瞬でとりこになりました。いわゆる一目惚れです。 人間は皆同じと言いますが、私にはこれ程素晴らしい命式の持ち主からの 依頼は殆ど無いのではと思います。一目惚れついでに推命をさせて頂きました。 推命の大運には喜忌の印を入れ…

子峰院の子平学・四柱推命( 彼女の身の上話№4 )

< 日干を強めるグループと日干を弱めるグループの 平均が取れた命式は中庸の命式の部類に入ります。> 平岡滴宝式子平学を、私がブログにする時 〇日干を強める、両印星と比肩・敗財・劫財を一つのグループと考え このグループをAグループ、省略してAと書く事…

平岡滴宝訳 「四柱推命秘則 新訳 滴天髄 隠顕論」を読む

このブログは、 平岡滴宝先生の訳による「新訳 滴天髄」を参考に書きました。 滴宝先生の看命方の最大なる特徴は 天干と地支の強さを何干何支と言う 具合に数字に置き換える処にあります。勿論数字が全てでは有りません。 数字化は、月令(季節)と同気の天干…

子峰院 和珞の鑑定例123

今回の命式は、木2・火3・土2・金3・水3、割に五気のバランスが取れた命式 で「中庸で良い命式」と言われる方も多いかと思います。 19才大運は、乙運に入ったばかりの頃稀に観る良い成果を挙げましたが、 性格的な事から「この調子が何時まで続くのか」と…

和珞と子平学・四柱推命 №7(子平心理学)

孫が生まれた事を切っ掛けに本職を投げ出した私は、孫離れの為にも、 家庭生活を重視して次に生きる道を模索している頃 趣味仲間や郷里の看護師の義姉や事業をしている叔母や高校の級友からの 紹介で、推占術の依頼の仕事量は結構有り、同時にその相談内容は…

和珞と子平学・四柱推命 №6(彼の身の上話 №2)

< 天干体象について > ※天干体象とは、自然界と十天干の基本的な対比 即ち干関係を言います。 子平学・四柱推命法深書の中で平岡滴宝先生は 「四柱八字の命式は、四天干の旺衰強弱や天干の並び方の他に、体象としての 関係がわかってこそ、初めて喜や忌に…

子峰院  和珞の鑑定例122

平岡滴宝先生に支持した数十年前ワンツーマンの講義は理論の他、幾人かの 推命をノートの見開き左側に命式・大運と内容を書き指導を仰ぎました。 開いた右側は師によって、殴り書きの様に縦横斜めと多きめの 漢字二・三・四字と書いてくれましたが、当時その意…